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金言の真理39「兵隊の靴」5
作曲家の米山正夫先生と巡り会えたのは2ルートあると前回(金言の真理38)書きましたが、「改造」の編集長を務めた水島治男先生の息子さんが音楽雑誌の編集長であったので、その関係かと思われることがあります。 息子さんが編集長を務めていたのはクラシック音楽専門誌で、米山先生は歌謡曲を中心としていたので、ここに接点はありません(後々には、つながることはあったのですが)。 米山先生の1000曲以上
時間塾13 泥棒していることに気づかない
時間が大事であって、時間に限りがあるということを実感しているときに、最も気になるのは「時間泥棒」の存在です。 この言葉は1976年に発行された児童文学の『モモ』で描かれたテーマで、少女のモモが灰色の男たちが人々から盗んだ時間を、時間を司るマイスターの助けによって取り戻すという物語です。 その当時はあまり話題にはならなかったのですが、その言葉が記憶に残るほど耳にしたのは、居酒屋業界の著名
そこが知りたい75 日本も肥満大国?
かつての日本人は欧米人と比べると体格的に小さく、食事による脂肪の摂取量も少ないことから肥満と呼ばれるような人は少なかったのですが、今では肥満大国のアメリカに迫る勢いであることが言われます。 日本人の脂肪摂取量が歴史的に少なかったことは確かで、それは肉食が少ないことが関係しています。今から80年前の終戦直後(終戦から2年後に発表された調査結果)に比べると肉の摂取量は、現在では6倍にもなっていま
食事摂取基準155 ビタミンD5
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの欠乏回避の「目安量の策定方法」を紹介します。 〔目安量の策定方法〕 *成人(目安量) 血中25−ヒドロキシビタミンD濃度が12ng/mL未満では、くる病(小児)・骨軟化症(成人)のリスク増大、カルシウム吸収率低下(小児・成人)、骨量の低下(小児・若年者)、骨
食事摂取基準154 ビタミンD4
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの欠乏回避の「必要量を決めるために考慮すべき事項」を紹介します。 〔必要量を決めるために考慮すべき事項〕 欠乏症として、小児ではくる病、成人では骨軟化症があげられます。 軽度の不足では、骨粗鬆症と骨折リスクの増大に関連する血中副甲状腺ホルモン濃度の上昇がみ
10月18日の記念日
「冷凍食品の日」日本冷凍食品協会が、冷凍のトウ(10)から10月、冷凍食品の世界共通の管理温度がマイナス18℃以下であることから制定。 「ドライバーの日」物流産業新聞社が、交通や流通などで活躍するプロドライバーに感謝することを目的としてド(10)ライバ(18)ーの語呂合わせで制定。 「世界ウェーブストレッチリングの日」日本ウェーブストレッチ協会が、ウェーブストレッチリングが発売された2
金言の真理38「兵隊の靴」4
1000曲以上を作曲した米山正夫先生が作曲家デビューをしたのは1934年だったということを話すと、戦時中の軍歌も作ったのではないかと言われることがあります。 「兵隊の靴」というお題のコラムを書いているので、なおさら、そのような想像をさせるかもしれませんが、戦時中(1942年)に書いた楽曲が“敵性的”ということで発売4日での発禁処分という「記録を作った」(本人談)という逸話が残されています、
負の歴史13 納豆ブームの裏の背景
2002年から始まった納豆の全国PRは、今でも全国納豆協同組合連合会と納豆PRセンターによって続けられています。その初めの全国PRを手掛けて、「メディア(テレビ、新聞、雑誌)で納豆が取り上げられない日はない」とまで言われて、納豆ブームとしても今も伝えられています。 納豆がブームにまでなったのは私たちのおかげと言われて、メディアにも持ち上げられましたが、納豆が大注目されて、売り上げが前年比で1
言い間違い40 鬼の撹乱
鬼は怖いものの象徴とされることから、鬼が現れて平和な状態を掻き乱すことは「鬼の撹乱」と表現されることがあります。言い間違いというよりも、書き間違いの例ではあります。 撹乱(かくらん)の掻き乱すという意味は、小さな出来事ではなくて、生態系や環境を見出す出来事のことを指していて、脅威となる自然現象(地震、火山噴火、台風、豪雨など)によって生命の危機につながる状態を表すときに使われます。 鬼
食事摂取基準153 ビタミンD3
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの指標設定の基本的考え方を紹介します。 〔指標設定の基本的考え方〕 ビタミンDが欠乏すると、小腸や腎臓でのカルシウムとリンの吸収率が減少して、石灰化障害(小児ではくる病、成人では骨軟化症)が惹起されます。 一方、軽度の不足であっても、腸管からカルシウム吸収





