最新情報

セカンドステージ17 講習のタイミング1

健康づくりを支援するためのガイドラインは、これまでにも厚生労働省によって複数のものが提供されてきました。 2024年になって改訂版や新規のガイドラインが発表されました。 「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」 「健康づくりのための睡眠ガイド2023」 「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」 また、「日本人の食事摂取基準」が5年ごとに発表されていて、現在の「日本


7月8日の記念日

「チキン南蛮の日」延岡発祥チキン南蛮党(宮崎県延岡市)がチキン南(7)蛮(8)の語呂合わせで制定。 「中国茶の日」日本中国茶協会が中国語のチ=7と日本語のヤ=8から制定。 「豆乳で作ったヨーグルトの日」ポッカサッポロフード&ビバレッジが豆乳で作ったヨーグルトがトーラムから同社に移って販売を始めた2015年7月8日にちなんで制定。 毎月8日:「お米の日」、「歯ブラシ交換デー」(ライ


Supplement Design18 カルシウムとマグネシウムによる下痢

カルシウムは小腸からの吸収率が30%ほどで、吸収されなかった分は大腸まで届けられます。カルシウムには腸壁を刺激して蠕動運動を起こす作用があります。 そのため、サプリメントとしてカルシウムを摂ることによって便通が促進されるものの、多く摂りすぎることによって下痢や軟便を起こすことがあります。 カルシウムは血液凝固、筋肉収縮、神経系の調整のほか細胞内外のカルシウム濃度の調整によって細胞の機能


Supplement Design17 鉄と下痢の関係性

サプリメントは不足する栄養成分を補うことを目的としているものですが、摂取量が多くなりすぎることによって過剰症が起こることがあります。そのため、許容上限量を超えないようにする必要があります。 しかし、過剰症とは別に身体不調を起こすことがあります。その中でも目立って多いのが下痢や軟便です。 鉄は、エネルギー代謝の酵素の構成成分となるミネラルで、赤血球の色素成分であるヘモグロビンの成分として


素食のすすめ5 バランスよく食べるための食品数

バランスによい栄養摂取のために「1日30品目を食べましょう」というキャッチフレーズが厚生労働省の栄養指針にも使われていましたが、今では見られなくなっています。 健康のための標語の会議で、運動担当から「1日に30分の運動習慣」が出され、休養担当から「夕食後に30分のリラックスタイム」が出されました。 同じく“30分”のキーワードを使っての標語が検討されたのですが、食事にかける時間を30分


運動ガイド7 成人版:現状/取り組むべきことは何か

厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の成人版の推奨事項の後半を紹介します。 〔現状〕 国民健康・栄養調査では、歩数や運動習慣についての調査を長年にわたり実施しています。令和元年の調査結果において、20歳以上の歩数の平均値±標準偏差は6278歩/日(男性:6793±4564歩/日、女性:5832±3863歩/日)でした。 歩数の経年変化を


運動ガイド6 成人版:科学的根拠

厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の成人版の推奨事項の「科学的根拠」を紹介します。 〔科学的根拠〕 推奨値については、成人を対象にしたコホート研究をレビューした結果、生活習慣病発症予防に効果のある身体活動量の下限値が週19メッツ・時から週26メッツ・時の間に分布しており、その平均値が週23メッツ・時であること、及び日本人を対象とした研究に限


7月7日の記念日

「そうめんの日」「乾麺の日」全国乾麺協同組合が七夕の伝統食のそうめんにちなんで制定。 「ゆかたの日」日本ゆかた連合会が七夕の日を制定。 「笹かまの日」宮城県蒲鉾組合連合会と紀文食品が七夕が笹の節句と呼ばれることから制定。 「コンペイトウの日」入江製菓(福岡県八幡市)が金平糖(コンペイトウ)の天の川をイメージして七夕の日を制定。 「ポニーテールの日」日本ポニーテール協会がポニ


健康思想4 “業苦楽”の楽しみ

地獄のような苦しみは自分で作り出しているのではないか、という考えから前回(健康思想3)、「“自業苦”の苦しみ」という話を書きました。 自分がやってきた結果である自業自得が“自業苦”(じごく)を作り出しているとしたら、地獄の対局にある極楽も自分が作り出すことができるのではないか、という考えから、“業苦楽”について考えていくこととします。 “業苦楽”は自業の業(ごう)によって生じた苦(く)


睡眠ガイド21 高齢者が取り組むべきこと1

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の高齢者版の「取り組むべきこと」の各項目を紹介します。 〔床上時間について〕 高齢世代では、長い床上時間が健康リスクとなるため、睡眠時間よりも床上時間を重視しましょう。 床上時間の目安は、1週間の平均睡眠時間(実際に眠っている時間)+30分程度です。床上時間が