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あくまでも噂話108「エスカレータの立ち位置の東西の違い」
東京に住んでいたときに大阪への出張を前に、大阪出身の研究仲間からエスカレータの立ち位置の注意をされました。「東京と同じように左側に立っていると後ろから上がってきた人に突き飛ばされる」と。突き飛ばされるようなことはないとしても、今では、あまりに知られている東京は左側に立ち止まって歩く人は右側を使う“左立ち”、大阪は右側に立ち止まって歩く人は左側を使う“右立ち”というのを初めて聞きました。 東京
健康食品 敵か味方か26 水で飲まないといけないのか
健康食品でも医薬品でも、それを飲むために使うのは水か白湯(さゆ)というのが常識です。食事のあとに飲むのだから、食卓にあるコーヒーでも、お茶でも、牛乳でも、ジュースでもよいだろうという感覚の人が多いかと思いますが、中には相性がよくないものがあります。 医薬品との飲み合わせから先に説明すると、カルシウムやマグネシウムは医薬品成分と結合して吸収されにくくなるので、牛乳で飲むのは禁止されています。フ
理想実現のための代謝促進6 筋肉を増やすメディカルダイエット
運動をすると、その分だけ筋肉がつくというのは若いときの話で、年齢を重ねていくと運動をしても筋肉がつきにくくなり、減ってほしい脂肪が蓄積されているというのは、多くの人が感じていることです。 筋肉が最も増えるのは成長期ですが、成長期といっても時期によって筋肉の増え方が違っています。筋肉量を増やすことに大きな影響を与えているのは成長ホルモンです。身長が伸びて、徐々に身体が大きくなっていく成長期前期
母子の栄養16 全身の酵素を働かせるためのミネラル
人体の約95%は炭素、水素、酸素、窒素などの元素が結合した有機物で、残りの約5%の元素の無機質がミネラルとなっています。体内に必要な16種類のミネラルは必須ミネラルと呼ばれます。 ミネラルのうち体内に比較的多い7種類(カルシウム、リン、カリウム、イオウ、ナトリウム、塩素、マグネシウム)は多量(主要)ミネラル、少量しか含まれない9種類(鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、マンガン、モリブデン、クロム
健康食品の法規制26 規制の法規講習は変化に対応するため
健康食品の表示の規制の講習は、規制する側の行政機関によっても実施されています。大都市部に限られてはいるのですが、行政側が作成した資料に基づいて学ぶので、その信頼度は高く、これを受講することには安心感があります。 しかし、取り締まり側が実施する講習をクリアしたことで、もう絶対に安心というわけにはいきません。よく言われるのが、「取り締まりする側が、本当のことを言うわけがない」ということで、“手口
代謝と高中性脂肪血症8 動脈硬化予防のための食事のポイント
◎コレステロールを増やす食品を控える 高中性脂肪血症は動脈硬化の危険因子の一つですが、ほかに高LDLコレステロール血症、高血圧、糖尿病なども動脈硬化を促進させます。動脈硬化を予防するためには、次のことに注意が必要となります。 肉類などの動物性脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれ、これが肝臓で合成されるコレステロールの材料になります。また、コレステロールの多い肉の脂身、バター、牛乳なども控えます。
エネルギー代謝66 代謝を低下させる高血圧
血圧が高いと、強い圧力で血液を押し出しているので、臓器や器官、全身の細胞にも血液によって運ばれる栄養素が効果的に押し込まれているのではないか、と思い込まれることがあるのですが、これとは逆のことが起こっています。逆というのは、血液によって運ばれている栄養素が充分に細胞に取り込まれていないということです。 血圧は心臓から送り出された血液が動脈にかけている圧力のことで、これが高まりすぎたのが高血圧
DNA Answer45 噛むことの重要性
食事の始まりは口の中に入れた食べ物を噛むことから始まります。特に噛み方を教えていない3歳児でも、飲み込むまでに15回ほどは噛んでいます。これは平均的な回数であって、歯の状態、口腔内の状態がよくない場合には、噛む回数が減ることは当然に考えられることです。 よく噛むことによって食べたものが細かく砕かれるとともに、唾液が多く分泌されて、消化が進みやすくなります。唾液には消化酵素のアミラーゼが含まれ
理想実現のための代謝促進5 エネルギーの使い道
健康状態を高めるためには、多くのエネルギーを作り出すことが必要ですが、飲食で摂ったエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)が、すべてエネルギーになってくれるわけではありません。 1日に摂取したエネルギー源のうち約70%が基礎代謝に使われます。基礎代謝は生命維持に必要なエネルギー量のことで、細胞の中で行われる生化学反応に使われます。寝たきり状態でも使われるエネルギー量であって、これ以外は活動代謝
ツイン・ウォーク49 ポールでやってはいけないこと
2本のポールを使って歩くノルディックスタイルのウォーキングは、上半身も使って歩くことから、筋肉強化にもエネルギー代謝の向上にも役立つ歩行法となっています。ポールの種類(後つきのスポーツ感覚の歩き方をするタイプ、前つきで安全性を確保する歩き方をするタイプ)、普及団体によって歩き方の流派のようなものがありますが、歩くことに関しては、それぞれの考え方で実施してもらえればよいと思っています。 共通し