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水活の思考24 自然の回復力2

地球温暖化の原因とされているのは温室効果ガスの存在です。 地球の平均気温は14℃前後となっていますが、大気中に水蒸気、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンなどの温室効果ガスがないとするとマイナス19℃になります。 太陽光は地面を温めるものの、地表から放射される熱は温室効果ガスがなければ大気外に放出されます。温室効果ガスによって地表から放熱される熱が吸収され、大気が温められています。


水活の思考23 自然の回復力1

ブルーエコノミーは、「自然環境の回復力、人間の自然治癒力の限界を超えない経済活動」であり、その達成のためには持続可能な社会形成に向けた教育の構築が重要となります。 ブルーエコノミーは、革新的な思考と意識で新たな価値を生み出すことであり、社会に大きな変化をもたらす活動と言えます。 しかし、これまでの経済成長や快適な生活を生み出すために自然環境に対して、回復しきれないほどの負担をかけてきま


水活の思考22 植物のエネルギー産生2

27億年前に光合成を行う藍藻(シアノバクテリア)が海中に誕生して、二酸化炭素と水から酸素が生成されると二酸化炭素はさらに減少して、酸素が増え始めました。 生物が進化して海から陸上に進出すると、植物によって光合成が活発に行われるようになり、酸素は増え続け、数十億年をかけて窒素と酸素を主成分とする現在の大気の組成となりました。 酸素が急速に増えた結果、5億年前の古生代には海洋生物が陸上に進


水活の思考21 植物のエネルギー産生1

植物は太陽の光エネルギーを浴びて、光合成によって二酸化炭素(CO₂)からデンプン(糖)などの有機化合物物を合成しています。 光合成が行われるのは葉緑体で、その中でエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)が合成され、ATPを利用して有機物が合成されています。 光合成には水も必要で、ATPによって二酸化炭素と水から酸素が合成されています。植物が二酸化炭素を吸って、酸素(O₂)を吐いてい


水活の思考20 植物と動物の共生関係2

人間が求める便利さ、快適さが大きく進みすぎて、自然環境を構成する植物や微生物などの回復力が限界に近づきつつあり、自然界の回復力に期待するのは難しい時代になってきました。 自然環境の変化が行きすぎたとしても、人間の身体には自然に回復することができる自然治癒力が備わっていて、あまりよくない環境の中でも活動して、健康を保つことはできました。 ところが、人間の自然治癒力が低下するようなことが多


水活の思考19 植物と動物の共生関係1

周囲を取り巻く自然は、変化をしていないようでも常に小さな変化を繰り返しています。その変化を目にして実感することができないだけで、植物が生きている限りは着実な変化が連続して起こっています。その代表的なものが光合成です。 植物は太陽光を浴びて、光エネルギーを植物の内部の葉緑体で使って、光合成を起こして成長しています。それぞれの植物の中で起こっていることは小さな出来事であっても、複数の植物が同時に


水活の思考18 日本人の“ブルー”の感性

グリーンは緑、ブルーは青と明確に区別するのは世界的に共通していることですが、日本人は緑のことを“青”と表す特徴的な感性があります。 青々とした緑、青物野菜や青菜といった使い方がされており、緑色のリンゴは青リンゴ、緑の葉は青葉、それを絞った緑色の液体は青汁、緑色の竹は青竹、緑色の海苔は青海苔と呼ばれます。これは古語ではなく、現在も普通に使われています。 日本語に緑が現れるのは平安時代末期


水活の思考17 ブルーエコノミーの時代2

微生物は栄養源を取り入れて、これを内部で代謝させてエネルギーを作り出し、代謝によって発生した不要なものを外部に排出しています。その排出物が人間にとってよくない結果になる場合が腐敗であり、よい結果になる場合が発酵と考えることができます。 食品は発酵が続いているときには、腐敗はしません。糠味噌漬けは乳酸菌によって発酵し続けている間は、腐敗菌の活動は抑えられ、発酵が進んでいきます。この環境を保つこ


水活の思考16 ブルーエコノミーの時代1

人間の身体は、自然環境に適合させ、効率よく働かせるように徐々に変化してきました。それは遺伝によって長い年月を経て効率性と多様性に向かって変化させてきたものだけに、今の形と働きが完成形と言えます。 ブルーエコノミーは、自然と環境の中にある生態系をモデルにした経済活動を指していて、その仕組みを最大限に活かすとともに、エネルギー資源を効率的に利用することを意味しています。これは人間の心身にも優しい


水活の思考15 グリーンエコノミーとの対比

レッドエコノミーの反省に立って、環境の保護と持続可能な社会を構築するために取り組まれたのがグリーンエコノミーです。 廃棄物が環境を汚さないように手間をかけて処理する方法が考え出され、温暖化や環境破壊の元凶とされる二酸化炭素の排出量を減らす活動にも多くの企業が取り組みました。 二酸化炭素削減のために進められた原子力発電は、廃棄物として放射性物質を大量に作り出し、その処理に莫大な時間と費用