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抗酸化29 動脈硬化と活性酸素

血液中のLDL(低比重リポ蛋白)の増加と同時に動脈硬化を進める原因となっているのが活性酸素です。コレステロールは健康維持に欠かせないものであり、それを運ぶLDLも必要なものであるので、血液中にLDLが多くなっても白血球の一種であるマクロファージが取り入れて処理するようなことはありません。 ところが、LDLが活性酸素によって酸化すると変化した酸化(変性)LDLとなり、これをマクロファージは異物


抗酸化28 動脈硬化とコレステロールの関係

がんに次いで死亡数が多いのは心疾患(心臓病)と脳血管疾患で、この二つを合わせるとがんに迫る勢いとなっています。心疾患と脳血管疾患は動脈硬化によって引き起こされるものであるので、日本人の死因の第2位は動脈硬化といえます。 動脈硬化は加齢によって徐々に起こっていきます。その加齢以上に早く進むのが病的な動脈硬化となっています。動脈硬化は、動脈の血管壁が硬くなり、弾力性が失われていくとともに、血管の


抗酸化27 活性酸素によるがん化

正常な細胞を傷つける原因として最も多いのは、発がん物質とされています。細胞が正常な状態であれば、細胞膜が丈夫な状態であり、発がん物質は細胞内には入りにくくなっています。 ところが、活性酸素によって細胞膜が傷つけられると、発がん物質は細胞内に入り込みやすくなり、細胞の核の中にある遺伝子を傷つけるようになります。 がんは発がん物質だけで発生するのではなく、促進物質が作用することで増殖してい


抗酸化26 活性酸素で傷ついた細胞

活性酸素とがんとの深い関係性が指摘されています。 日本人の死因の第1位であるがんは死亡率の30%以上を占め、年々増え続ける一方となっています。がん細胞は、もともとは身体の正常な細胞であったものですが、正常な細胞の遺伝子が傷つけられることによって通常の分裂とは異なる異常な分裂を起こすことから細胞のがん化が始まります。 正常な細胞は、遺伝子に組み込まれた情報によって過剰に増殖しないようにブ


抗酸化25 糖尿病の糖化で活性酸素が発生

血液中には、活動のためのエネルギー源になるブドウ糖が流れています。ブドウ糖は、食事で摂った糖質が分解されたもので、活動をしたときに細胞に取り込まれて、効率よくエネルギーとして使われています。 血液中のブドウ糖は血糖と呼ばれます。糖尿病やダイエットで耳にすることがある血糖値というのは、血液中のブドウ糖の割合を示しています。血糖値が高ければブドウ糖の量が多く、低ければブドウ糖の量が少ないことにな


抗酸化24 ストレスは血流を乱す

ストレスが高まると、興奮ホルモンのアドレナリンが分泌され、呼吸数と心拍数が増え、血圧が上がり、末梢血管が収縮する、といった身体の変化が起こります。 ストレス状態は自律神経の交感神経の働きを活発にさせます。 交感神経の働きが活発になって、興奮状態になったときには全身の働きが活発になることで細胞でのエネルギーの発生量も多くなり、活性酸素が多く発生するようになりますが、中でも特に活性酸素を発


抗酸化23 浸透性の波長が細胞を直撃

紫外線、電磁波、放射線、X線は身体の中に浸透する特徴をもった波長で、細胞へと直接届き、細胞を傷つけていく作用があります。 細胞が傷つけられるときには活性酸素が発生しますが、細胞が破壊されるようになると活性酸素の発生量は大きく高まるようになります。 活性酸素が発生すると、体内の細胞が次々に破壊されていくようになります。電磁波などの波長によって細胞が破壊されることに加えて、さらに活性酸素に


抗酸化22 粘度の高い物質で白血球が過剰活動

免疫細胞の白血球は有害物質を破壊するときに活性酸素を発生させていますが、粘度が高いタバコのニコチンやタールなどは白血球の中に残りやすく、これを処理するためには一度の活性酸素の発生では足りず、繰り返し活性酸素を発生させています。そのため、タバコを吸うと体内で活性酸素が大きく増えることになります。 タバコを1本吸うと体内のビタミンCが25mg破壊されるといわれています。ビタミンCは活性酸素によっ


抗酸化21 有害物質の分解時に活性酸素が発生

身体にとって害となる農薬、食品添加物、薬剤、化学物質などは肝臓が分解・解毒が担っています。これらの物質が体内に入ってくると、その害を減らすために肝臓だけでなく、腎臓などにも負担をかけています。 肝臓は有害物質の分解、解毒のために肝細胞が盛んに働いていますが、肝臓以外の各臓器の細胞も活発に代謝を繰り返して分解、解毒を行っています。そのときに多量の活性酸素が多く発生します。 有害物質が体内


抗酸化20 活性酸素と皮膚老化5

皮膚の真皮にはコラーゲン線維やエラスチン線維といったタンパク質や、ヒアルロン酸というムコ多糖類が存在しています。コラーゲンは体内のタンパク質の3分の1ほどを占めていて、全身の約60兆個の細胞を結合させる役割をしています。 エラスチン線維は皮膚のタンパク質の2%ほどでしかありませんが、コラーゲン線維に巻きつくような状態で、コラーゲン線維をバネのように皮膚の組織を支えています。 ヒアルロン