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ポストコロナ「鬼の片棒」2
鬼を新型コロナウイルス感染症に例えた話を前回しましたが、コロナ禍で被害を受けている人に、追い討ちをかけるように経済的に立ち行かなくなるようなことをした人は、まさに「鬼の片棒」を担いだと非難されても仕方がないことです。 機能性がある食品を輸入して販売している会社が、国内シェアのトップとなり、販売価格の決定権も握って、営業社員を増やしてデパートなどで試食を繰り返して販売量を大きく伸ばし続けていました
NPO法人なのにセミナーを無料で実施しない理由
日本メディカルダイエット支援機構は特定非営利活動法人です。14年前に内閣府によって認証されました。特定非営利活動法人はNPO法人と略して呼ばれます。NPOはNon Profit Organizationの頭文字をとったもので、直訳すると利益を得ない団体ということになります。とはいえ、利益がなければ活動はできないのが世の常で、そのために特定非営利活動法人であっても収益活動をすることができます。 特
健康ウォーキング60 ウォーキング×栄養×休養による認知機能改善
ウォーキングは認知機能を改善する方法として実践されていますが、その効果を高めるために歩くことだけでなく、栄養との組み合わせ、休養との組み合わせによる方法を採用して健康ウォーキングとして実践しています。この組み合わせの手法は、メディカルダイエットの研究に基づいたもので、エネルギー代謝を高めるために始められたものです。 *ウォーキング×栄養 脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖は、通常は膵臓からイ
発達栄養学212 体育、保健体育での食に関する指導・小学校6
文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは体育、保健体育の小学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。 〔主な学習内容・活動〕 *前時までの学習(体の発育・発達、思春期の心と体の変化)について確認する。 〔指導上の留意点〕 *前時の学習を想起することによって、体の発育・発達や思春期の心と体の変化について再確認し、成長することへ
ポストコロナ「鬼の片棒」1
コロナ後を考える連続コラムのテーマの「鬼の片棒」を見て、「鬼に金棒」の変換ミスでないかと思われるかもしれませんが、ちゃんと“鬼の”“片棒”と打ち込んでいます。「鬼に金棒」は素手でも最強の鬼は金棒を持ったら、もっと強くなって手に負えない状態になってしまうということで、優れた人にふさわしいものが加わると、一段と引き立つことを指しています。 今回はメインテーマの「鬼の片棒」ではなく、サブテーマの「鬼の
記念日12月7日〜13日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 12月7日 紙芝居文化の会が国際交流を目指して創立日の2001年12月7日にちなんで「世界KAMISHIBAIの日」と制定。毎月7日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)。 12月8日 過去の写真や思い出のアルバムを使って自分自身を発見することで本当の自分の幸せを見つけるアルバムセラピーの普及をする日本アルバムセラピー協会が設立記念日の2015
脳の健康寿命18 朝食抜きは禁止
ビタミンB₆とビタミンB₁₂は体内では12時間ほどしか保持されないために、朝食と夕食で摂る必要があり、少なくとも朝食を抜くようはことはしていけないというわけですが、朝食抜きがいけない理由は、これ以外にもあります。それは、脳の中でブドウ糖が保持される時間とも関係しています。 脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖とされています。その理由ですが、三大エネルギー源の糖質、脂質、たんぱく質のうち血液脳関門を通
サプリ概論109 鉄は下痢の原因にもなる
サプリメントは不足する栄養成分を補うことを目的としているものですが、摂取量が多くなりすぎることによって過剰症が起こることがあります。そのため、許容上限量を超えないようにする必要があります。しかし、過剰症とは別に身体不調を起こすことがあります。その中でも目立って多いのが下痢や軟便です。 鉄は、エネルギー代謝の酵素の構成成分となるミネラルで、赤血球の色素成分であるヘモグロビンの成分として酸素の運搬、
学習支援11 学習障害の特性①識字障害8
文字を見るときには眼球を動かさずに直視するだけでは認識できる範囲が限られます。限られた範囲しか見ることができないと全体を把握しにくくなります。狭い範囲を見て覚え、それに続く文章は再び狭い範囲で見るということを繰り返していたら、なかなか全体を把握することは難しくなります。 これは現在のパソコンの文章ソフトの表示範囲と、初期のワードプロセッサーの表示範囲との比較で考えることができます。初期のワードプ
ポストコロナ「情けは自分のためならず」3
コロナ禍で厳しい状況になり、感染拡大が抑えられても少しも好転しないという人が多い中にあって、逆にコロナ禍で大きく伸びた業界もあります。人々の商売がうまく進むように手助けして、庶民の潤いがあって潤うという構造のはずの金融機関が、コロナ禍の2年近くが過ぎて振り返ってみたら大きな収益をあげていたという報道をみると、うまくいっている人に対する投資が成功をするという結果であったことを感じます。 金融機関と