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脳トレ3:歩いて脳トレ&筋トレ
歩くことによって身体の健康度が高まり、医療費が抑えられることと、認知機能が高まることは多くの研究機関で確認されています。 普通に歩くだけでは筋肉が増えるまでの身体負荷はないものの、高齢者の場合には早歩きをするだけで最大酸素摂取量の70%に達しやすく、その状態を続けることで年齢を重ねるにつれて低下する筋力を保持することができるというので、これに取り組む自治体も増えつつあります。 歩くのは
脳トレ2:クイズを解けば認知機能は高まるのか
テレビのクイズ番組は視聴率が取れるうえに、打ち合わせの時間が少なく、制作費も安く済むというので、盛んに放送されています。いわゆるクイズなので、一般常識が問われる内容となっています。 中には解答者のトンチンカンな返答を、他の解答者やMCやアシスタントが笑う、視聴者にも笑ってもらおうという番組もあって、これはクイズ番組なのか、それともお笑い番組なのか判断がつかないものも目立っています。 比
脳トレ1:認知機能は脳トレで高められるのか
脳トレをテーマにした雑誌や書籍は、これでもかというくらいに数多く出版されています。「脳を使うほど機能は高まっていく」というわけにはいかなくても、年々低下していく脳の機能を維持することを期待して、テスト問題や記憶問題、塗り絵などに励んでいる人もたくさんいます。 こういったものを活用して脳を刺激していれば認知機能は維持されるのかというと、そうはいかないことは認知症の人と、認知症の予備群とされる軽
6月27日の記念日
「ちらし寿司の日」あじかん(広島県広島市)が、ちらし寿司の誕生のきっかけを作ったとされる備前藩主の池田光政の命日の1682年6月27日にちなんで制定。 毎月27日:「ツナの日」
SELME4 医師が栄養指導を行わない理由
医師と栄養指導の関係を知る例として、よくあげられるのは医療機関における食事(いわゆる病院給食)です。医療機関(病院)の栄養の提供は管理栄養士を通じて行われます。 管理栄養士は、医師の約束食事箋(病院食の食品の種類と栄養成分などの決め事)に従って献立を作成して食品の発注をします。調理をするのは調理師の役割です。 入院患者に提供される病院給食は、管理栄養士がトップのように見えても、診断に基
そこが知りたい16 平均寿命と健康寿命その2
岡山県は“晴れの国”と呼ばれる温暖な気候、雨が少ない気象条件、医療の充実、栄養摂取と運動の両面での優位性もあり、その結果としてメタボ率も低く、喫煙率も低いという長寿の条件がかなえられていました。 さらに勤勉な地域性などが幸いして、女性の平均寿命(2022年)は全国1位となりました。岡山県の女性は以前から長生きでしたが、50年ぶりの1位返り咲きでした。男性も10位となり、初めて全国トップ10入
健康思想1 何を選んで実践すべきか
“健康思想”というのは、ありふれているようであっても、あまり目にする機会がない言葉です。東洋医学では、西洋医学とは異なる独特の考えに基づいて実施していることを示すために「東洋医学の健康思想」といった形で使われることがあります。 東洋医学以外は、健康思想がないということではなくて、ここでテーマとした“健康思想”は、東洋医学に限らず、西洋医学も他の伝統医学も含めています。 さらには医学だけ
6月26日の記念日
「露天風呂の日」岡山県真庭市の湯原町旅館協同組合と湯原観光協会が露(6)天(.)風呂(26)の語呂合わせで制定。 毎月26日:「風呂の日」(東京ガス)、「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)
素食のすすめ3 動物性食品はよくないものなのか
日本人は、以前は肉をあまり多く食べてこなかったのは事実で、終戦後の調査(1947年/昭和22年)と比較すると現在では摂取量(重量)では6倍にもなっています。その当時の日本人は健康度では平均寿命は短く(男性は初めて50歳を突破)、これは感染症(結核や肺炎など)が多かったことも関係しています。 伝統的な食事から徐々に洋風化していく中で健康度が高まり、平均寿命が延びている中で、生活習慣病(当時は成
身体年齢58 身体年齢測定と食生活チェックの活用
身体年齢測定によって実年齢との違いがわかったら、これを改善するための手法として食生活の見直しがすすめられます。もちろん、筋肉強化や余分な体脂肪を減らすための有酸素運動も指導が行われるのですが、食事内容の見直しと改善は重要となります。 生活習慣病は生活の習慣が深く関与して、それが発症の要因となっているわけですが、中でも食事と運動の習慣が大きく影響しています。運動をしたことがない人に、いきなり運