最新情報

食事摂取基準123 炭水化物6

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から指標設定の基本的な考え方の「糖類」の続きを紹介します。 〔糖類〕 齲歯(うし)については、55の研究をまとめたシステマティック・レビューと23の研究をまとめたシステマティック・レビューにおいて、糖類摂取量が多いこととの関連が指摘されています。 肥満、2型糖尿病、齲歯のいずれについて


食事摂取基準122 炭水化物5

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から指標設定の基本的な考え方の「糖類」を紹介します。 〔糖類〕 単糖と二糖類、すなわち糖類は、その過剰摂取がエネルギー過剰摂取や齲歯(うし)の原因になることは広く知られています。 糖類摂取量と肥満の関連を検討した30の無作為化比較試験と38のコホート研究をまとめたメタ・アナリシスでは、


10月2日の記念日

「豆腐の日」日本豆腐協会が、豆(10)腐(2)の語呂合わせで制定。 「跳びの日」日本なわとびプロジェクトが、跳(10)び(2)の語呂合わせで制定。 「グラノーラの日」カルビーが、1をスプーン、0を皿、グラノーラの原料のオーツ麦(02)の語呂合わせから制定。 「杜仲の日」日本杜仲研究会が、杜(10)仲(2)の語呂合わせで制定。 「とんこつラーメンの日」久留米ラーメン会が、とん


金言の真理22「足るを知る」1

人間の欲望には限りがないようで、もっと欲しい、もっと持ちたい、買えるだけ買いたいという願いを話す人は、いくらでもいます。さすがに食べられるだけ食べたいという人はいないはずですが(大食いタレントは別にして)、もっと美味しいものを食べたい、もっと高いものを食べたいという人には、何人にも会ったことがあります。 今回のお題の「足るを知る」は、自分の置かれた状況や持っているものに満足をして、それ以上の


負の歴史5 法人の整理の歴史

“整理”と書くと問題は少ないような感じ(正の雰囲気)がするものの、“つぶす”と書いたら、これは負の感覚そのものです。今の厳しい時代には“つぶれる”ということがあっても仕方がないかと感じるところがあるかもしれませんが、これが実際に法人をつぶした話となると心穏やかに見聞きできる状況ではないはずです。 東京にいたときには、霞が関のお役所に関わる法人と、その派生の活動をする法人の設立を数多く手掛けて


学習特性サポート104 全員で同じ対応をしてよいのか

学習障害児のための学習指導をしているときに、急に実力行使に出る子どもがいます。未就学の子どもでは他の子どもを叩くといった行動が多いものの、小学生になると集団行動を取らされていることもあって暴力的な行動は少なくなります。 その代わりに、自分の思いを強く出したいがために、大声で叫ぶ、机を叩くなど大きな音を出す、立ち上がってうろつくといった、周囲からすると妨害行動かと思われるようなことが出てきます


食事摂取基準121 炭水化物4

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から指標設定の基本的な考え方の「炭水化物」を紹介します。 〔炭水化物〕 炭水化物、特に糖質は、エネルギー源として重要な役割を担っていますが、その必要量は明らかにはできません。また、通常、乳児以外の者は、これよりも相当に多い炭水化物を摂取しています。 そのため、推定平均必要量を算定する意


食事摂取基準120 炭水化物3

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から炭水化物の「機能」を紹介します。 〔機能〕 栄養学的な側面からみた炭水化物の最も重要な役割は、エネルギー源です。 炭水化物から摂取するエネルギーのうち、食物繊維に由来する部分はごく僅かであり、そのほとんどは糖質に由来します。 したがって、エネルギー源としての機能を根拠に食事摂


10月1日の記念日

「日本酒の日」全日本酒造組合中央会が、新米の酒造りが10月から始まり、酒造年度が10月1日から始まることから制定。 「コーヒーの日」全日本コーヒー協会が、コーヒー年度が10月1日から始まることから制定。 「日本茶の日」伊藤園が、豊臣秀吉の北野の大茶会の開催日にちなんで制定。 「食物せんいの日」アサヒ飲料が、10月1日を1001に見立てて、せんいちと読む語呂合わせで制定。 「


金言の真理21「心が折れる」3

「心が折れる」という言葉の心理(本当の意味)を知ってか知らずか、「心が折れるという言葉が出るのは心が弱い証拠」とか「心が折れると感じるようなプレッシャーを経験しないと強くなれない」と言って、「心が折れる」と感じさせられることを続けてくる人がいます。 その多くは上司や経営者で、負担がかかることを平気で言ったり、やったりしています。 そのことを悪いことをしている、申し訳ないという気持ちが少