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毛髪の科学22 ストレスがなくなれば白髪は治るのか

白髪になるのは精神的なストレスが大きいと言われています。実際にどうなのかということについては、それぞれの専門家が専門分野の知識を披露して説明してきましたが、新たに科学的な研究成果が発表されています。 ストレスに大きく関係しているのは自律神経の働きで興奮系の交感神経の働きが盛んになりすぎると血管が収縮して血流が低下して、多くの血液を送り込もうとして心拍数が増加します。また、血圧が上昇しますが、


毛髪の科学21 フケは頭皮の“老け”

頭部で気になるものの一つにフケがあります。フケは頭皮の角質細胞に皮脂が混ざって乾燥して剥がれるもので、漢字では浮垢、雲脂とも書かれます。頭皮に限らず、皮膚はターンオーバー(新陳代謝)によって常に剥がれ落ちています。 通常のターンオーバーによって発生したフケは小さくて、毛髪を洗うときに取り除かれるので、フケが洋服の肩について残るようなことはないので目立つことはありません。 そのフケが目立


11月22日の記念日

「いい夫婦の日」余暇開発センターが、いい(11)夫婦(22)の語呂合わせで制定。 「回転寿司記念日」元禄産業(大阪府東大阪市)が回転寿司の考案者の白石義明の誕生日(1913年11月22日)にちなんで制定。 「甘酒ヌーボーの日」ユーセイ・プロモーション(東京都目黒区)が二十四節気の小雪に甘酒を飲むと身も心も温まるということで制定。 「長野県りんごの日」全国農業協同組合連合会長野県本


日々修行84 食券方式のダイエットデザイン

100kcalの食材の摂取を基本とした栄養摂取法は、臨床栄養の世界ではダイエットデザインハウスと呼ばれています。これは100kcalの食材を主食(主に炭水化物)、主菜(メインのおかず)、副菜に分けて、それぞれを三角形の紙にしたところから始まっています。 基本となる1日の摂取エネルギー量を1600kcalとして、三角形の紙を16枚並べていくと、三角屋根の家の形になるところから命名されました。1


シン・日本人の体質13 細胞を活性化させるエネルギーの役割

エネルギー代謝というと、食事で摂ったエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)が体内でエネルギー化することを一般に指しています。エネルギーを発生させているのは全身の細胞の中にあるミトコンドリアです。 エネルギー代謝が盛んになると、余分な脂肪がエネルギー化されることで太りにくい、エネルギーが多く発生した分だけ身体が温まるということが注目されがちですが、エネルギー代謝の結果は、それだけではありません


4thプレイス15 第4の地域コミュニティ

特定非営利活動法人(NPO法人)セカンドステージ連盟は、2つの特定非営利活動法人、2つの一般社団法人の代表者が集って、新たな活動に取り組んでいます。セカンドステージは、新たな挑戦をする場所を意味していて、その対象の第一ターゲットは企業・団体で働く人です。 65歳までの定年延長が義務化される2025年4月からは、企業・団体では働く人の健康づくりは、従来のスタイル(ファーストステージ)だけでは対


11月21日の記念日

「フライド・チキンの日」KFCホールディングスが1970年の11月21日に日本ケンタッキー・フライド・チキン日本1号店が開店したことにちなんで制定。 「かきフライの日」味のちぬや(香川県三豊市)が牡蠣がおいしくなる11月とフ(2)ライ(1)の語呂合わせで制定。 「自然薯芋の日」麦とろ童子(静岡県熱海市)が、いい(11)じねんじょいも(21)の語呂合わせで制定。 毎月21日:「木挽


日々修行83 100kcal単位で考える栄養学

病院給食の世界に初めて関わったときに、病院栄養管理研究所の先輩の管理栄養士から聞いたのは「治療食は東京大学と慶應義塾大学で違っている」ということでした。病院給食ということでは東京大学医学部附属病院と慶應義塾大学病院で違っているということになります。 よく話を聞いていくと、東京大学だけでなく、慶應義塾大学以外のすべての大学は80kcal単位の栄養学を採用していて、慶應義塾大学だけが100kca


食事摂取基準4 健康増進法に基づき定める食事摂取基準

前回(食事摂取基準3)で触れた健康増進法に基づき定める食事摂取基準について、以下に紹介します。 〔健康増進法に基づき定める食事摂取基準〕 1 国民が健康の維持増進を図る上で摂取することが望ましい熱量に関する事項 2 国民が健康の維持増進を図る上で摂取することが望ましい次に掲げる栄養素の量に関する事項 イ 国民の栄養摂取の状況からみて、その欠乏が国民の健康の保持増進に影響を与えている


セカンドステージ32 介護予防の発想での健康づくり

介護予防は、要介護状態の発生をできる限り防ぐことが第一義です。この予防がうまくいかずに要介護状態になった場合には悪化をできる限り防ぐことが次の目的となります。 要介護状態の発生を防ぐといっても、高齢化が急速に進み、日本人の平均年齢が50歳を超えた現在では、防ぐというよりも“できるだけ発生を遅らせる”ことが中心になるのは仕方がないことです。 介護予防の目的は、介護を減らすこと、介護状態に