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日々修行77 メディカルダイエットの資格認定
2008年に日本メディカルダイエット支援機構は、特定非営利活動法人(NPO法人)の認証を内閣府に申請して、同年に認証を受けました。 メディカルダイエットを法人名につけることが許されるには紆余曲折があったのですが、公益事業だけに集中するということで、収益を得ることができるのは教育と情報発信に限られました。 その代わりに私たちにとってプラスとなることがあり、メディカルダイエットと冠した資格
食事摂取基準3 対象と基準
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、食事摂取基準の対象は健康な個人および健康な者を中心として構成されている集団とされています。 生活習慣病などに関する危険因子を有していたり、高齢者においてはフレイルに関する危険因子を有していることもあるものの、概ね自立した日常生活を営んでいる者、このような者を中心として構成されている集団を含むものとされています。 具体的には、歩行
セカンドステージ31 55歳以上の健康づくり
企業・団体で働く人の健康づくりは、職場に所属している間に健康が維持されることが中心に考えられてきました。企業・団体で特に健康の維持が重視されるのは“高年齢者”に分類される55歳以上の労働者です。 この分類は「高年齢者等の雇用の安定に関する法律」であげられているもので、45〜54歳は“中高年齢”とされています。 医療保険制度では、65歳以上が高齢者で、このうち65〜74歳は前期高齢者、7
11月14日の記念日
「医師に感謝する日」Dプラス(東京都港区)が医師への感謝の気持ちを込めてハンカチを贈る日として、11が人と人(医師と患者)、14が医師と読めることから制定。 「アンチエイジングの日」アンチエイジングネットワーク(東京都千代田区)が良い(いい)11と歳(とし)14の語呂合わせで制定。 「タルタルソースの日」キユーピーが週間カレンダーで「かきフライの日」(11月21日)の真上にくる11月1
日々修行76 メディカルダイエットはメタボ対策なのか
日本メディカルダイエット支援機構が内閣府に特定非営利活動法人(NPO法人)として認証されたのは2008年のことです。この年を特に意識して申請をしたわけではないのですが、2008年は他の二つの制度が始まった年であり、これらとの関連が常に付き纏ってきました。 一つは、特定健診・特定保健指導制度です。日本内科学会、日本肥満学会、日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本血栓止血学会の8
微表情13 不機嫌の表情の原因
怒りの表情は、心理的な状態をストレートに表すことから、微表情の判定ができなくても感じ取ることができます。表情に怒りの感情が現れることは、いけないことだとわかっていても、ついつい表に出てしまうものです。 怒りを抑えることはアンガーマネジメント(怒りの感情と付き合うための心理トレーニング)もあって、怒りを予防して制御することもトレーニングによって身につけることができます。 怒りの感情を抑制
運動ガイド40 身体活動による疾患等の発症予防・改善のメカニズム3
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動による疾患等の発症予防・改善のメカニズム」の「身体活動による発症予防・改善のメカニズム」の続きを紹介します。 〔身体活動による発症予防・改善のメカニズム〕 2)心血管疾患 心臓、血管、自律神経系などの機能不全が疾患の主な要因です。 特に有酸素性身体活動により、左心室内腔拡大や骨格筋毛細血
運動ガイド39 身体活動による疾患等の発症予防・改善のメカニズム2
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動による疾患等の発症予防・改善のメカニズム」の「身体活動による発症予防・改善のメカニズム」を紹介します。 〔身体活動による発症予防・改善のメカニズム〕 1)代謝性疾患 脂肪組織、骨格筋、肝臓などの機能不全が疾患の主な要因です。 身体活動は、皮下、腹腔内、肝臓、骨格筋などに分布する脂肪細胞に
運動ガイド38 身体活動による疾患等の発症予防・改善のメカニズム1
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動による疾患等の発症予防・改善のメカニズム」の「身体活動・運動の種類」「疾患の種類」を紹介します。 〔身体活動・運動の種類〕 身体活動とは、安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する、骨格筋の収縮を伴うすべての活動のことです。 身体活動は、日常生活における家事・労働・通勤・通学などに
運動ガイド37 身体活動・運動を安全に行うためのポイント8
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動・運動を安全に行うためのポイント」の「運動後の注意」を紹介します。 〔運動後の注意〕 運動を急に中止すると心拍数や1回排出量は急速に減少し、筋ポンプ作用が働かなくなることで静脈還流が阻害されます。 一方、血管拡張因子などの働きにより末梢、特に活動筋の血管収縮は維持され、総末梢抵抗は急激に低