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偽る脳力91 もっと重要なことができたと言う人

重要で急ぐことは最優先させるためには、自分一人ではこなせないからと他の人に助けを求めるのは普通にあることです。その求めに応じて手を貸して、いよいよ本格的に進もうという段階になって突然、最優先であったことが後回しにされることがあります。 後回しにしてよいことというのは、重要であっても急がないことであり、今は慌ててやることではなくても個人や会社にとって大事なこと、時間をかけてやったほうがよいこと


偽る脳力90 待たせる時間泥棒

一緒に仕事をすると言って期待をさせておいて、そのまま何もしない、何もさせないということなら大した被害はなくて、時間を無駄にさせられたという一時期の感情だけで済む話かもしれません。 ところが、離れるわけにもいかず、かといって続けたくても進まないという状況になり、それが長く続くと、これは時間泥棒に匹敵することになります。 人の大事な時間を奪うような行為というと、仕事をさせて報酬を支払わなか


偽る脳力89 何が重要かは人によって異なる

時間泥棒の被害に遭ってしまうのは、重要度と緊急度の認識が違っていることが原因になっていることがあります。重要度の認識が同じであれば、一緒に活動できるはずなので、活動のために時間がかかっても、それは必要な時間となります。 同じ重要度の高いことであっても、急いで対処することがあるときには、他のこと(重要度が一番でないこと)を止めても力を注いでいくことが求められます。 ところが、重要度と緊急


偽る脳力88 他人の時間の大切さはわからない

自分にとっては時間を無駄にされたことは大きな出来事であっても、それを感じない人には共通していることがあります。それは時間に余裕があって、時間の大切さに気が回らない人のことでもなければ、お金に余裕があって「時は金なり」がわかっていない人のことでもありません。 「よーく考えよう、お金は大事だよ」ではなく、「よーく考えよう、時間は大事だよ」という感覚の重要性については前に書きました。 お金が


偽る脳力87 時間泥棒に気づいていない

時間が大事で、時間に限りがあるということを実感しているときに、最も気になるのは「時間泥棒」の存在です。この言葉は1976年に発行された児童文学の『モモ』で描かれたテーマで、少女のモモが灰色の男たちが人々から盗んだ時間を、時間を司るマイスターの助けによって取り戻すという物語です。 その当時はあまり話題にはならなかったのですが、その言葉が記憶に残るほど耳にしたのは、居酒屋業界の著名な経営者が都知


偽る脳力86 時間泥棒の被害

「よーく考えよう、お金は大事だよ」というのは生命保険会社のテレビCMで有名になったフレーズで、子どもウケしやすいこともあって、この曲がテレビから流れると子どもが釘付けになり、子どもの口を通じて家族の記憶に刷り込まれやすい効果があります。 このテレビCMが流れるたびに感じるのは、本当に大事なのは「お金」ではなくて「時間」だということです。何度か聞いているうちに、「よーく考えよう、時間は大事だよ


偽る脳力85 閃輝暗点の変化

閃輝暗点は視界に輝きが現れる閃輝が主な症状ですが、状態が進むと視界の一部が暗くなって見えなくなる暗点も起こります。 私の場合は閃輝だけだったので、まだ完全に見えなくなるという状態ではなく、嫌な仕事でなければ、嫌だと感じる相手でなければ、閃輝暗点のピークは5分ほどで、15〜20分をかけて徐々に収まっていくという状態でした。 定期的に集まりがある会に入会することを検討したときに、早朝に起床


偽る脳力84 閃輝暗点の進行

東京から岡山に移住したのは2017年のことで、岡山に移住して2年ほどは本来の目的である介護施設の準備をしていました。ところが、オーナーのコンセプト変更で介護予防施設になり、最終的には運動設備がある娯楽施設になって、私の役割はなくなりました。 その前後から閃輝暗点が頻繁に起こるようになり、以前は5〜10分も安静にしていればモザイクが消えていたところから15分以上は続くようになり、モザイクも強く


偽る脳力83 閃輝暗点の状況

「偽る脳力」は子どものときからの体験が自然のうちに身につけさせた能力のように感じていますが、このことを意識して考えるようになったのは、閃輝暗点になったことがきっかけでした。 閃輝暗点という視界にモザイクが出る状態になったのは、目を使う執筆やテレビ関係、IT関係の仕事を集中的に取り組んでいる時期だったので、てっきり目の疾患だと思い、閃輝暗点が出たときには目を使わないようにしていました。


偽る脳力82 ビジネス与党からの学び

「三人寄れば」に続くのは“文殊の知恵”というのが長らく続いてきた認識でしたが、今では「派閥ができる」というのが当たり前になりつつあります。同じ目的に向かって、本来なら協力して取り組むべきところが足を引っ張り合う、表向きは協力関係を保っていても裏に回ると批判合戦ということは、これまでに嫌というほど経験してきました。 学生時代のアルバイト先の社団法人でも、もう一つのアルバイト先の政治家の私邸でも