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健康情報43 特定健診時の歯科的介入が口腔と全身の健康状態の改善に影響
信州大学医学部とサンスターは、共同研究によって、長野県塩尻市の国保特定健診受診者を対象に、任意の歯科的介入として歯科健診、歯科保健指導、口腔清掃補助用具セット(歯間ブラシ、洗口液、使い方説明書)の配布を実施し、口腔と全身の状態と保健行動の変化を分析しました。 その結果、特定健診と歯科的介入を受けた人は、歯間ブラシや洗口液の習慣化や運動・飲酒習慣等の保健行動が改善し、それらを通じて、口腔・全身
3月5日の記念日
「常陸牛の日」茨城県常陸牛振興協会が1977年3月5日の設立日にちなんで制定。 「産後ケアの日」日本製紙クレシアがポイズの普及に産後ケアの日実行員会を立ち上げて産(3)後(5)の語呂合わせで制定。 「三幸の日」三幸製菓が三つの幸せをアピールするために三(3)幸(5)の語呂合わせで制定。 「スリランカカレーの日」アクティブインターナショナル(神奈川県川崎市)がスリランカカレーのミッ
奇跡の軌跡6 短文との巡り合い
文章は短いほうが頭に入りやすいということを常に心の中心に置いていて、1行が40字の文書作成ソフトの場合には2〜3行で句点(。)で区切るのを原則としています。これは小学5年生のときに父から書き写しをして文章の勉強をするように日課として渡された朝日新聞の天声人語(朝刊1面の連載コラム)の短文を見本としていたからで、短い文を数多く重ねるということで起承転結の書き方を覚えてきました。 当時の天声人語
健康情報42 乳児の鶏卵・牛乳・小麦のアレルギー誘発用量
これまでに世界各国から報告されている複数の大規模臨床試験のメタ解析などから、鶏卵などの食物アレルギーの原因となりやすい食品であっても、乳児期早期に少量でも摂取を開始しておくことで、食物アレルギーの発症の可能性が低くなることが明らかとなっています。 近年、国や地域によっては、食物アレルギーの発症予防を狙い、原因となりやすい食物を含んだ乳児用製品が販売されていますが、実際にどれくらいの量から開始
3月4日の記念日
「バウムクーヘンの日」ユーハイムが1919年3月4日に広島県物産陳列館(後の原爆ドーム)のドイツ展示販売会にバウムクーヘンを出展したことから制定。 「酸蝕歯の日」スミスクラインが歯のエネメル質の摩耗を防ぐシュミテクトの普及のために酸蝕(3)歯(4)の語呂合わせで制定。 「真っ白なそば・更科そばの日」更科堀井(東京都港区)が、さ(3)らし(4)なの語呂合わせで制定。 毎月4日:「み
「ONとOFF」2 恩と感じない人のOFF
「恩返し」は、受けた恩(恩義・温情)をありがたく感じて、お礼をすることをいいます。お礼といってもピンからキリまであって、恩を受けても「当たり前のことだ」くらいにしか感じなくて、お礼の言葉を伝えた、周囲の人に世話になったということを話しただけで終わる人もいます。 金銭が発生するのが当たり前のこと、労力に対する謝礼として当然の金額を支払うべきことであっても、「ありがとうね」という軽い言葉で済まそ
健康リテラシー20 栄養補助での恩人との研究1
食品の健康作用については、以前は栄養素(ビタミン、ミネラルなど)の健康面での働きが中心となっていましたが、赤ワインのポリフェノールがブームになった1997年から様相が大きく変わりました。健康食品は、医学や農学、栄養学の専門家がテレビ番組に登場して解説するという流れであったところから、機能性成分が重きを置かれるようになり、薬学の専門家が登場するようになりました。 その専門家として注目されていた
健康情報41 糖類・アミノ酸・脂肪酸摂取量の正確さ
次世代多目的コホート研究は現地調査(フィールドワーク)を実際に行うチームによる研究で、生活習慣・生活環境と、がんなどの生活習慣が関係する病気との関連を明らかにして、日本人の生活習慣病予防と健康寿命の延伸に役立てるための健康が行われています。 食生活と健康との関連を明らかにする研究では、一人ひとりの食生活を正しく把握することが重要で、次世代多目的コホート研究では習慣的な栄養素や食物の摂取量を把
3月3日の記念日
「耳の日」日本耳鼻咽喉科学会が3が耳を連想させることから制定。 「ミミの日」聴覚障害の予防・治療の理解を広めることを目的にミ(3)ミ(3)の語呂合わせで制定。 「ささみの日」味のちぬや(香川県三豊市)が、ささ(3)み(3)の語呂合わせで制定。 「春のちらし寿司の日」あじかん(広島県広島市)がひな祭りの定番のちらし寿司にちなんで制定。 「3×3の日」日本バスケットボール協会と
健康デザイン62 身体年齢を知られたくない人
健康デザインは、それぞれの人の特性に合わせて、食事や運動などの健康を維持・増進するために必要なものを組み合わせていくことを指していて、まさにデザインするように最適な方法、満足がいく方法を導き出していく活動を意味しています。 健康状態は個人差があるものの、一般には年齢が指標になっています。成人では年齢が若いほうが代謝能力も解毒能力も高くて、病気にもなりにくい、健康のために実施したことの効果が現