最新情報

食事摂取基準142 ビタミンA4

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンAの「必要量を決めるために考慮すべき事項」を紹介します。 〔必要量を決めるために考慮すべき事項〕 乳幼児ではビタミンA欠乏により、角膜乾燥症から失明に至ることもあります。 成人では夜盲症を発症します。 その他、成長障害、骨や神経系の発達抑制も見られ、上


10月12日の記念日

「豆乳の日」日本豆乳協会が、豆(10)乳(12)の語呂合わせで制定。 「スポーツアミノ酸の日」味の素が、スポーツの日の前日になることが多い10月第2日曜日を制定。 毎月12日:「パンの日」(パン食普及協議会)、「育児の日」(神戸新聞社)


金言の真理32「腐ってもタイアップ」6

テレビ番組に頻繁に登場する専門家で最も多いのは医師です。それくらい健康に影響を与える出来事が多いということですが、その専門家が正しいことを言ってくれているならよいものの、他の意図があって発言をすることが目立っています。 その前振りのようなことは前回(金言の真理31)書いていますが、出演するほうと出演させるほうの、どちらが悪いのかという議論に結論が出しにくいところがあります。 出演する健


負の歴史10 公益100%のNPO法人

この話を「負の歴史」のタイトルの連載コラムで書いてよいものかとの疑問もありましたが、負の歴史となりかねないことを良い方向に変換させてきたということで、コラムの一つとしました。 公益100%のNPO法人というのは私が代表(理事長)を務める特定非営利活動法人のことです。特定非営利活動法人はNPO法人とも呼ばれますが、これは「Non Profit Organization」を略したものです。


学習特性サポート109 100点満点が正しい基準とは限らない

満点といえば100点というのが常識的ですが、何も100点に限ることもありません。200点満点でもよいし、50点満点でもよいはずです。100点でなかったとしても、100点に近いほうがモチベーションは高まります。 1問が3点、5点と初めから配分される点数が決まっていれば、○×で何点であるのかは簡単にわかります。 自分が解答した数よりも、採点数が少なかったら、これは計算間違いが考えられます。


食事摂取基準141 ビタミンA3

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンAの「指標設定の基本的な考え方」を紹介します。 〔指標設定の基本的な考え方〕 ビタミンAは肝臓に大量に貯蔵され、成人においては貯蔵量が20μg/g以上に維持されている限り、免疫機能の低下や夜盲症のような比較的軽微なビタミンA欠乏症状にも陥ることはありません。


食事摂取基準140 ビタミンA2

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンAの「消化、吸収、代謝」を紹介します。 〔消化、吸収、代謝〕 ビタミンAは、動物性食品から主にレチニル脂肪酸エステルとして、植物性食品からプロビタミンAであるカロテノイドとして摂取されます。 レチニル脂肪酸エステルは小腸吸収上皮細胞において、刷子縁膜に局在す


10月11日の記念日

「LDLコレステロールの日」日本動脈硬化学会と日本循環器協会が、LDLの小文字表記のldlを数字に見立てるとl(1)d(01)l(1)となることから制定。 「とってもいい朝食の日」雪印メグミルクが、と(10)ってもいい(11)朝食の語呂合わせで制定。 「ハンドケアの日」カエタステクノロジー(東京都千代田区)が、手(10)にいい(11)の語呂合わせで制定。 「爪休みの日」シミックC


金言の真理31「腐ってもタイアップ」5

タイアップはテレビ番組などの商品そのものが紹介されても、1つだけではなくて他社のものと一緒に複数を画面に出すというのが原則でした。 それでは、タイアップ効果が弱いというので、3つのうち真ん中を強調したいときには徐々にアップにしていく、端のものを強調するときは“なめていく”(カメラを横に動かす)ことで最後に映すようにする、といった工夫がされていました。 テレビ番組のディレクターから、よく


時間塾9 時間を使ってくれた方への感謝

私の師匠は、分野によって何人もいるのですが、そのうちの1人の久郷晴彦先生(薬学博士)が時間について含蓄のある言葉を講演などで来場者や主催者に投げかけていました。 簡単にまとめると、以下のような感じになります。 「1時間の講演に参加するために時間を使ってくれただけではなくて、会場に来るまでの時間、その時間を作るために他の時間を犠牲にして、今ここにいるのだから、そのことに感謝して話をさせて