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どんな種類の素材かで研究成果は変わる
食物繊維が血糖値を安定させるのによい、という研究成果は以前からあったのですが、食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維によって性質が異なるので、どちらを使ったのかは当然に知っておかなければならないことです。種類が異なる研究成果を、自分が想像する食物繊維に当てはめてしまうと、とんでもない間違いを犯すことにもなります。 食物繊維は消化も吸収もされない性質があり、食物繊維が多く含まれていると、そのほか
認定講習の諺もじり2「身から出たサービス」その2
新型コロナウイルス感染症の拡大で、「よかったことを一つだけあげろ」と言われたら、常に情報を更新しないと対応できないことがあるのを知ったことと、リモートで情報発信をしても違和感がなくなったことです。一つではなくて二つになってしまいました。 このような話を資格認定講習ですることがあります。肝心の内容ではなくて、ギャグのように言った「一つではなくて二つ」のほうが記憶に残る人も少なくありません。これをほ
Medical Diet71 やせるための食事にかける時間
早食いは太る原因になるのなら、ゆっくりと時間をかけて食べようと考えても、朝食は短時間で済ませることが多く、昼食も学業や仕事の合間では時間を長くとることはできません。せめて夕食くらいは時間をかけて食べてほしいところですが、全体で30分以上の時間をかけることは少なくなっています。夕食後にも仕事や勉強(だけでなくて遊びも)があると、短時間で済ませることが多くなりがちです。 食べすぎを抑えるためには、満
脳の健康寿命60 仕事が趣味ではよくないのか
「仕事が趣味」ということを働きすぎの言い訳ではなく、本気で言っている人もいます。仕事を生活のための稼ぎ、嫌なことでも給料のために頑張っているということではなくて、趣味のように楽しんでいる人がいます。できることなら定年退職をしたくない、“一生の趣味”として働き続けたいと願う人もいます。 その願いがかなえられればよいものの、多くの会社は定年延長をしても70歳までしか雇えないというのが現状です。それで
記念日4月12日〜18日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 4月12日 パン食普及協議会が日本で初めてパンのようなものが焼かれた1842年4月12日にちなんで「パンの記念日」と制定。ルバンシュとピーカブー(石川県能美市)が良い(4)皮膚(12)の語呂合わせで「子どもを紫外線から守る日」と制定。徳島県にんじん振興協議会が、よ(4)い(1)に(2)んじんの語呂合わせで「徳島県にんじんの日」と制定。毎月12日は「育児
サプリ概論141 エネルギー代謝に必要な栄養成分
エネルギー代謝に関わるサプリメントは、いわゆるダイエット系のものと考えられがちですが、メディカルダイエットでは全身の細胞で産生されるエネルギーを効率よく発生させ、そのエネルギーを身体や脳の活動のために当てるために用いています。 エネルギー代謝に関わる初めの成分は、細胞内のエネルギー産生の小器官であるミトコンドリアにエネルギー源の糖質(ブドウ糖)と脂質(脂肪酸)を取り込む作用をするα‐リポ酸、L‐
メディカルダイエット×サプリメントの支援活動
メディカルダイエットは、運動と食事、運動と入浴、食事と入浴のタイミングによって、体脂肪を減らす一般的な印象のダイエットだけでなく、一般の印象とは逆の体脂肪を増やすことにも対応しています。そのタイミングだけでも体脂肪の増減ができるのですが、これを促進するためには特定の栄養素が必要になります。その栄養素を効果的に取り入れることによって、身体の生理的なメカニズムを促進することができます。 サプリメント
発達障害サポーター37 発達障害サポーター講習の担い手
発達障害サポーターの講習は、自治体との協力関係があると進めやすくなるのは当然のことです。発達障害サポーターがモデルとしているのは、厚生労働省の認知症サポーターで、自治体との連携で認知症の理解を地域で進める活動をしています。発達障害サポーターは、すべての子どものうち10%はいる発達障害児を理解して、それぞれの人ができる範囲でサポートすることを目指しています。 発達障害は障害であるために生涯にわたっ
Medical Diet70 太るための早食い
「早食いは太る」というのは昔から言われてきたことです。早食いでも、ゆっくり食べても食べる量が同じなら太る、やせるは関係がないようにも思われます。どんな食べ方をしてもエネルギー量は変わらないからです。 エネルギー量が同じであれば、同じ結果というのは一般的なダイエットの考え方で、メディカルダイエットでは食べる量がすべてではありません。食べる順番(運動の前に食べるか後で食べるか)や食べるときの条件(入
サプリ概論140 サプリメントと医薬品の相互作用を活用
医薬品とサプリメントの飲み合わせ辞典ともいえる「ナチュラルメディシン・データベース」があります。これはアメリカのNIHの資金補助で民間企業が完成させたもので、サプリメント成分と医薬品の“相互作用”が掲載されています。アメリカでは1600種類、日本対応版では1200種類ものサプリメント素材について、それぞれの医薬品とのバッティング(健康被害など)例が出ています。 NIHは国立衛生研究所と日本では訳