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尿酸対策のウォーキング その2
有酸素運動の中でも、特にすすめられるのは身体に無理がかからず、長時間続けられるウォーキングです。尿酸値が高い人は、太っている人が多く、ウォーキングだけでは物足りないという人も少なくありません。『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン』では、BMIが高値の生活習慣病の危険度が高いグループの痛風発症リスクは1.5倍も高くなっています。 しかし、激しい運動をしても痛風発症リスクは下がりにくく、適度な運動の
尿酸対策のウォーキング
運動をすることをすすめられると、検査数値の改善を強く意識することから、ついつい激しい運動を考える人も少なくありません。生活習慣病の予防・改善のための運動の中でも、痛風予防の尿酸値を下げるための運動では、身体に負担がかかることは避けなければなりません。 激しい運動をすると代謝が高まり、そのために尿酸のもとになるプリン体が体内で増えていきます。特に増えるのは、運動の強度が高まり、筋肉のエネルギー消費
脈拍が多いと寿命は短くなるのか
NHKの情報番組で、大迫町を取り上げていたので、やっと一般に紹介されるようになったのかという思いで見始めました。大迫というと、その後に半端ないと続くサッカー選手が話題になるところですが、この村は「おおさこ」ではなく「おおはさま」と読みます。今では合併によって岩手県花巻市の一部となっています。しかし、大迫村という名称は医学関係者にはよく知られています。それは日本の血圧の基準は収縮期血圧135mmHg
腎機能対策のウォーキング その2
運動をすると、ブドウ糖が燃焼して血糖値が下がるだけでなく、インスリンの働きを高めることができます。血糖値を低下させるためには、インスリンの分泌量を増やすことと、インスリンの働きを高めることの二つの方法があります。 インスリンは血糖値が高まるほど分泌量が増えるという特徴があるため、インスリンを増やすことは容易ではありません。インスリンが多く分泌されれば、それだけブドウ糖を取り込むというわけではなく
腎機能対策のウォーキング
腎機能が低下した場合には、身体を休め、腎臓の機能を回復させることが一番とされるので、運動よりも、まずは休むことが必要になります。しかし、腎機能の低下の原因が、糖尿病の合併症である糖尿病性腎症である場合や、糖尿病性腎症の原因である糖尿病を予防する場合には、運動をして血糖値を下げることが有効となります。 血糖は血液中のブドウ糖のことで、その量が多いと、ブドウ糖は血管の細胞の中に入り込み、糖アルコール
α‐リポ酸とコエンザイムQ10を的確に吸収させる方法
サプリメント成分のα‐リポ酸のR体だけを吸収させる方法として開発されたものがあります。それはシクロデキストリンと組み合わせたサプリメントです。シクロデキストリンはオリゴ糖で、オリゴ糖はブドウ糖が複数つながったものです。通常のオリゴ糖は鎖状につながっているのに対して、シクロデキストリンは環状につながっています。そのため、環状オリゴ糖とも呼ばれています。 環状オリゴ糖は、その名称でヘルシアやカテキン
肝機能対策のウォーキング その2
血流が低下すると酵素の働きも低下して、肝機能も低下しかねないわけですが、現代人は運動不足で、手足の冷えを訴える人も多くなっています。血液の温度は身体が冷える人も、そうでない人も大きな差はありません。それなのに冷えを感じるのは、温かい血液が早く巡っていないために皮膚からの放熱に追いつかないからで、冷え性の人は冷えを感じる手足や腹部だけでなく、肝臓の血流量も少なくなっています。 脂肪肝の予防と改善の
肝機能対策のウォーキング
肝機能が低下した場合には、肝臓を休めて機能を回復させることが一番とされるので、運動よりも、まずは休むことが必要になります。ところが、肝機能の低下の原因が脂肪肝であった場合には、むしろ運動をして、肝臓にたまった脂肪を減らすことで肝機能を改善することができます。 正常な状態では肝臓の中には3~5%の中性脂肪が含まれています。肝臓には体内で余分となった脂肪を蓄積する働きがあって、血液中の中性脂肪が低下
肥満治療にダイエットは効果がないのか
メタボリックシンドロームに関する講演会でのこと、先に医師が講師を務め、次が日本メディカルダイエット支援機構のメンバーが講師ということで、必然的に医師の講演を聞くことになります。通常なら予定していた講習内容に従って話をするところでしたが、急に変更して準備していない話もすることになりました。というのは、私たちの活動が勘違いされるような発言があったからです。 その先生は「肥満治療にダイエットは効果がな
コレステロール対策のウォーキング
血液検査によってLDLコレステロール値が高いことがわかった人には、運動をすることをすすめられます。悪玉コレステロールとも呼ばれるLDLは運動をして直接的に減るものではありませんが、善玉コレステロールとも呼ばれるHDLとLDLはバランスを取っていて、HDLを増やすことによって、LDLを減らすことができます。 運動によってHDLが増える理由ですが、HDLコレステロールは肝臓の血流がよくなり、末梢の血