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ツイン・ウォーク74 ポールを使う2種類のウォーキングの違い

ポールを使って歩くノルディックスタイルのウォーキングは、スポーツ感覚で行う北欧発祥のノルディックウォーキングと、安定性を重視したポールウォーキングに大きく分けられます。ポールウォーキングは日本で誕生したものです。 日本で誕生したノルディック・ウォークは、原則的にはポールウォーキングを採用しているものの、流派のような歩き方にはこだわらず、個人の状態や要望に合わせて、ノルディックスタイルのポール


Age free岡山41 70歳は生涯医療費の分岐点

生涯にわたっての健康を考えるときに分岐点となるのは70歳です。この年齢は日本人の平均年齢(男性:81.47歳、女性:87.57歳)からすると晩年にあたるわけですが、生涯医療費を見ると70歳までと70歳を過ぎてからの医療費がほぼ同じになっています。 生涯医療費というのは個人が一生涯に使う医療費のことで、その平均は2700万円で、男性は2600万円、女性は2800万円とされてきました。このうち個


身体年齢47 糖尿病対策のたんぱく質摂取

糖尿病に対応するための食事というと、まずは原因となるブドウ糖の摂取を減らすことです。糖質はブドウ糖が鎖のように結びついたもので、これが消化液によって分解されていくと、ブドウ糖が2個つながった麦芽糖になります。そして、麦芽糖が分解されると1つずつのブドウ糖になります。 砂糖も糖質とされますが、ブドウ糖と果糖が1つずつ結びついたもので、これも消化によって分解されることでブドウ糖となります。これら


エネルギー代謝89 人間は充電できない

余計なことを何もせずに、ゆっくりと休むことは「充電する」と表現されることがあります。身体にエネルギーを溜め込むことを最優先させて、エネルギーが使われることを避けて過ごすには、いわゆる「食っちゃ寝」がよいとの考えがされることもあります。 「食っちゃ寝」生活を繰り返していたら太ってしまうわけですが、これはエネルギーを大きく使いすぎて、休養が必要になった人には必要と思われるかもしれません。しかし、


噛む噛むeverybody29 歯科健診のすすめ

健康づくりの基本中の基本は、すべての栄養素が摂取できるように、食べ物を口の中に入れ、よく噛んで、飲み込むまでの過程となります。栄養摂取ではスタートラインに当たるのが歯科の分野です。 食べ物を噛むことは、細かく砕いて飲み込みやすくする、消化液としての唾液を多く分泌させると同時に、唾液に含まれる成分による抗菌作用、歯や口腔内を清潔にする効果、顔の筋肉や骨の強化、免疫の向上や認知機能の維持・向上、


気は〆ではなくて米の氣が正しいのか

世に陰謀説というのが数ある中で、日本の伝統的な漢字が戦後のGHQの策謀で入れ替えられてしまったというのは、ある意味で有名な話です。その漢字は、いくつもあげられていて、その中でも比較的わかりやすいとされるのが「気」です。 「気」は新字体で、その旧字体は「氣」です。旧字体は画数が多くて難しいので、画数が少なくて簡単な新字体を使うように内閣が示したのは昭和24年(1049年)のことですが、これによ


発達栄養121 咀嚼が影響する味覚過敏

よく噛んで食べるように指導しても、噛むことなしに飲み込もうとする子どもがいます。その多くは感覚過敏によって噛むことによる触覚過敏が多いのですが、味覚過敏によって噛まずに飲む子どもも少なくありません。 触覚過敏の場合は、噛むことによる刺激が歯茎や口腔内を強く刺激するだけでなく、聴覚も強く刺激して不快な刺激音を避けるために噛まないということがあります。その場合には、同じ食材であっても軟らかく調理


健康デザイン24 有酸素運動と無酸素運動の繰り返し

健康づくりを目指して運動をすることがすすめられると、まずは以前から馴染みのある運動、若いときに体験した運動を始めることが多いようです。 生活習慣病対策としての運動は、まずは有酸素運動がすすめられます。高血圧、糖尿病、脂質異常症は、有酸素運動によってブドウ糖、脂肪酸が消費されることによって予防・改善することができます。 過去に走っていた人は、有酸素運動というと走ることを選択しがちですが、


健康スポーツ7 スポーツチャンバラ

スポーツチャンバラは、子どもの頃のチャンバラごっこをスポーツの域まで高めたもので、1973年に創設され、公益社団法人日本スポーツチャンバラ協会によって、指導、段位認定、大会運営が行われています。 用具(得物)は柔らかな素材のエアーソフト剣(小太刀、長剣、槍、棒など)が使われ、基本的には剣道などと同様の使い方をされます。また、スポチャン面と籠手(甲手)で顔面と手を保護して参加するので、安心感も


サプリ概論273 メディカルダイエットとサプリメントの関連性

運動をしてから食事を食べると、体脂肪の蓄積が抑えやすくなります。その仕組みを簡単に説明すると、空腹時の運動では血液中のブドウ糖が不足しているために筋肉の中に蓄積されているグリコーゲンが分解されてブドウ糖として放出されます。 この後に食事をすると肝臓で合成されるグリコーゲンが増えるために血液中のブドウ糖が減ります。そのために膵臓から分泌されるインスリンの量が減ります。インスリンにはブドウ糖の細