尿蛋白

尿に含まれる蛋白のことで、正常な状態でも1日に40~120mgの蛋白が尿とともに排泄されています。1日に150mg以上となると異常と判断されます。運動や発熱によっても増加しますが、腎臓障害(腎炎、ネフローゼなど)、尿路性(尿路感染症、結石、腫瘍)、妊娠中毒症によって増加します。肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病が原因になり、糖尿病の合併症の腎症でも増えるため、合併症の判断にも使われます。
〔参照〕合併症高血圧糖尿病肥満