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発達障害支援11 応用行動分析による分析
応用行動分析は、行動を通じて他者を理解するための方法で、個人の行動は環境との相互作用によって生じるとの考えに基づいています。行動そのものに着目するのではなく、行動の機能(意味、理由など)に着目して、問題解決を図ることが特徴となっています。 応用行動分析では、増やしたい行動(指導目標)や減らしたい行動(問題行動)について、行動随伴性を分析することによって、問題行動が生じる理由、指導が進まない原
Medical Diet180 運動をしてもやせない人への対応
筋肉を増やすための運動は無酸素運動、体脂肪を減らすための運動は有酸素運動というのは一般的に説明されていることで、体脂肪が多い人は有酸素運動から始めようとします。代表的な有酸素運動はウォーキングなので、まずは歩く時間を長くしよう、歩く距離を長くしようというのが普通の感覚です。 脂肪酸をエネルギー化するためには、細胞のミトコンドリアの中で酸素を使ったエネルギー代謝を盛んにすることが必要ですが、身
健康食品 敵か味方か41 ノンアルコールだけに機能性表示
機能性表示食品は、従来の健康食品の形状(錠剤、カプセルなど)だけでなく、通常の食品や飲料でも、裏付けとなる研究成果・論文を提出することで、機能性の表示が認められています。血圧を下げる機能があるバナナも、血糖値を下げる機能があるお茶も、機能性表示食品の中に分類されています。 機能性表示食品の飲料の中には、ノンアルコールビールも含まれていて、血糖値や中性脂肪値の上昇を緩やかにする難消化性デキスト
ツイン・ウォーク52 目指すべきツインの効果
ツイン(twin)は対(つい)を意味する言葉です。ツイン(twin)・ウォーク(walk)は「2人で歩く」「2本のポールを使って歩く」と意味も含めたネーミングではあるのですが、歩く(walk)ことには一般にイメージされる効果だけではなく、別の効果もあることを示しています。 その複数の効果を得るために、同じ歩くにしても姿勢を変える、速度を変える、ポールを使うなど歩き方を変えるといったことを採用
身体年齢15 基礎代謝と最大呼吸量の加齢推移
基礎代謝は生命を維持するために使われるエネルギー量のことで、1日に使われるエネルギー量のうち70%ほどを占めています。身体を動かすための活動代謝が20%ほど、残りの10%ほどは食後に体温が上昇する食事誘発性熱産生となっています。 基礎代謝が70%というのは成人の場合で、子どもはより多くのエネルギーが必要で、これが成長のために使われています。高齢者の場合には筋肉量の低下と、脂肪酸をエネルギー化
あくまでも噂話116「時代劇で間違っている井戸の形と使い方」
若かりし頃、時代劇の2時間スペシャルが始まり、大手広告代理店のテレビ局出身の方の紹介で、撮影現場に立ち合ったことがあります。主な仕事はスケジュール管理で、出演する方の時間と予定を把握して、出演者に合わせて撮影シーンを調整するという地味な仕事でした。 その仕事は、ずっと座っているのが役割で、撮影現場から少しでも離れる人がいる場合には、私に声をかけるというルールがありました。そのため、私が指定さ
2023/6/7 「どういたしまして」と言い続けたい
家族が自分に対してやってくれることを当たり前のことだと思うのではなくて、感謝している、妻が喜ぶことを最優先にしている、といったことを実践しているとの話を、倫理法人会の講話で何回か聞きました。 表現は違っていても、参加者に言いたいこと、伝えたいことは共通していて、身近な人を気づかうことの大切さ、気づかうためには家族のことを注視すること、そして充分すぎるくらいに理解しないとできないということです
健康食品の法規制41 有効性の差で処分が違う
同じように有効性、機能性を表示したのに、厳しく対処される健康食品がある一方で、それほど厳しく対処されない健康食品もあるというのは事実です。そのようなことが起こっている理由として、健康食品業界では取り締まりをする機関や地域による違い、担当者による違い、会社の過去の実績や信用度の違いなどが指摘されることがあります。 しかし、それだけでなく、商品の有効性の違いが問われて、処分に違いが出てくる場合も
身体年齢14 フレイルの悪循環
身体年齢を若く保つためには筋肉の量が大切になります。筋力を保ち、元気に暮らすために主に注目されているのは骨格筋です。骨格筋の70%ほどは下半身(ヘソから下)にあり、骨格筋が減っていくと歩行速度が低下していきます。 75〜84歳のデータでは、10年生存率は歩行速度が速い人では男性は50%、女性は92%となっています。遅い人では男性は15%、女性は32%となっていて、早く歩ける筋肉が保持されてい
エネルギー代謝74 免疫低下を防ぐには体温維持が大切
免疫は外敵と戦う能力を指していますが、免疫は年齢を重ねていくと低下していきます。免疫のピークは20歳代とされていて、40歳では70%、50歳では50%に低下して、70歳では10%に低下するとの報告があります。これは平均的なことであって、もちろん個人差はあります。 高齢者の場合には、日本老年学会と日本老年医学会が従来に比べて10〜20歳分も心身ともに若くなっていることから、65〜74歳は高齢者