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DNA Answer8 栄養指導は誰の役目なのか

DNAは、その名のとおりアドバイザーであって、発達障害児に対して直接的に食事を作る立場ではありません。DNA認定講習の受講者の中には、発達障害児を育てている保護者、育てた経験がある保護者も含まれることから、直接的に作る資格認定者も誕生するはずですという思いはあります。 資格認定講習を受講して、試験に合格して、資格認定者となったからには、家族のためだけでなく、時期が来たら地域のため、社会のため


DNA Answer7 メディカルダイエット資格認定者は一部免除

DNA認定講習と認定講師養成講習を担当する日本メディカルダイエット支援機構は、メディカルダイエットを冠した資格認定ができる唯一の団体であることから、メディカルダイエットアドバイザー認定講習を実施しています。3段階方式(初級、中級、上級)を採用して、それぞれ異なる講習テキストで3講習の総数は350ページになっています。 “ダイエット”とついているので、通常のダイエットの派生と思われることがある


エネルギー代謝54 代謝とは何だろうか

人間の身体の中でエネルギーを作り出し、作り出されたエネルギーを効率よく使っていく一連の流れは「代謝」と呼ばれています。代謝という用語は、「年齢を重ねると代謝が低下する」、「代謝が低下すると同じ食事と運動をしても太っていく」というように使われますが、そのときの代謝は“エネルギー代謝”を指しています。 代謝は、エネルギー源からエネルギーを作り出す異化と、作り出されたエネルギーを用いて身体に必要な


代謝と糖尿病3 糖尿病はエネルギーコントロールの乱れ

糖尿病は血液中のブドウ糖の量によって判定されるため、ブドウ糖の摂取量を減らしさえすればよいという考え方をする人がいて、その中には医師も含まれています。ブドウ糖の摂取を限界まで減らすような極端な糖質制限をすすめる人が、それに当たります。 糖尿病の治療食はブドウ糖が含まれる糖質を大きく減らす、場合によっては糖質を摂取しないということを考える人が少なからずいますが、糖尿病の患者のための食事指導でも


DNA Answer6 継続可能な講習制度

DNAの教育体制のモデルとした家元制度は、創始者が亡くなっても継続できる宗家があってこそ成り立っています。脈々と歴史を重ねてきた家元であれば、伝統を受け継ぐための家系もしっかりとしていて、過去の積み重ねに更新を加えれば成り立つかもしれません。それに比べると、発達栄養は創設されたばかりの家元のようなもので、やるべきことは山のようにあります。 個人的なことではありますが、子どもがいても離れたとこ


DNA Answer5 モデルにしたのは家元制度

DNA認定講習は、認定講師がDNA認定講習の講師を務めるという2段階方式からスタートしますが、これは狭い地域から始める初期段階の対応策で、認定講師の活動範囲が広がっていたら、認定講師の講習をする専任講師を加えた3段階方式を想定しています。 現在はDNA認定講習を担当する認定講師養成講習は本部講師が務めています。それぞれの受講者の関心度や理解度などのリテラシー(読解力)が異なることなら、マンツ


発達栄養86 牛乳に期待される栄養摂取

牛乳に特に期待される栄養素はカルシウムです。カルシウムの平均的な吸収率は約30%となっていますが、牛乳は約40%となっています。コップ1杯(200ml)には227mgのカルシウムが含まれているので、吸収率が40%では約90mgが吸収されることになります。ただ、牛乳だけでカルシウムを摂取しようとしたら毎日9杯以上を飲まなければならないことになります。 吸収率は牛乳の約40%に対して、小魚は約3


ツイン・ウォーク28 膝痛対策の歩き方

膝に健康のためには歩いたほうがよいという考えがある一方で、歩くことによって膝が痛むようになるのであまり歩かないほうがよいという考えもあります。 高齢者の場合には膝の軟骨が長年の使用によってすり減っているために、それ以上のすり減りを起こさないように歩かないことが整形外科的にはすすめられます。人工関節が必要な状態の人に対しては、膝の負担を減らすために歩行が制限されることもあります。 それに


発達支援推進25 当たり前の考え方こそが社会的障壁

社会的に当たり前と考えられるようになったことが、いまだに当たり前になっていない人にとっては、当たり前とされることは大きな障壁となっています。発達障害者支援法では、発達障害者を“発達障害”があって、そのために“社会的障壁”がある人のことだと定義しています。 発達障害があっても社会的障壁がなければ発達障害者(子どもの場合は発達障害児)ではないということで、社会的障壁を取り除くことが最も重要なこと


記念日1月21日〜31日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 1月21日 日本スイートピーの会が花びら(旗弁、翼弁、舟弁)の1枚、2枚、1枚あることから1月21日を「スイートピーの日」と制定。毎月21日は「木挽BLUEの日」(雲海酒造)。 1月22日 全日本カレー工業協同組合が1982年1月22日に全国学校栄養士協議会が統一メニューとしてカレーを提供したことにちなんで「カレーの日」と制定。毎月22日は「