最新情報

健康情報11 高齢者の体脂肪と血糖値の関連性

脂肪細胞に蓄積される体脂肪が多いと血糖値が上昇しやすいことは以前から指摘されていて、その傾向は高齢者で高く、血糖値が高いと体脂肪を減らすことが重要だと言われてきました。 順天堂大学大学院医学研究科とスポートロジーセンターの研究グループは、文京区在住の高齢者1438人を対象とした横断研究によって、内臓脂肪蓄積が高齢期の糖代謝異常に強く関連する因子であることを明らかにしました。 超高齢社会


2月11日の記念日

「初午いなりの日」全日本いなり寿司協会が初午に稲荷神社で五穀豊穣を願う祭りがあることにちなんで初午から近い祝日の建国記念の日を制定。 「わんこそば記念日」わんこそば全日本大会運営委員会(岩手県花巻市)が開催日に合わせて制定。 「出雲そばの日」出雲そば商組合(島根県出雲市)と松江そば組合(島根県松江市)による出雲そばの日記念日登録実行委員会が信濃国松本藩の城主の松平直政が出雲国松江藩に国


サプリメント相互作用7 血圧編:高血圧に気づいていない実態

日本人の生活習慣病で最も多いのは高血圧です。高血圧は初期段階では自覚症状がほとんどないために、高血圧であっても、そのことに気づかない人も多く、さらに高血圧を指摘されても改善や治療に取り組まない人も多くいます。 高血圧の治療薬(降圧薬)を使用していても、他の生活習慣病よりも軽く考える人も多く、サプリメントとの相互作用について説明しても、あまり関心を抱かずに、状態を悪くしている場合も少なくありま


発達栄養139 むし歯の有無別の間食の与え方

「幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援ガイド」の中から、むし歯の有無別の間食の与え方について紹介します。これは平成27年度乳幼児栄養調査結果に基づいて発表されたものです。 2)むし歯の有無別の間食の与え方 子どもにむし歯のある人に「欲しがるときにあげることが多い」「甘い飲み物やお菓子に偏ってしまう」「特に気をつけていない」と回答した保護者の割合が高くなっていました。回答者は2〜6歳


「三」1 人間は“三度”死ぬ

「人間は二度死ぬ」という言葉は、講演やセミナー、講話、書籍などでもよく使われる絶好のキーワードです。一度目の死は、医学的に死亡が確認されたときに迎える死です。生物的には、これ以上に死ぬことはないわけですが、その人のことを記憶に留めていてくれる人がいる限りは、心の中では生き続けることになります。 一度目の死は誰しも避けることができないわけですが、すべての人の記憶から忘れ去られたときが二度目の死


健康情報10 アプリを活用した歩数の増減

外出して歩くことは、歩数を増やすことによる足腰の健康だけでなく、さまざまな効果が認められています。そのため、外出して歩くことがすすめられ、長く歩いてもらうための工夫が行われています。 ショッピングモールではスマートフォンのアプリケーションを活用したウォーキングを実施していて、その参加者の歩数の増加についての検証が進められてきました。 その一つの成果として、千葉大学予防医学センターとイオ


記念日2月11日〜20日

2月11日 「初午いなりの日」全日本いなり寿司協会が初午に稲荷神社で五穀豊穣を願う祭りがあることにちなんで初午から近い祝日の建国記念の日を制定。 「わんこそば記念日」わんこそば全日本大会運営委員会(岩手県花巻市)が開催日に合わせて制定。 「出雲そばの日」出雲そば商組合(島根県出雲市)と松江そば組合(島根県松江市)による出雲そばの日記念日登録実行委員会が信濃国松本藩の城主の松平直政が出雲国松江


2月10日の記念日

「ばい菌ゼロの日」エーワン(愛知県名古屋市)がウイルス・ばい菌が2→1→0と減ってゼロになる様子から制定。 「みやざき地頭鶏の日」みやざき地頭鶏事業協同組合が、じ(2)とう(10)の語呂合わせで制定。 「フードの日」日本野菜ソムリエ協会がFOOD(食べ物)と風土からフー(2)ド(10)の語呂合わせで制定。 「フットケアの日」日本フットケア・足病医学会がフッ(2)ト(10)の語呂合


体質との調和10 脱共役たんぱく質1遺伝子タイプの特徴

日本人は肥満遺伝子の割合が高くて、日本人の35%が該当する脱共役たんぱく質1遺伝子タイプは、一般に“洋ナシ型肥満”と呼ばれる下半身から太っていくタイプです。これは脂肪の代謝が低いために余分な脂肪が体脂肪として蓄積されやすいからで、下半身に皮下脂肪が蓄積されやすくなっています。 腹部よりも下半身に脂肪がつきやすいということのほかにも、皮下脂肪が厚い、二の腕がたるみやすい、女性の場合は母親と同じ


健康情報9 寝つくまでの時間は睡眠構造と身体の放熱により影響される

埼玉県立大学大学院の研究グループは、不眠症の基盤データとして健常成人を対象にして、入眠過程における主観的入眠潜時(本人が自覚する寝つくまでの時間)と体温・放熱、睡眠構造との関連性を検討して、研究成果を公開しました。 ヒト(人間)は睡眠中にも時間経過を認知する時間認知機能を備えていて、例えば一晩の睡眠時間が7時間であれば、本人の自覚する睡眠時間もほぼ7時間と、ある程度一致しています。ところが、