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支援する人を支援する11 支援の連続
社会課題を解決するには、制度上の問題の改善から実際の支援に至るまで、取り組むべき点が多く存在しています。そのため、子どもの課題、高齢者の課題といったように、社会的弱者の分類ごとに取り組まれてきたところがあります。 すべてを一度に解決することは、これに取り組む方々の時間や労力の限界などもあって、別々に取り組まれることがありました。しかし、社会課題は分断されたものではなく、連続していて、一定のと
「昭和100年」14 明治から考える基盤の変化
昭和100年にあたる2025年は、明治で数えると158年となります。 「明治100年」は1968年(昭和43年)で、そのとき私は中学1年生で、学校でも「明治は遠くなりにけり」と盛んに言われたものです。 これは俳人・中村草田男の1931年(昭和6年)の句で、「降る雪や明治は遠くなりにけり」の一節です。この句は港区立青南小学校正門内の後者前庭の句碑に記されていて、東京に住むようになってから
12月3日の記念日
「みかんの日」全国果実生産出荷安定協議会と農林水産省が、昔は蜜柑(みっかん)と呼ばれていたことから、いい(11)みっか(3日)んの語呂合わせで制定。 「ひっつみの日」岩手県生めん協同組合が123のひいふうみが、ひっつみに語感が似ていることから制定。 「『暮らしに除菌を』の日」プラネット(大阪府和泉市)が1に手洗い、2にうがい、3に除菌で衛生的な生活を心がけてもらうことを目的に 「
日々修行95 健康ウォーキングその1
ウォーキングと健康の関係性について、「歩ければ健康」「健康だから歩ける」という表現をしていた研究者がいました。私が知り合った当時は国立大学の体育系の教授であり、ウォーキングの学会の理事長も務めていたので、これは序の口の導入部で、わざと話しているのかと思って次を期待していたのですが、それ以上の話を聞くことはできませんでした。 ウォーキングは誰もが簡単に実践できる健康づくりの運動法として多くの国
4thプレイス17 こども食堂の心身の栄養
こども食堂は、普段の食生活で充分な栄養が摂取できない子どもを対象とした“救済の場”というイメージを抱かれることが多く、食べるものがあればよいと考える人も少なくありません。 こども食堂は食事を提供する回数、栄養摂取の充足度が評価されることもあるのですが、これが正しい評価なのかを、提供する食事の内容だけでよいのかということを、第3の居場所、第4の居場所といった観点で考えてみました。 こども
セカンドステージ34 働き手減少時代の健康づくり
少子高齢化社会は、高齢者を支える世代の負担が大きくなることの危機感を掲げているものの、現役世代の労働力が全体的に低下していくことによって、仕事の効率が低下していくことは二の次に語られているところがあります。 ただでも働き手が少なくなり、労働人口時代が高齢化していく中で、現状では日本人の平均年齢が50歳を超えています。国民の年齢としては50歳が中間であっても、労働ということで考えると20歳から
12月2日の記念日
「ビフィズス菌の日」江崎グリコがビフィズス菌の発見が発表された1899年12月2日にちなんで制定。 「デーツの日」オタフクソースがナツメヤシのドライフルーツのデーツの認知のために12月(December)と数字の2の組み合わせでデー(D)ツ(2)と読むことから制定。
日々修行94 ウォーキング希望者への対応
歩くことは、ほとんどの人が可能な最も挑戦しやすい運動で、自由に始めることができるものの、一定の距離や時間を目的にするためには、日本ウオーキング協会が主管するウオーキング大会は意義があるものでした。 大規模な大会や市町村内などの例会は、自治体の住民だけでなく、医療関係者にとっても大切な場でした。検査によって血圧、血糖値、中性脂肪値などで異常が認められると、生活習慣の改善として医師から歩くことが
老いの脳力1 測定できない脳力の判定その1
人間の能力は、誕生したときから徐々に高まっていって、ピークに達した後は徐々に低下していくというのが通常のパターンです。これは筋肉や臓器などの成長でも機能においても同じような曲線を描いて変化しているのですが、一つだけ例外といえること(能力)があります。 それは脳の能力であり、同じ呼び名(脳と能)が続くので、混乱がないように「脳力」と表記しています。 脳力は脳が発揮する力のことで、頭脳の力
12月1日の記念日
「いのちの日」厚生労働省が自殺予防活動の一環として、いのちの電話の普及のために制定。 「カイロの日」日本カイロ工業会が使い捨てカイロの需要が高くなる12月の最初の日を制定。 「ワッフルの日」新保哲也アトリエ(兵庫県神戸市)がワッフル(ワン=1、フル=2)の語呂合わせで制定。 「市田柿の日」市田柿発祥の里活用推進協議会(長野県高森町)と市田柿ブランド推進協議会(長野県飯田市)が市田