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代謝科学21 有酸素運動と無酸素運動の境界線
運動をすれば脂肪をエネルギー化する脂肪代謝が高まりますが、運動の程度によって、その結果には大きな差が現れます。有酸素運動は負荷が高まるほど脂肪代謝の効果は高まっていくのですが、有酸素運動であっても負荷が高まると無酸素領域となります。 効果的な運動をするには、有酸素運動と無酸素運動の境界線のレベルを継続させることが重要となります。 その境界線はATポイントと呼ばれます。AT(Anaero
9月12日の記念日
「秋のメープルもみじの日」洋菓子のサンエール(広島市)が、1966年9月12日に広島県の県木がモミジに決定したことにちなんで制定。 毎月12日:「パンの日」(パン食普及協議会)、「育児の日」(神戸新聞社)
金言の真理2「敵は我に在り」2
「敵は我にあり」は、一般に言われているのは、真の敵は外にいるのではなくて、自分自身の中にあるという意味で、困難や失敗の原因を他人のせいにするのではなく、自分の弱さや怠惰、準備不足など、内面に原因を求めるべきだという戒めの言葉です。 この戒めの言葉として使われるときには「敵は我にあり」と書かれるのが通常です。タイトルの「敵は我に在り」との違いは、“あり”と“在り”で、漢字になっているかどうかだ
強み6 L–カルニチン100%のサプリメント
L–カルニチンは脂肪代謝の有効性が認められて、2002年に医薬品の成分だけでなく食品の成分として使用することが厚生労働省によって許可されたものの、その力が充分に発揮されない状態がありました。 それは、科学的な成果が示されていて、最高レベルのサプリメント成分であることが認められているL–カルニチンであっても、実際に摂取する製品が表示されているデータと異なることがあるからです。 というのは
学習特性サポート94 学習障害児の学習環境は“兵隊の靴”
“兵隊の靴”という言葉があります。文字通り兵隊が履いている靴という意味もありますが、たとえとして使われることが多く、その意味するところはサイズが大・中・小くらいにしか別れていない既製品(レディーメイド)を指しています。 既製品に足が合えばよいものの、合わない靴でも履かないわけにはいかず、きつくても我慢する、大きくても我慢するしかないということで、個人の条件を無視した教育のことを揶揄(やゆ)す
食の不都合な真実2 業界内だけの話
臨床栄養の世界で広報活動をしていたことから厚生労働省、農林水産省や農協が取材先であったこともあって、他の人よりも詳しい情報を得る機会がありました。 中でも当時の全国農業協同組合中央会(現在のJA全中)の広報部長が、知人(子どものときに住んでいた家の隣のお兄ちゃん)であったことから、食品に関わる膨大な情報をもらうことができて、多くの関係者も紹介してもらいました。 その情報の中には、「業界
9月11日の記念日
「たんぱく質の日」明治が、アミノ酸のうち9種類が必須アミノ酸、11種類が非必須アミノ酸であることから制定。 毎月11日:「果物の日」(全国柑橘宣伝協議会、落葉果実宣伝協議会)、「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン)
金言の真理1「敵は我に在り」1
大手出版社でゴーストライターを務めていたときに、多くの金言(きんげん)を知り、それを原稿の作成でも使ってきました。金言は、処世への戒めや教えとして手本とすべき言葉で、模範とすべき内容が含まれています。 そこが諺(ことわざ)とは違っているところで、金言を残した人が何気なく話したことが、本人の考えを超えて、不滅の真理を表すことにもなっています。 タイトルの「金言の真理」は、そんな意味合いも
日々修行〔番外6〕40年前の取材情報源
今から40年前の1985年はアイドル大豊作の年ということで、その年から5年間は原宿のタレントショップの全盛期でもありました。 まだ30歳という年齢でもあって、業界の機関誌編集、書籍の原稿書き、スポーツ誌の編集という比較的堅い仕事をしてきたのですが、27歳から原宿の“ど真ん中”に住んでいたこともあって、柔らかい仕事の方から私に近づいてきたところがあります。 具体的には大手出版社の情報誌や
セカンドステージ69 家元制度の教え
人材教育の継続性を保つ方法を教えてくれたのは、茶道の世界の重鎮で、その功績が久しぶりにメディアで盛んに取り上げられたのは逝去の報道でした。 終戦80周年のタイミングで、特攻隊員であったという経歴もあって、戦後の人材教育、平和活動が、いかに重要なことであるかという取り上げられ方でしたが、私たちにとっては継続のための仕組みを家元制度を例に紐解いてくれた有り難い存在でした。 家元制度というと