
最新情報
食事摂取基準224 ビタミンB₁₂1
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₁₂の基本的事項の「定義と分類」と「機能」を紹介します。 〔定義と分類〕 ビタミンB₁₂活性を有する化合物を総称してビタミンB₁₂といいます。 ビタミンB₁₂はコバルトを含有する化合物(コバミド)であり、アデノシルコバラミン、メチルコバラミン、スルフィトコ
11月22日の記念日
「いい夫婦の日」余暇開発センターが、いい(11)夫婦(22)の語呂合わせで制定。 「回転寿司記念日」元禄産業(大阪府東大阪市)が、回転寿司の考案者の白石義明の誕生日(1913年11月22日)にちなんで制定。 「甘酒ヌーボーの日」ユーセイ・プロモーション(東京都目黒区)が、二十四節気の小雪に甘酒を飲むと身も心も温まるということで制定。 「長野県りんごの日」全国農業協同組合連合会長野
表町学3 自主夜間中学校という活動
夜間中学校は、公立の夜間中学校と民間の自主夜間中学校に分かれています。 公立夜間中学校は、公立中学校の夜間学級の扱いで、原則として週5日、3年間の通学となっています。通うのは義務教育を受けることができなかった人や外国籍の人で、教えるのは教員免許がある教師です。 それに対して自主夜間中学校は民間団体などのボランティアによって運営されていて、運営形態や授業内容は、運営者によって異なります。
サプリの不都合な真実6 栄養機能食品の機能表示
栄養機能食品は、健康の維持等に必要な栄養成分の補給を目的として摂取する人に対して、特定の栄養成分を含むものとして、定められた基準に従って、その栄養成分についての機能を表示することができる食品です。 機能の表示といっても定型文の範囲であって、一般的な成分の機能の範囲に規制されています。その定型文は、以下のとおりです。 ◎脂肪酸 n-3系脂肪酸「n-3系脂肪酸は、皮膚の健康維持を助ける栄
食事摂取基準223 ビタミンB₆10
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₆の「生活習慣病の発症予防」と「生活習慣病の重症化予防」を紹介します。 〔生活習慣病の発症予防〕 ビタミンB₆が大腸がんの予防因子であることが報告されています。 我が国においては、通常の食事によるビタミンB₆摂取量と大腸がんの関係調査から、男性においてビタ
食事摂取基準222 ビタミンB₆9
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₆の過剰摂取の回避の「耐容上限量の策定方法」を紹介します。 *成人・高齢者・小児(耐容上限量) ピリキドシン(PN)大量摂取時(数g/日を数か月程度)には、感覚性ニューロパシーを指標として耐容上限量を設定しました。 手根管症候群の患者24人(平均体重70k
11月21日の記念日
「フライド・チキンの日」KFCホールディングスが、1970年の11月21日に日本ケンタッキー・フライド・チキン日本1号店が開店したことにちなんで制定。 「かきフライの日」味のちぬや(香川県三豊市)が、牡蠣がおいしくなる11月とフ(2)ライ(1)の語呂合わせで制定。 「自然薯芋の日」麦とろ童子(静岡県熱海市)が、いい(11)じねんじょいも(21)の語呂合わせで制定。 「ゆり根の日」
金言の真理59「看脚下」2
看脚下は禅宗の重要な教えに使われる言葉であって、決して足元を見て自分の履き物を揃えることを促す言葉ではない、ということは前回書きました。それに続いて、禅宗で使われるようになった由来について書いていきます。 中国・宋代の禅僧の法演が、三人の弟子を連れて暗い夜道を明かりを灯して寺院に帰る時のこと、風が吹いて火が消えて真っ暗になってしまいました。 立ちすくんだ三人に、師匠の法演は質問を投げか
児童発達サポーター3 自助・共助・公助の考え
共助という用語は、もともとはリスクを共有する人が相互に助け合うことを指していますが、一般には「自助・共助・公助」のスローガンの一つとして広まりました。 自分でできる自助と公的機関による公助の間にあって、安心して暮らすための仕組みを指していて、災害対策や社会保障の世界では長く使われてきました。 災害を例にすると、自助は、家庭で日頃から災害に備え、災害時には事前に避難するといった自分で守る
負の歴史22 医者の不養生の改善
健康を売り物にしている人というと、①自分自身が健康であることをアピールする人と、②他人を健康にする仕事をしている人を指すことが多いのですが、その両方が当てはまる人というのは、なかなかいないというのが現実的なところです。 “医者の不養生”という言葉は、他人に健康に気をつけるようにすすめる医者が、自分自身は健康に注意を払わないことを指していますが、そこから転じて正しいとわかっていながら自分では実





