最新情報

発達栄養124 妊娠中の母親の食物繊維摂取が与える子どもの発育

妊娠中の母親の栄養状態が、誕生後の子どもの成長に大きく関わることは研究が進み、身体に蓄積される栄養素については妊娠中だけでなく、妊娠前からの摂取についても重要であることがわかってきました。 しかし、食物繊維の摂取については、体内に吸収されるものではなく、体内に残るものでもないことから、あまり研究テーマとなることはありませんでした。 母親と子どもの栄養状態については、環境省が「子どもの健


「vs.」vs.「VS」

A対Bを表すときに「VS」が使われることがあります。“対”を表すのは「versus」で、その省略形は「vs.」です。「VS」ではなく、「vs」だったとしても、これは「vs.」の「.」が抜けた「versus」の間違いだとされます。 それなのに「VS」は頻繁に使われていて、有名なテレビ番組のタイトルにも使われていることもあって、当たり前のように対抗すること、つまりA対Bの意味で使われています。


サプリ概論275 入浴と食事とサプリメントの組み合わせ

入浴の後に食事をすることで、体内で合成される脂肪の量を変えることができます。そのために重要になるのは入浴温度です。入浴温度によって自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えが起こります。 高めの温度(42℃以上)では交感神経の働きが高まり、胃液とインスリンの分泌が抑えられるので脂肪合成が抑えられます。高めの温度での入浴の後に食事をすると、胃液が減って脂肪の分解が低下するために吸収量が減ります。


健康スポーツ10 ディスコン

ディスコンは生涯続けられる健康スポーツとしては全国的には知名度が低いかもしれませんが、岡山県では知られた存在です。というのは普及活動に取り組む一般社団法人日本ディスコン協会の本部が岡山市にあるからです。 岡山県内に全国組織の支部や地方協会があるのは珍しいことではないのですが、全国本部が存在しているのは、なかなかないことです。創設者の桧山武雄会長は、岡山市役所から少年自然の家に赴任したことをき


健康デザイン29 歯科と医科の連携による健康デザイン1

健康デザインは歯科健診から始まり、歯科と医科の連携によって健康成果が得られるものと認識しています。歯と口腔の健康状態が保たれていることによって、すべての栄養素が摂取できるようにすることができます。 食べ物を噛むことは、細かく砕いて飲み込みやすくする、消化液としての唾液を多く分泌させると同時に、唾液に含まれる成分による抗菌作用、歯や口腔内を清潔にする効果、顔の筋肉や骨の強化、免疫の向上や認知機


2023/9/13 途中から話を聴くことの怖さ

倫理法人会のモーニングセミナーに初めから参加できないときには、お休みにすることにしました。初めから参加できないときでも、講話だけでも聞くことができればよいのではないかと言われたこともあるのですが、私は閃輝暗点のために早々に運転免許証を返納したので、モーニングセミナーに参加する会員の方のクルマに同乗させてもらっています。 それができないときの移動手段としては公共交通機関の利用となるのですが、会


健康リテラシー2 リテラシーのレベルの差

日本人は健康リテラシーが高いのか、それとも低いのかということは常に問われてきたことです。我が国は公共メディアやネットによる情報網が充実していて、例えばテレビ番組でもインターネット情報でも健康分野の情報が溢れています。 情報が多く、それをキャッチする機会が多ければ、それで理解する能力が高まるということなら「情報の多さ=健康リテラシーの高さ」とみることもできます。しかし、“もっともらしい話”を真


Medical Diet197 腸内細菌の栄養源

腸内細菌の善玉菌と同じような働きをするビフィズス菌や乳酸菌を摂れば、そのまま腸内に定着してくれるわけではありません。腸内で棲息するためには条件があるのですが、その中でも重要になるのは善玉菌の栄養源(エサ)になるものを摂ることです。 腸内細菌は、誕生したときから腸内にいたわけではなく、誕生後に親の身体や周囲の環境の中にいる細菌が取り込まれて定着して、それぞれの人の腸内細菌となります。例えば、親


2023/9/12 弱点を知ってもらってからの付き合い

いつも水曜日に倫理コラムを書いてきましたが、今日は1日前の火曜日です。水曜日の分を前に出したわけではなくて、もう一つ別に書いています。というのは、自分にとって初めての別の単会への参加で、事情があってモーニングセミナーには途中の時間からの参加なので、時間があれば伝えたかったことを書いておきたいと考えたからです。 それは私の弱点についてです。初めから伝えることではないという意見があることは承知し


発達障害支援30 凸を伸ばすための支援

発達障害児の能力を伸ばすための支援について、凸凹(でこぼこ)の凸を伸ばすことと、凹を埋めることについて、両方が必要であることを前回(発達障害支援29)で紹介しました。凹を埋めることについては、発達障害児支援の中心的な活動になっていることから、そちらに力を入れる施設運営者が多いのは当然のことです。 多くの発達障害児支援施設が、稼働率が高いわけではなく、期待どおりの収益が得られているわけではない