
最新情報
食事摂取基準228 ビタミンB₁₂5
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₁₂の欠乏回避の「目安量の策定方法」の続きを紹介します。 〔目安量の策定方法〕 *乳児(目安量) 日本人の母乳中のビタミンB₁₂濃度として、0.45μg/Lを採用しました。 0〜5か月の乳児の目安量は、母乳中の濃度(0.45μg/L)に基準哺乳量(0.7
11月24日の記念日
「和食の日」和食文化国民会議が、いい(11)に(2)ほんしょ(4)くの語呂合わせで制定。 「いい尿の日」クラシエ製薬が、寒い季節は尿トラブルが増えることから啓発や治療を呼びかける目的で、いい(11)にょう(24)の語呂合わせで制定。 「鰹節の日」ヤマキが、鰹節の使い方、上手なだしの取り方を多くの人に知ってもらうことを目的として、いい(11)ふし(24)の語呂合わせで制定。 「冬に
正念9「自業自得の苦しみ」
“地獄の苦しみ”というと、誰も経験したことがない苦しい出来事を指していて、地獄に堕ちたくなければ善行を積むこと、善行に時間を割くことができない場合は代わりのもの(その多くはお金)を提供することというのが多くの仏教宗派が伝えていることです。 これに対して、私のベースとなっている浄土真宗には地獄が存在していません。浄土真宗の門徒(他宗では信者)は、亡くなったら即座に誰もが極楽に行くことができると
負の歴史23 喉元過ぎればメタボ忘れる
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に焦点を当てた特定健診・特定保健指導が始まった2008年は幸か不幸か、日本メディカルダイエット支援機構が特定非営利活動法人(NPO法人)として内閣府に認証された年で、「メディカルダイエット=メタボリックシンドローム対策」の印象を持って、多くの方々が対応してくれました。 私たちとしてみれば、メディカルダイエットはメタボリックシンドロームの対策が目的では
食事摂取基準227 ビタミンB₁₂4
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₁₂の欠乏回避の「目安量の策定方法」を紹介します。 〔目安量の策定方法〕 *成人(目安量) 健康な成人を対象として、ビタミンB₁₂摂取量と血清ホロトランスコバラミン濃度、血清メチルマロン酸濃度、血清ホモシステイン濃度との関係を調べた観察研究が報告されています。
食事摂取基準226 ビタミンB₁₂3
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₁₂の「指標設定の基本的な考え方」を紹介します。 〔指標設定の基本的な考え方〕 ビタミンB₁₂の栄養状態を反映する生化学的指標として血清ホロトランスコバラミン濃度、血清メチルマロン酸濃度、血清ホモシステイン濃度が利用できます。 ビタミンB₁₂輸送たんぱく質
11月23日の記念日
「お赤飯の日」赤飯文化啓発協会が、新嘗祭の日を制定。 「ハートケアの日」ハートケア情報委員会が、勤労には心臓が重要であるとして勤労感謝の日に制定。 「牡蠣の日」全国漁業協同組合連合会が、栄養豊富な牡蠣で勤労の疲れを癒してもらおうと勤労感謝の日に制定。 「いいふみの日」旧郵政省が、い(1)い(1)ふ(2)み(3)の語呂合わせで制定。 「珍味の日」日本珍味商工業協同組合連合会が
金言の真理60「看脚下」3
看脚下を「足元を見る」と簡約すると、勘違いされることがあります。足元を見るというのは、「弱みを見つけてつけ込む」ことも意味していて、困っている人や他に選択肢がない人に不当な要求をすることを指しています。 追い込まれている状況の人に対して、足元を見ることは絶対にやってはいけないはずなのに、それを平気でやってしまう人もいます。例えば、今晩の泊まる宿がない人に、本来の料金よりも高い料金を吹っかける
時間塾22 有効な時間を活かせないのも泥棒?
自分の年齢からして、どこまで有効に使えるかを考えるのは高齢者にとっては重要なことです。68歳の半ばで倫理指導を受けさせてもらったときには、「あと50か月」という短い期間を、いかに有効に活用するかという考えがありました。 日本人の男性の健康寿命の平均は72歳で、72歳の年の最後までの期間はちょうど50か月でした。それを2倍にしてもよいかと考えるようになったのは、平均寿命で考えても仕方がないので
食事摂取基準225 ビタミンB₁₂2
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₁₂の基本的事項の「消化、吸収、代謝」を紹介します。 〔消化、吸収、代謝〕 食品中のビタミンB₁₂は、たんぱく質と結合しており、胃酸やペプシンの作用で遊離します。 遊離したビタミンB₁₂は唾液腺由来のハプトコリンに結合して、次いで十二指腸においてハプトコリ





