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2023/3/29 なぜ発達障害児の支援をするのか

私どもの特定非営利活動法人(NPO法人)は日本メディカルダイエット支援機構という名称であるため、発達障害児の支援活動に対して、「なぜダイエットの団体が発達障害に手を出すのか」との質問がよく投げかけられます。 発達障害児の支援の中で、私たちが手がけているのは食事面の支援です。食事面といっても、食べ物が不足している家庭に対するフードバンクでもなく、こども食堂でも配食でもありません。発達障害児が何


健康食品の法規制20 冊子の取り締まりの変遷

健康食品は商品のパッケージにも、チラシにも、ホームページにも医薬品的な効能効果を表示することはできません。そのため、冊子を作って、商品の販売とは無関係という形で効能効果を知ってもらおうということを考える会社があります。それは今では販売に関わるときには規制の対象となっているのですが、これには紆余曲折がありました。 取り締まりのマニュアルは、これまでに何度も改定されてきています。これは現状の規制


ツイン・ウォーク45 インターバル運動によるEPOC効果

人間の身体は酸素を多く取り込む運動を続けて酸素不足になったときには、酸素の取り込みを盛んにします。この盛んというのは、運動時の変化ではなくて、運動をしていないときのことで、日常生活での酸素の取り込みが増えることになります。酸素を多く取り込めば、それで脂肪の代謝が盛んになるわけではなくて、運動も必要です。その運動としてすすめられるのが有酸素運動です。 EPOC効果は、運動をしていないときにも脂


発達支援推進42 発達支援の“お神輿”を担いでほしい

発達障害児(18歳未満)と発達障害者(18歳以上)の支援というと、支援をされる方々だけでなく、その支援を行う人に対して何をすべきなのかということも重要になってきます。 立場的に上にいる人が「上から目線」で発達障害児と発達障害者に対して実施するのはピラミッド式のスタイルですが、発達支援は“施し”の感覚ではなくて、広く関わる方々が皆の力を集って、一緒に力を出していくということで、スタイルとしては


Medical Diet169 ダイエットの始まりは粉ミルク

ダイエット(diet)は、もともとは方針、戦略、作戦などの意味で、国の方針を決定する国会は「the Diet」と表記されています。東京メトロの国会議事堂前駅の英語表記は「National Diet Bldg.」なっています。 この説明と同時にdietについて話をするテーマは「dietitian」です。これは栄養士のことで、ダイエットをする人ではなくてダイエットをさせる人を意味しています。この


健康食品 敵か味方か19 機能性表示食品制度とは?

機能性表示食品は、国の定めるルールに基づいて、事業者(製造・販売会社)が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要事項を、販売前に消費者庁長官に届け出て機能性を表示することができる食品(健康食品、生鮮食品、加工食品、飲料)です。 届け出された情報は、消費者庁のホームページに掲載されています。特定保健用食品と違って、消費者庁は審査を行わず、事業者が自らの責任で科学的根拠をもとにして適正な


健康あない人42 鮭とサーモンの違いから考える健康づくり

今回のテーマは、同じように見える魚が実は違っているということを示して、健康効果の違いを語ろうということではありません。見た目は同じでも違いがあるということを、健康づくりの考え方につなげていこうということです。 鮭(さけ)もサーモンも健康成分とされる不飽和脂肪酸も、たんぱく質もほとんど違いはありません。違いがないどころか、まったく同じだという考えもあります。それは日本語では鮭、英語ではサーモン


健康食品の法規制19 文字校正と指導の関係

健康食品や食品の広告、ホームページ、チラシなどの内容は、正しいことを伝えるのが目的であるだけに、文字に間違いがあってはいけないことです。間違いがあってはいけないといっても、しっかりと見て、確認をしないと変換ミス、打ち込みミス、思い間違いによる間違いを犯しかねません。 健康食品の広告などの文言は、正しいものであれば、その会社も信頼に値すると思われますが、単純な校正ミス、変換ミスがあると、それを


DNA Answer39 食べたくても食べられない野菜

発達障害児は食べ物の好き嫌いが多くて、中でも自閉症スペクトラム障害では○×で意思決定をする特性があることから、まったく食べられないというものが出てきます。それは感覚過敏によって食べられないということだけでなくて、何か別の原因があって心理的なことで食べられなくなり、極端な偏食が起こることも少なくありません。 絶対に食べなければいけないとされる食品の中で、極端な偏食が起こりやすいものとして野菜が


あくまでも噂話105「“部長部”は部長だけの部署」

職場が消滅するということは考えてもいないし、考えたくもないというのは当たり前の気持ちです。それが当たり前だったのは、コロナ前のこと、震災前のことで、もっと遡ればリーマンショック前ということになるでしょうが、これまで当たり前に通勤していた職場がなくなるというのは、銀行の合併による支店併合でも、よく見られることでした。 支店の併合によって、2つ、3つの支店が1つになりました。これによって支店長が