最新情報

5月17日の記念日

「高血圧の日」日本高血圧学会と日本高血圧協会が世界高血圧デーに準じて制定。 「お茶漬けの日」永谷園が煎茶の普及に貢献した永谷宗七郎の命日の1778年5月17日にちなんで制定。 「生命・きずなの日」日本ドナー家族クラブが新緑の生命が萌え立つ季節(5月)とドナー(17)にちなんで制定。 毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消


サプリメント相互作用21 ビタミンKの摂取禁止

相性がよくない食品の組み合わせは以前から言われてきましたが、それを遥かに超えるのは医薬品と食品に含まれる成分です。中でも注意が必要なのは、ワルファリン(ワーファリン)とビタミンKの組み合わせです。 抗凝固剤のワルファリンはビタミンKの働きを抑えて、血液を固まりにくくして、血栓ができるのを防ぐ作用があります。血栓が血管に詰まると、そこから先は血液が送られなくなるので血管に大きな影響が起こります


5月16日の記念日

「抗疲労の日」ベネスク(神奈川県厚木市)が抗(5)疲労(16)の語呂合わせで制定。 「旅の日」日本旅のペンクラブが松尾芭蕉が奥の細道の旅に出発した1689年5月16日にちなんで制定。 毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)


そこが知りたい9 血液型別性格の信憑性

血液型別に性格や適性を判定する手法は血液型占いとも呼ばれて、第一次ブームは1971年から始まり、10年以上もブームは続きました。占いであれば信憑性について深く考えることはないだろう、というムードがあったのですが、職場の人事や学校のクラス分けにも使われるようになり、血液型と性格を決めつけるようなことも起こっていました。 スポーツ競技のポジションや選手起用の際にも使われるようになり、その中でもバ


偽る脳力30 脳の唯一のエネルギー源

脳を正常に働かせるためには、エネルギー源が必要です。身体を動かすために使われるエネルギー源は糖質、脂質、たんぱく質の3種類だけで、三大栄養素、三大エネルギー源と呼ばれています。 全身の細胞のエネルギー源となっているものの、ただ一つ脳だけは違っていて、脳のためのエネルギー源になるのは糖質のブドウ糖だけです。脂肪酸もアミノ酸も脳細胞に入ることができないため、ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源と呼ば


偽る脳力29 発達障害の研究による加速

発達障害児の食の困難さを初めて知ったのは、小児肥満の研究に参加したときのことでした。発達障害が医学界で知られるようになったのは1970年ころからですが、広く知られるようになったのは1993年のことでした。そのときには通常学級に通う子どものうち発達障害と判断されたのは1万2000人ほどでしたが、2021年には16万人を超えていて、調査のたびに増えています。 小児肥満の研究を始めたのは1990年


偽る脳力28 子どもへの指導の誤り

女子レスリングの国際チームの選手の体重と体脂肪の調整がメディカルダイエットのきっかけとなり、これが「偽る脳力」の始まりだったとの話を前に書きましたが、脳科学の研究に進むことになったのは、次に取りかかった子どもの食事の研究への参加でした。 2008年にメタボ健診(特定健康診査・特定保健指導)が始まったときに、保護者の生活習慣が子どもの肥満にも関係があるとして、小児肥満の研究が小児医療を対象とし


偽る脳力27 脳力研究のきっかけ

脳の能力、つまり“脳力”の研究をするようになったのは臨床栄養の研究所の主任研究員となったのが始まりでしたが、具体的な脳力の鍛え方、自分の気持ちをコントロールしてよい方向に導いていく脳力について研究を始めたのは、スポーツ選手の体重コントロールのチームに参加したときからでした。 女子レスリングがオリンピックの正式種目になったのは、2004年のアテネ大会です。その前の2000年のシドニーオリンピッ


偽る脳力26 閃輝暗点になってわかったこと

脳の視覚の仕組みについて、視聴一致の調整能力について取り上げましたが、視覚情報が画像になるためには重要な条件があります。それは画像を映し出す後頭葉が働くために必要な酸素が充分に送られていることです。 後頭葉が酸素不足になると、バラバラに送られてきた視覚情報が正常な画像とならず、視覚の一部がモザイク状になったり、輝いて見える、一部が黒くなる閃輝暗点が起こります。前半の閃輝はモザイクや輝きのため


5月15日の記念日

「ヨーグルトの日」明治がヨーグルトのブルガリア菌を発表したイリア・メチニコフ博士の誕生日の1845年5月15日にちなんで制定。 「水分補給の日」サーモスが水分補給に最適な温度が5〜15度であることにちなんで制定。 「マイコファジストの日」日本きのこマイスター協会がきのこを好んで食べるマイコファジスト(食菌主義者)の普及活動のためにMay(5月)イコ(15)の語呂合わせで制定。 「