最新情報
運動ガイド33 身体活動・運動を安全に行うためのポイント4
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動・運動を安全に行うためのポイント」の「新たに運動を開始するときの確認事項」の後半の続きを紹介します。 〔新たに運動を開始するときの確認事項〕 2)症状(STEP2) 安静時又は活動中における兆候と症状にリストアップした事項の有無を確認しましょう。 ・虚血によると思われる胸部、頸部、頭又は他の
運動ガイド32 身体活動・運動を安全に行うためのポイント3
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動・運動を安全に行うためのポイント」の「新たに運動を開始するときの確認事項」の後半を紹介します。 〔新たに運動を開始するときの確認事項〕 ③内服薬 糖尿病治療薬:機序の異なる新薬が多く開発されていることを踏まえ、服薬の状況を把握しておく必要があります。通常、運動を開始すると、正常血糖者では血中イ
11月7日の記念日
「もつ鍋の日」丸協食産(長崎県佐世保市)が、いい(11)もつ鍋(7)の語呂合わせで制定。 「腸温活の日」フジッコが食物繊維の入った温かい食事をする腸温活の普及のために立冬の頃ということで11月7日を制定。 「いいおなかの日」タカナシ乳業がヨーグルトでいいおなかを心がけるきっかけにしてほしいと、いい(11)おなか(7)の語呂合わせで制定。 「ソースの日」日本ソース工業会が設立の19
日々修行69 代謝促進成分の認知
食品に含まれる健康成分、機能性成分への注目度が高まる中、決定的な健康成分とされる代謝促進成分が知られることになりました。 2001年は厚生省と労働省が統合されて厚生労働省が発足した年で、食品業界の要請を受けて食薬区分(食品と医薬品の分類)の見直しが行われました。 従来の食薬区分は同じ植物の異なる部位で行われるのが通常でしたが、成分そのものが医薬品にも食品にも使用することが許可されるとい
微表情12 マスク着用の子どもへの影響
コロナ禍の3年間のマスク着用によって、表情が見分けにくい状況が続きました。日本人は「目は口ほどにものを言う」と表現されるように、目の動きや目の周りの動きに気持ちが現れやすく、また気持ちが読み取れるという特徴があるとされてきました。 微表情では、目と周辺の動きも参考にされるものの、重要となるのは鼻や口の周りの微細な筋肉の動きです。その重要な微表情を把握することが、マスクをつけることで読めなくな
睡眠ガイド33 よくある質問1
厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「運動、食事等の生活習慣と睡眠について」の「よくある質問と回答」を紹介します。 〔よくある質問と回答〕 Q 夜仕事帰りにジムに行って運動をしても眠りに影響ありませんか? A 就寝前1時間以内の激しい運動は夜の眠りを妨げる可能性があります。ジムでの運動はで
睡眠ガイド32 規則正しい生活習慣で良質な睡眠を
厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「運動、食事等の生活習慣と睡眠について」の「規則正しい生活習慣で良質な睡眠を、日中の活動と夜間の休息・睡眠にメリハリを」を紹介します。 〔規則正しい生活習慣で良質な睡眠を、日中の活動と夜間の休息・睡眠にメリハリを〕 良い睡眠のためには、まず規則正しい生活を送る
11月6日の記念日
「いいもち麦の日」石橋工業(福岡県筑後市)がいい(11)麦(6)の語呂合わせで制定。 「アリンコのロールケーキの日」パティスリードパラディ(東京都文京区)はロールケーキ専門店ARINCO(アリンコ)を運営しており、いい(11)ロール(6)ケーキの語呂合わせで制定。 「巻寿司の日」あじかん(広島県広島市)が節分(立春、立夏、立秋、立冬の前日)に巻寿司を丸かぶりすると幸運が訪れるといわれて
日々修行68 医薬品成分から食品成分としての使用許可
サプリメントの代表的なものといえばビタミン、ミネラルというのが一般的な認識です。サプリメントには補助、補完、補充という意味があり、通常の食事では不足する栄養素を補うものを指しています。その不足して補うものとして一番にあげられるのがビタミンとミネラルです。 そのビタミンもミネラルも医薬品に分類されていた時代があります。それほど昔のことではなくて、医薬品だけでなく食品としても使えるように規制緩和
史語の世界6 米百俵の精神
小泉首相が所信表明演説で述べた「今の痛みに耐えて、明日を良くしようとする米百俵の精神こそ、改革を進めようとする今日の我々に必要ではないか」は、「聖域なき構造改革」を表す言葉として今も語り継がれています。 この中に登場する「米百俵の精神」は、今まさに史語として伝えられるべき言葉ですが、これは“死語”になりかねない状況が続いていると感じることがあります。 米百俵の精神は、幕末から明治初期の