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欺瞞錯誤3 お知らせと宣伝の境界線

民放(民間放送)のテレビ番組は、番組の内容と、その番組のスポンサーによるコマーシャル(広告収入)で成り立っています。コマーシャルを展開する企業などは広告宣伝費を使っていて、このうち番組の広告枠を購入する費用をCM費と呼んでいます。 テレビのCM費はタイムCMとスポットCMに分かれていて、番組スポンサーとして放送されるのがタイムCMです。「この番組は○○の提供でお送りします」というアナウンスと


健康デザイン75 血圧対策のウォーキング

血圧は内臓脂肪の蓄積によっても上昇します。内臓脂肪が蓄積すると悪玉の生理活性物質のアンジオテンシノーゲンが分泌されます。この生理活性物質はインスリン抵抗性を引き起こして血糖値を上昇させることが知られていますが、それと同時に血管を収縮させ、さらに血液中の塩分濃度を高めるために、血圧を上昇させます。 肥満になると、血管の外側にある脂肪細胞が膨らむことになり、血管が圧迫されて血液が送り出されたとき


7月17日の記念日

「理学療法の日」日本理学療法士協会が1966年7月17日の設立日にちなんで制定。 「喜多方ラーメンの日」福島県喜多方市が喜の旧字の㐂は七十七と読めることから制定。 毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)、「森のたまごの日」(イセ食品)


欺瞞錯誤2 事実の一部をカットする手法

ミスリードを、あえて行うようになったメディアの変化の分岐点が2011年3月11日であったということを前回書きましたが、これはメディアのミスリードの定義も変わるきっかけとなりました。 ミスリード(mislead)というと、「誤解を招くこと」「判断を誤らせること」「人を欺くこと」というのが辞書的な説明で、伝える側の知識不足や勘違いが大きな原因と考えられてきました。 メディア報道という権力を


SELME7 メタボ健診からの発想

厚生労働省によって2008年から特定健診・特定保健指導が始まりました。特定健診は一般にはメタボ健診と呼ばれています。 これは40歳以上74歳未満のすべての被保険者・被扶養者を対象に、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予防を目的としたもので、結果に基づいて必要に応じて保健指導が行われています。 従来の健康診断は生活習慣病の早期発見・早期治療が重視されてきましたが、内臓脂肪の過剰な


7月16日の記念日

「からしの日」日本からし協同組合が前身の団体の設立日の1957年7月16日にちなんで制定。 毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)


欺瞞錯誤1 ミスリードの世界

ミスリード(mislead)は、メディアでは以前は否定的に使われることが多い用語で、テレビ番組の世界では「ミスリードさせない伝え方」が重要視されてきました。否定的に使われるというよりも否定されてきた手法です。 報道であれば、ミスリードは避けるべきというよりも絶対に起こしてはいけないことで、ミスリードにつながるような表現や取材手法だけでなく、取材素材もミスリードを犯さないものを選択することは必


セカンドステージ18 講習のタイミング2

健康づくりを支援するためのガイドラインは、これまでにも厚生労働省によって複数のものが提供されてきました。その中から睡眠に関するガイドラインの概要を紹介します。 睡眠指針については、平成15年度に「健康づくりのための睡眠指針〜快適な睡眠のための7箇条〜」が策定されたのが始まりで、次いで平成26年度に「健康づくりのための睡眠指針2014」が策定されました。 これらの指針を活用して、「21世


7月15日の記念日

「ホッピーの日」ホッピービバレッジがホッピーの製造販売を始めた1948年7月15日にちなんで制定。 「うらかわ夏いちごの日」北海道浦河町が特産の夏いちごの普及を目的に夏(7)いちご(15)の語呂合わせで制定。 「夏チョコの日」森永製菓が焼きチョコBAKEなどの夏向けの熱で溶けないチョコレートの販売促進で海の日(7月第3月曜日)を制定。 「漁師の日」全国漁業就業者確保育成センターが


素食のすすめ6 バランスよくは何を指しているのか

栄養摂取の基本は、バランスよく食品を摂取することだと言われます。どんなバランスを取ればよいのかが数字で表れているのは、総エネルギー摂取量に対する三大栄養素のバランスです。 これは厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」で示されていて、現在使用されているのは2020年版です。これは5年ごとの現状に合わせて栄養摂取の推奨量が示されていて、次の2025年版は同年の4月から採用されます。 2020