最新情報

食事摂取基準152 ビタミンD2

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの基本的事項の「機能」と「消化、吸収、代謝」を紹介します。 〔機能〕 ビタミンDの主な作用は、ビタミンD依存性たんぱく質の働きを介して、腸管でのカルシウムとリンの吸収と腎臓での再吸収を促進することです。 その他の機能として、骨髄(骨芽細胞やリンパ球など)、


10月17日の記念日

「秦野名水の日」秦野名水ロータリークラブ(神奈川県秦野市)が、設立日の1987年10月17日にちなんで制定。 毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)、「森のたまごの日」(イセ食品)


金言の真理37「兵隊の靴」3

「兵隊の靴」という言葉を金言の一つとして示してくれた米山正夫先生についての情報は、今の時代は簡単に検索できるので、関わりがあることだけを書いておくことにします。 作曲家として1000曲以上を世に送り出して、その一部は作詞も手がけています。 米山先生は1912年に東京府豊多摩郡千駄ヶ谷町穏田で生まれました。今の住所でいえば東京都渋谷区神宮前ですが、いわゆる原宿の中心部です。 穏田(


時間塾12 「いつやるか? 今でしょ!」

「よーく考えよう、お金は大事だよ」というのは保険会社のテレビCMで有名になったフレーズで、子どもウケしやすいこともあって、この曲がテレビから流れると子どもが釘付けになり、家族の記憶に刷り込まれやすい効果が狙われています。 このテレビCMが流れるたびに感じるのは、本当に大事なのは「お金」ではなくて「時間」だということです。何度か聞いているうちに、「よーく考えよう、時間は大事だよ」と聞こえてくる


食の不都合な真実11 品種改良による栄養低下(ほうれん草1)

野菜の質を高め、収穫量を増やし、おいしく食べられるようにするための品種改良は、さまざまな野菜で進められてきました。その特徴的なものの一つとしてあげられるのは、ほうれん草です。 ほうれん草は品種改良のたびに栄養素(ビタミン、ミネラル)が低下するということが起こっていました。しかし、調理しやすく、食べやすいことが優先されたことから、栄養素の低下については話題にのぼることが少なくなっていました。


食事摂取基準151 ビタミンD1

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの基本的事項の「定義と分類」を紹介します。 〔定義と分類〕 ビタミンDは食品から摂取されると同時に、紫外線曝露によって皮膚でも産生され、その両方が体内でビタミンDとして利用されます。 食品中に存在してビタミンDの活性を有する化合物は、キノコ類に含まれるビタ


食事摂取基準150 ビタミンA12

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンAの耐容上限量の策定方法の「基本的事項」の続きを紹介します。 〔基本的事項〕 *小児(耐容上限量) 小児は、18〜29歳の耐容上限量を外挿して設定しました。参照体重の関係で女児の方が男児よりも大きな値となるため、男児の値を女児にも適用することにしました。


10月16日の記念日

「国消国産の日」全国農業協同組合中央会(JA全中)が、国連食糧農業機関が制定した世界食料デーに合わせて制定。 「グリーンリボンDAY」日本臓器移植ネットワークが、臓器移植法が制定された1997年10月16日に由来してシンボルカラーに合わせて制定。 毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)


金言の真理36「兵隊の靴」2

作曲家の米山正夫先生の「兵隊の靴」という言葉は、この4文字だけでは素晴らしい教訓とは思えないかもしれないのですが、無理に合わせるようなことをすると、それが窮屈といったレベルではなくて、耐えられない状態になる、早めに抜け出すことを指し示す金言と感じています。 兵隊の靴は、今の時代であれば「履きやすい=戦いやすい」ということで、効率の考え方が昔とは違っています。米山先生が言っている兵隊の靴の時代


負の歴史12 効能を伝えるためのエビデンス

エビデンス(科学的根拠)は、以前であれば医学的なところで求められるものでしたが、今では食品についても効能効果の裏付けとしてエビデンスが求められるようになっています。 そのエビデンスも、食品の場合は科学実験の結果だけではなくて、統計的に納得ができること、一般の方々のイメージに合ったものであることが求められます。これはサプリメントの効果とは大きく違っているところです。 納豆の全国PRについ