最新情報

セカンドステージ12 健康管理指導の実態

働く人の健康づくりを目的としたTHP運動と特定健診・特定保健指導について前回(セカンドステージ11)紹介しましたが、企業・団体では両方ともに取り組まれているのは大企業が多く、中小企業では実施されていないところもあり、実施されていても充分ではない、期待するような効果が得られていないという実態もあります。 日本の企業数の99.7%は中小企業・零細企業とされていて、大企業は0.3%でしかありません


6月7日の記念日

「緑内障を考える日」緑内障フレンド・ネットワークが緑(6)内(7)の語呂合わせで制定。 「むち打ち治療の日」むち打ち治療協会が、む(6)ち打ちをな(7)おそうの語呂合わせで制定。 毎月7日:「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「Doleバナ活動の日」(ドール)


運動ガイド2 身体活動基準改訂の主旨

厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中から前文の「身体活動基準改訂の主旨」を紹介します。 〔身体活動基準改訂の主旨〕 我が国における身体活動・運動分野のガイドラインについては、平成元年に「健康づくりのための運動所要量」が策定されたのが始まりであり、次いで平成5年度に「健康づくりのための運動指針」が、平成18年に「健康づくりのための運動基準200


運動ガイド1 健康づくりにおける身体活動・運動の意義

厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中から前文の「健康づくりにおける身体活動・運動の意義」を紹介します。 〔健康づくりにおける身体活動・運動の意義〕 「身体活動」とは、安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する、骨格筋の収縮を伴うすべての活動を指し、「運動」とは、身体活動のうち、スポーツやフィットネスなどの健康・体力の維持・増進を目的と


6月6日の記念日

「飲み水の日」東京都薬剤師会公衆衛生委員会が世界環境デー(日本では「環境の日」)の翌日を制定。 「らっきょうの日」岩下食品(栃木県栃木市)が6月はらっきょうの旬で、漢字の六は根菜のらっきょうが土の中で成長するのをイメージさせ、数字の6がらっきょうの形に似ていることから制定。 「山形さくらんぼの日」全国農業組合連合会山形県本部が6月がさくらんぼの収穫の最盛期で、6がさくらんぼのシルエット


身体年齢測定3 身体年齢を判定する4つの要素

身体年齢測定では、身長、体重、腹囲、握力、片足立ち時間を測定して、体型と筋力をスコア化する方式を用いて、身体活動を示す平衡力(バランス能力)の測定値から健康指標を算出しています。 その健康指標が身体年齢で、実年齢との差を示すことによって、自分の現状を知り、改善や維持の方法を明らかにして、行動変容のサポートをしています。その指標は、BMI、WHtR、GWR、片足立ち時間の4つです。 BM


そこが知りたい13 脂肪を減らした食事で血中脂質が減らない理由

脂肪が多く含まれた食品を食べると血液中の中性脂肪値が高まると指摘されると、では脂肪の摂取を減らせば中性脂肪値が下がることが期待されるところですが、その通りにはいかないという人は少なくありません。 中性脂肪値が高い状態であっても、これといった自覚症状はみられません。しかし、中性脂肪値が高いまま長期間放置しておくと、血管の老化が進み、動脈硬化から心疾患(心筋梗塞、狭心症など)、脳血管疾患へと進んでい


6月5日の記念日

「環境の日」国連人間環境会議が人間環境宣言をした1972年6月5日にちなんで制定。 「ロコモ予防の日」ロコモティブ・シンドローム予防推進委員会が6と5でロコモ、老後と読む語呂合わせで制定。 「ろうごの日」神戸市老人福祉施設連盟が、ろう(6)ご(5)の語呂合わせで制定。 毎月5日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)


忘れる脳力15 「注意欠陥・多動性障害」的行動1

注意欠陥・多動性障害は発達障害の一つですが、発達障害は調査のたびに発現数が増えていて、発達障害とグレーゾーンだけでなく、定型発達と判定された子どもであっても、詳細にみると異なる判定がされていることも少なくありません。 それだけに今回のテーマにある「的行動」なのか、注意欠陥・多動性障害なのかもわかりにくいのが実際のところです。 文部科学省の調査によると、通常教育を受けている子どものうち発


偽る脳力50 儲からないはずの宗派

子どもときに親元を離れて母の実家の寺でお暮らしているとき、「なぜ他の寺よりも貧しいのか」との疑問をずっと抱いていました。子ども心にも寺院は裕福という印象があって、同じ地域の他宗派の寺院に行くと、明らかに立派な建物、立派な生活(?)でした。 ご先祖様は大聖寺藩(加賀藩の支藩)の藩主の一族の出家と聞くのに、どうしても貧しいのかという疑問に答えてくれたのは住職の祖父でした。 先にも書いたこと