
最新情報
食事摂取基準100 n–6系脂肪酸3
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中からn–6系脂肪酸の「生活習慣病の発症予防」を紹介します。 〔生活習慣病の発症予防〕 コホート研究をまとめたメタ・アナリシスで、リノール酸摂取が肝動脈疾患を予防する可能性が示唆されています。 また、コホート研究をまとめた別のメタ・アナリシスでは、リノール酸摂取と総死亡率、循環器疾患死亡
9月13日の記念日
「明治ミルクチョコレートの日」明治が、ミルクチョコレートが発売された1926年9月13日にちなんで制定。 毎月13日:「一汁一菜の日」(一汁一菜ぷらす・みらいご飯)、「お父さんの日」(ヤクルト本社)、「登山の日」(ICI石井スポーツ)
金言の真理3「敵は我に在り」3
タイトルの「金言」の金は、金(きん)と読むのか金(かね)と読むのかというと、もちろん金(きん)ですが、私が長く続けてきたのは書くことと話すことで、言葉を金(かね)にすることをやってきたと言えます。 言葉を金(かね)にする機会としては、書籍と講演がありますが、野村克也さんがプロ野球の現役選手を引退して、評論家や解説者を続けながら監督を目指していたときに、私の仕事先の一つの厨房機器の工業会の会合
日々修行〔番外7〕40年前から続く甘いもの
40年前の1985年は、いちご大福が初登場した年でした。今や当たり前のスイーツで、翌年には「日本のトラディショナル・スイーツ」(伝統的甘味)と海外で紹介されたくらいヒットしました。 “元祖いちご大福”を名乗るのは東京・曙橋の商店街の大角玉屋で、当時は曙橋駅から徒歩圏内にあったフジテレビに行く途中にあったので、初登場のときから(少し前の店頭チラシで)知っていました。ただ、いちご大福として一般に
言い間違い34 死ぬに死ねない
「死ぬに死ねない」と言われると、死にたいのに死ぬことができないという意味になってしまいます。そんなにも死にたいのか、死にたいと思うくらいの苦しいことが今も続いているのかということを感じてしまいます。 「死ぬに死ねない」をネット検索すると、「この世の人生に、まだやるべきことがある」「悔いがあること」といった説明文が出てきます。 しかし、これを同じネット検索であっても、有名な辞書のサイトに
代謝科学21 有酸素運動と無酸素運動の境界線
運動をすれば脂肪をエネルギー化する脂肪代謝が高まりますが、運動の程度によって、その結果には大きな差が現れます。有酸素運動は負荷が高まるほど脂肪代謝の効果は高まっていくのですが、有酸素運動であっても負荷が高まると無酸素領域となります。 効果的な運動をするには、有酸素運動と無酸素運動の境界線のレベルを継続させることが重要となります。 その境界線はATポイントと呼ばれます。AT(Anaero
9月12日の記念日
「秋のメープルもみじの日」洋菓子のサンエール(広島市)が、1966年9月12日に広島県の県木がモミジに決定したことにちなんで制定。 毎月12日:「パンの日」(パン食普及協議会)、「育児の日」(神戸新聞社)
金言の真理2「敵は我に在り」2
「敵は我にあり」は、一般に言われているのは、真の敵は外にいるのではなくて、自分自身の中にあるという意味で、困難や失敗の原因を他人のせいにするのではなく、自分の弱さや怠惰、準備不足など、内面に原因を求めるべきだという戒めの言葉です。 この戒めの言葉として使われるときには「敵は我にあり」と書かれるのが通常です。タイトルの「敵は我に在り」との違いは、“あり”と“在り”で、漢字になっているかどうかだ
強み6 L–カルニチン100%のサプリメント
L–カルニチンは脂肪代謝の有効性が認められて、2002年に医薬品の成分だけでなく食品の成分として使用することが厚生労働省によって許可されたものの、その力が充分に発揮されない状態がありました。 それは、科学的な成果が示されていて、最高レベルのサプリメント成分であることが認められているL–カルニチンであっても、実際に摂取する製品が表示されているデータと異なることがあるからです。 というのは
学習特性サポート94 学習障害児の学習環境は“兵隊の靴”
“兵隊の靴”という言葉があります。文字通り兵隊が履いている靴という意味もありますが、たとえとして使われることが多く、その意味するところはサイズが大・中・小くらいにしか別れていない既製品(レディーメイド)を指しています。 既製品に足が合えばよいものの、合わない靴でも履かないわけにはいかず、きつくても我慢する、大きくても我慢するしかないということで、個人の条件を無視した教育のことを揶揄(やゆ)す





