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食事を減らさないで運動だけでやせられるか

ダイエットが続かないのは空腹に我慢ができなくなることと、運動が続かないことが大きな理由としてあげられます。食事の面で言えば、空腹を感じることがなければ続きやすいということで、空腹と感じない程度に食事の量を減らすか、同じ量でもエネルギー量を落とす工夫をするか、もしくは一番いいのは食事に何も手を加えずに以前と同じように食べられることです。その食べる量を変えずにダイエットを可能にするのが、食事と運動のタ


ダイエットのエネルギーロスはよいことか悪いことか

エネルギーロスというと、せっかく作られたエネルギーが充分に使われないことを指していますが、栄養代謝について使うときにはニュアンスが違っています。もともとの意味では、例えば自動車のエンジンを動かすために入れたガソリンの燃焼効率が悪くて、下がってしまった実際の能力と計算上の能力との差がエネルギーロスとなります。また、エンジンの回転を活かすためのタイヤがすり減っていることから、思ったようなエネルギー伝達


12月4日はヒトケミカルの日

12月4日を「ヒトケミカルの日」と制定しました。制定したのは日本メディカルダイエット支援機構で、いわば“勝手記念日”です。公式の記念日は役所や公益団体、企業、日本記念日協会などが定めていますが、記念日の制定は普及には大きな支えとなっています。それは当機構の理事長が全国納豆協同組合連合会の納豆の日(7月10日)、日本豆腐協会の豆腐の日(10月2日)のメディア広報を担当していたときに強く感じていたこと


スーパーフードは本当にスーパーなのか

スーパーフードは栄養が豊富で、その栄養素がバランスよく含まれている自然食品を指しています。その代表的なものとしてチアシード、キヌア、ヘンプシード(麻の実)があげられています。こういった定義に囚われずに、といったら聞こえがよいのですが、栄養豊富なものは何でもスーパーフードにして売っている例もあり、首をかしげることも少なくありません。 ここではチアシードを例にして話を進めさせてもらいますが、栄養豊富


骨盤がゆがんでいると運動効率が悪くなる

ウォーキング指導をしているときに、左右の足の運びが違っている人をよく見かけます。本人は左右ともに同じ歩幅にして歩いているつもりでも、片方が前に出にくくて左右で歩幅が違うことから、左右のバランスが取れた歩き方になっていないのです。これでは筋肉の疲れ方も違い、膝などにかかる負担も違ってきます。そのために歩くほど左右のバランスが崩れてしまい、足腰を傷める結果にもなりかねません。内臓は骨盤の上に乗ったよう


歩いてやせるための筋肉は歩いてつける

“筋代謝力”という言葉があります。これは筋肉の能力の一つを表すもので、一般に筋力というと重いものを持ち上げるような力強さを示すもので、この他に筋持久力があります。筋力は筋肉の長さを変えないで発揮できる力のことで、重いものを持ち上げるなどして筋肉を刺激していくと最大筋力が高まっていきます。 筋力に影響を与えるのは文字通り白い色をしている白筋で、パワーは高いものの持久性が低くて、疲れやすいものです。


おなかを外から温めるとやせるのか

腹部に温熱効果のあるシップを貼るだけでダイエットできる、ということをうたった商品があり、その効果についてメディア関係者から問い合わせがありました。実際の番組に使おうということではなく、おなかを温めると便通がよくなって、それが代謝を促進してダイエット効果があるという内容での企画会議をしているときに湧いてきた疑問ということで、いつものように簡単に答えてくれるAI辞書代わりに連絡をしてきたようです。当方


悪玉コレステロールよりも悪玉のコレステロール

レムナントコレステロールがテレビ番組で取り上げられてから、セミナーなどで急にレムナントコレステロールの質問が増えました。番組の取り上げ方のせいもあって、これまで動脈硬化の原因はLDLコレステロールと伝えられていたのに、別のコレステロールが原因であったという印象を持たれたようです。私たちも含めて、間違い情報を発信してきたように思われているのではないかと気にもなりつつ、一般対象のセミナーではあるものの


あえてスローウォーキングのすすめ

スロージョギングは歩くペースで走るもので、走るよりも足腰など身体の負荷は少ないものの、歩くよりも心肺機能が高まり、脂肪燃焼が高まるという効果があります。歩くことに比べるとエネルギー代謝は1.6倍高まるという研究成果があります。以前に紹介したスロー筋トレは、ゆっくりと筋肉に負荷をかけて筋肉を増強させ、エネルギー代謝が高まります。スロー筋トレは何も器具などは使わずに自重だけで筋トレをしていくものですが


乳酸は善玉か悪玉か

運動と乳酸の話をしているときのこと、「乳酸に善玉と悪玉はあるのですか」という質問に続いて、「ダイエットできる乳酸について聞きたい」という声が会場からありました。前者については答えがあります。乳酸は体内で糖質がエネルギーとなるときに不完全燃焼することで発生する疲労物質で、筋肉疲労の原因物質とされています。大量に発生すると分解、排泄しきれずに体内に蓄積され、疲労感だけではなく、肩こりや腰痛、頭痛などの