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正念3「量と質の両ならび」
私にとっての心の平穏を得る方法は、普通であったら興奮状態になったほうがよいとされる文筆です。 原稿を書き進めていくことによって集中力が高まり、それが坐禅や瞑想を行ったのと同じような結果となり、それが原稿の内容を高めることになります。 原稿を書くには、ある程度の脳の興奮状態は必要で、完全な覚醒状態では書くことができる内容に違いが出てきます。 文章を書くことを仕事にする前は、自分の中
言い間違い42 火蓋を切って落とす
火蓋(ひぶた)は火縄銃の火皿を覆っている蓋のことで、これを開けて火薬に点火することを「火蓋を切る」といいます。火蓋を切らないと発砲することはできないので、そこから物事が始まることを表す言葉となりました。 では、今回のお題とした「火蓋を切って落とす」は、火蓋を切った後に何を落とすのかという疑問が湧いてくるかもしれませんが、この「火蓋を切って落とす」は誤用であるので、落とすものはありません。
食事摂取基準165 ビタミンD15
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの「生活習慣病の発症予防」を紹介します。 〔生活習慣病の発症予防〕 近年、ビタミンDに関しては、骨関連のみならず、心血管系・免疫系などに対して、種々の作用が報告されていますが、その多くが血中25−ヒドロキシビタミンD濃度との関連を報告しており、摂取量に言及した論
食事摂取基準164 ビタミンD14
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの過剰摂取の回避の「耐容上限量の設定方法」の続きを紹介します。 〔耐容上限量の設定方法〕 *小児(耐容上限量) 小児に関しては、参考とすべき有用な報告が存在しません。 そのため、18〜29歳の値(100μg/日)と乳児の値(25μg/日)の間を、参照体重
10月23日の記念日
「おいもほりの日」東洋アルミエコープロダクツ(大阪府大阪市)が、二十四節気の霜降の頃の10月23日がサツマイモの収穫時期であることから制定。 「家族写真の日」日本おひるねアート協会が、撮(10)ろうファミリー(23)の語呂合わせで制定。 「じゃがりこの日」カルビーが、じゃがりこが発売された1995年10月23日にちなんで制定。 「オーツミルクの日」HARUNA(東京都中央区)が、
金言の真理43「休まないで歩け」2
日本ウオーキング協会に、私が関わるようになったのは、長らく歩み続けてきた同協会が分裂騒ぎになった時期で、2011年には日本ウオーキング協会(当時は社団法人)が粉飾決算を自主公表して、執行部が引責辞任をしました。 立て直しをしようとするメンバーがいる一方で、新たなウオーキングの全国団体を作ろうという動きがあって、どちらに肩入れするかということが、関連する人に求められるようなところがありました。
時間塾14 「明日できることを今日するな」
「明日できることを今日するな」というのは一見すると著名な諺(ことわざ)のようにも思えるかもしれませんが、そのような諺はありません。この言葉は、言いたいことを伝えるために、逆説的に使われています。 諺のように使われているのは「今日できることを明日に延ばすな」で、今日すべきことを明日にしようと先延ばしをしていると、翌日も同じことを繰り返したり、その日に別の用事が入るなどして、いつまで経ってもでき
サプリの不都合な真実1 サプリメントの意味
サプリはサプリメントを略したものというのは多くの人がわかっていることだと思っていますが、ではサプリメントの意味は何かと問われると、案外と答えられない人が多いことに今更ながら驚かされることがあります。 ただ、サプリメントの代表的なものをあげてもらうと、ビタミンやミネラルといった栄養素が出てきます。これらの栄養素を摂ることができるのがサプリメントというのが一般的な認識のようです。 サプリメ
食事摂取基準163 ビタミンD13
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの過剰摂取の回避の「耐容上限量の設定方法」を紹介します。 〔耐容上限量の設定方法〕 高カルシウム血症を対象に算定しました。 *成人(耐容上限量) アメリカ・カナダの食事摂取基準に準拠して、不確実性因子を2.5とすると、耐容上限量は100μg/日と算出され
食事摂取基準162 ビタミンD12
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの過剰摂取の回避の「基本的事項」を紹介します。 〔基本的事項〕 紫外線による皮膚での産生は調整されており、日光曝露によるビタミンD過剰症は起こりません。 また、腎臓における水酸化は厳密に調節されており、高カルシウム血症が起こると、それ以上の活性化が抑制され





