最新情報

セカンドステージ45 肩書きの妙

退職をした瞬間に、これまでの肩書きがなくなり、部長、課長という呼び名から「○○さん」と呼ばれることになり、「○○ちゃんのおじいさん」と呼ばれることもあります。 「肩書きは単なる呼称」と言われることがある反面、「肩書きが人を作る」という考え方もあります。役職が人を育てる、肩書きが人材を成長させるとも言われています。 肩書きと実力に開きがある、ギャップがあるという場合も、肩書きの印象とのギ


新常識の非常識14 減塩で高血圧を抑制その1

塩分が多く含まれる食事は、高血圧の原因であるから避けるべきだと言われることがあります。健康診断で高血圧を指摘されると、減塩が指導され、それができないなら降圧剤を飲むことがすすめられることも多くなっています。 厚生労働省の国民健康・栄養調査(令和5年)では、高血圧と指摘される収縮期(最高)血圧が140mmHg以上の割合は男性で27.5%、女性で22.5%にもなっています。 同じ調査で食塩


3月6日の記念日

「ミールタイムの日」ファンデリー(東京都北区)がミールタイムを通じて食事の大切さを知ってもらうことを目的にミー(3)ル(6)の語呂合わせで制定。 「ミロの日」ネスレ日本が麦芽飲料ミロの普及を目的としてミ(3)ロ(6)の語呂合わせで制定。 「スリムの日」ワコールが3月から薄着のシーズンでスリ(3)ム(6)の語呂合わせで制定。 「ミルクの日のミルクの時間」中央酪農会議が3月(ミ)6日


日々修行188 専門は何かへの返答

私の仕事は何なのか、何が専門なのか、ということを聞かれることが多くなってきました。岡山に移住して8年目になっているのに、いまだに自分の経歴や実績が理解されていないというよりも、これは新たな出会いが増えてきた結果です。 自分の活動は、新たな出会いの連続でした。偶然に、そうなったというよりも、自分の仕事が人と人をつなぐことであり、理想とする形を作り出すためには、常に新たな人との出会いが必要だった


食のリテラシー8 噛む回数の変化

噛むことは咀嚼(そしゃく)と呼ばれます。 咀嚼というのは、前歯で5〜6回粗く噛んで、そのあと奥歯ですり潰して消化しやすくすることを指しています。そのことから奥歯は臼歯と呼ばれています。 早食いの人は粗噛みの状態で飲み込んでいることになります。これでは消化にもよくないことであり、味わって食べるという感覚が身につきにくくなります。 咀嚼の回数が多いほど、満腹中枢が刺激されて、満足感が


発達特性13 利き手と脳の使い分け

利き手に関係するのは右脳と左脳のバランスで、右利きは左脳が優位に働き、左利きの人は右脳が優位に働いていると言われます。 右脳の働きは男性ホルモンのテストステロンによって影響を受けることが知られています。また、男性ホルモンのアンドロゲンが左脳の発達を遅れさせるという研究もあり、男性は左利きが現れやすくなっています。 これを右利きに矯正しようと強制することは男性のほうが脳の負担が大きくなる


3月5日の記念日

「常陸牛の日」茨城県常陸牛振興協会が1977年3月5日の設立日にちなんで制定。 「産後ケアの日」日本製紙クレシアがポイズの普及に産後ケアの日実行員会を立ち上げて産(3)後(5)の語呂合わせで制定。 「三幸の日」三幸製菓が三つの幸せをアピールするために、三(3)幸(5)の語呂合わせで制定。 「スリランカカレーの日」アクティブインターナショナル(神奈川県川崎市)がスリランカカレーのミ


日々修行187 銀行の意向

企業の経営統合、合併の成否には、その背後にいる大手銀行の存在が大きく影響しています。 社会人になったときに、大手銀行(都市銀行)が、いくつだったのかを聞くと、大体の年齢がわかります。それくらい、銀行は合併を繰り返して、現在のメガバンク3グループになるまで、数の変化が続きました。 最も長かったのは13行の時代で、BANKの「B」と「13」を組み合わせた銀行業界のロゴマークが有名となりまし


京都の言い回し13 「元気」と言われたときの対応

京都の言い回しとして、あまりに有名になっているのは「元気なお子さんやね」という言葉です。同じ言葉であっても、口調や語気などによって意味が異なることはあるのですが、この「元気なお子さんやね」だけは、どんなイントネーションであっても意味合いは同じです。 少なくとも元気であることを褒めているわけではなくて、元気ということは何を言われているのかを察する気持ち(配慮、能力)がないと、なかなか京都の方と


食事摂取基準17 食事の評価

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、食事の評価を説明しています。 健康な個人または集団を対象として、健康の保持・増進、生活習慣病などの発症予防、重症化予防のための食事改善に食事摂取基準を活用する場合は、PDCAサイクルに基づく活用を基本とします。 摂取量推定(個人あるいは集団を対象とした各種食事調査の実施による摂取量の把握を指す)によってエネルギー・栄養素の摂取量を推定して、