脂肪代謝促進研究38 吸収阻害よりも代謝促進

ダイエットを目的としたサプリメントには、脂肪の分解を阻害するもの、脂肪の吸収を阻害するもの、脂肪の分解を促進するもの、脂肪の代謝を促進するものなどがあります。最も種類が多く、有効性の研究が進んでいるのは脂肪の分解阻害のタイプです。

脂肪は分解されてから吸収されるので、分解されなければ吸収もされないことになります。そのために吸収阻害のサプリメントに人気が集まっています。難消化性デキストリンが、その代表的なもので、機能性表示食品にも使われています。

脂肪は重要なエネルギー源で、本来ならエネルギー源を充分に吸収して、これをエネルギー化させることが大切です。これによって作り出されたエネルギーを使って、身体を動かしたり、健康維持に必要な成分を作り出すことができます。

それが最も重要なことで、このエネルギー代謝を日本メディカルダイエット支援機構は研究しています。エネルギー代謝を高めることによってエネルギー源をエネルギー化させることは、それほど難しいことではありません。条件のとおりの生活をしてもらえれば、期待する結果を得ることができます。

エネルギー代謝を高める成分は数多くあるのですが、低下した代謝能力を高める作用があるものは、そう多くはありません。代謝促進成分として最も有効性が明らかになっているのはL‐カルニチンです。L‐カルニチンは以前は医薬品の成分で、L‐カルニチンが不足している人の治療に使われていました。

それが2002年に食品の成分としても使用することが許可されて、L‐カルニチンを使用したサプリメントが翌年に登場しました。もう20年間も使われ、研究が続けられています。その研究の第一人者は、日本メディカルダイエット支援機構の副理事長です。

その研究成果を日本メディカルダイエット支援機構は科学的なダイエットに活かすとともに、エネルギー代謝によって作り出したエネルギーを、いかに健康維持・増進のために使うかの情報提供を行っています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕