最新情報
DNA Answer4 栄養指導のサポート体制
DNAの講習は2段階方式としてあります。資格認定講習のDNA認定講習と、この認定講習を担当する認定講師の2段階です。DNAは認定講師養成講習を受講して、試験に合格することで認定講師となり、DNA認定講習を実施することができるという教育体制です。 DNAは認定資格を活かして、発達栄養の知識を身につけたいと考えている多くの方々に講習をすることができる立場ですが、受講者の中には子どもの発達障害の食
DNA Answer3 個別の栄養指導を本部が対応をする体制
生活習慣病の食事指導・栄養指導は、食べることが直接的に関係しているだけに、指導どおりに実施するのは大変だと言われています。それは食品の内容(主に糖質、脂質、たんぱく質)と分量が、すぐに検査数値に現れてくるからです。 しかし、食事に困難さを抱えている発達障害児の対応に比べれば、生活習慣病対策の食事は大変とは感じなくなるくらいに、発達障害に関わる食事対応は難しいところがあります。 DNAは
サプリ概論238 逆転の発想の鉄その1
鉄というと、赤血球を作るのに必要なミネラルであることから不足すると貧血になることが指摘されています。貧血でなければ不足していない、不足していても身体に大きな影響はないと考えられがちですが、鉄の機能がわかると、そのようなことは言っていられなくなるはずです。 鉄は、赤血球の生成とともに鉄欠乏性貧血の予防、免疫細胞の成長などの作用があるわけですが、鉄の体内での働きを見ていくと、エネルギー代謝の酵素
代謝と糖尿病2 血糖値だけで糖尿病の判断はできない
糖尿病は、血糖値が一定以上になった状態を指しています。そのことから血糖値が上昇しなければ糖尿病ではなくて、血糖値が診断基準よりも低くなれば糖尿病は治ったと判断されるという考え方があります。しかし、それは間違いといえます。 血糖は血液中のブドウ糖のことで、その値(一定の血液の中に含まれるブドウ糖の量)によって糖尿病は診断されます。血糖値を判定基準以下に抑えるのは簡単なことだと言われることがあり
DNA Answer2 「ですます調」の講習テキスト
DNAの認定講習テキストは、序章と1〜8章の9章立てで構成されています。発達障害児の講習と栄養の講習のテキストであるので、章立てが多くなるのは仕方がないことですが、初めて講習テキストを目にした受講者から寄せられる声は、そのことではなくて文体が「ですます調」になっていることです。 DNA認定講習を担当する日本メディカルダイエット支援機構の他の資格認定講習を受講している人の場合は、その講習テキス
DNA Answer1 ひょっとして自分も発達障害?
DNAの認定講師を養成するための講習をしていると、さまざまな質問が寄せられます。1人だけからの質問もあれば、複数から同じ質問が寄せられることもあります。同じ講習テキストを用いているので、似通った質問が連続するのはよくあることです。初めて質問が重なったのが今回のテーマの質問です。 講習テキストには、一般的な発達障害にみられるチェック項目、発達障害に多く見られる食事の困難さなどが掲載されています
Medical Diet159 重要なのは下半身の筋肉
筋肉はエネルギー代謝量が多いことから、体脂肪を減らすことを目指すときには、筋肉量を増やすことが重視されます。筋肉の細胞(筋繊維)にはエネルギー代謝の小器官であるミトコンドリアが1つの細胞について2000〜3000個もあって、多くのエネルギーを作り出しているからです。 筋肉のエネルギー代謝量は基礎代謝のうちの30〜35%とされていて、筋肉が多いほどエネルギーとして消費されるエネルギー源(糖質、
健康・火の用心37 陥りがちな“穿った見方”
「穿った見方をする」と言われたときに、批判をされているように感じるのか、それとも逆に褒められているように感じるのか、その違いは正しい意味を知っているかにかかっています。 穿った(うがった)という言葉の元は「うがつ」です。うがつは、穴を開けることを指す古風な表現で、新たなことのために穴を掘る、深く掘り下げて突き抜けて進むことを示しています。 そこから転じて、「人情の機微や事の真相などを的
発達栄養講習37 メディカルダイエットが発達栄養に取り組む理由
日本メディカルダイエット支援機構は、その名のとおり“メディカルダイエット”の研究に取り組み、その成果を広く健康づくりに役立ててほしいとの思いで普及・支援を実施しています。その活動は特定非営利活動法人(NPO法人)として15期目を過ぎて、16期目の初めの日(2023年4月1日)から発達栄養アドバイザーの認定講習を始めます。 発達栄養アドバイザー認定講習を担当する認定講師の養成を始めていて、それ
DNA趣意18 講習テキストその4
〔発達栄養アドバイザー趣意書より改変〕 DNAは発達栄養アドバイザー(Developmental Nutrition Adviser)を略したもので、特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構による認定資格です。 発達栄養アドバイザー講習テキスト 目次 第6章 特徴に合わせたアドバイス 1 偏食への対応 1)塩味の影響 3)塩分を減らした味覚育成 2 食事の重要性の認識