最新情報

健康情報94 歯周炎治療が心房細動再発を抑制

心房細動は最も頻度の高い不整脈で、心不全や脳梗塞、認知症の原因となり、健康寿命を大きく損なう可能性があります。心房細動には加齢や遺伝的な要因も関与しますが、肥満、高血圧、糖尿病、飲酒などの修正可能な危険因子を同定し、多職種が連携して是正することが重要となります。 歯周炎は世界で最も有病率が高い感染症であり、全身性の炎症を惹起し、動脈硬化、糖尿病、リウマチ、脂肪肝などの全身疾患に影響することが


記念日4月21日〜30日

4月21日 「川根茶の日」川根お茶街道推進協議会が立春から数えて七十七夜になることが多いことから制定。 「小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルトの日」小岩井乳業が小岩井 生乳100%ヨーグルトの発売日(1984年4月21日)にちなんで制定。 毎月21日:「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会) 4月22日 「清掃デー」1954年4月22日に清掃


4月20日の記念日

「四川料理の日」四川フェス実行委員会が四川の四で4月、中国語で八十をパーシーと読んで四川語の「すごくおいしい」と同じ意味であることから80÷4で4月20日を制定。 「ジャムの日」日本ジャム工業組合が1910年4月20日に苺ジャムが明治天皇に献上された記録があることから制定。 「珈琲牛乳の日」守山乳業(神奈川県平塚市)が1923年4月20日に珈琲牛乳を初めて販売したことから制定。


セカンドステージ4 70歳まで働ける時代の到来

企業・団体で働く人の定年は2025年4月から65歳までの継続雇用が義務化され、定年を超えても働きたいと希望する従業員全員を70歳まで雇用する必要が生じます。 これは高年齢者雇用安定法に基づく高齢者就業確保措置で、65歳まで雇用確保(義務)に加えて、65歳から70歳までの就業機会を確保するため、以下のいずれかの措置を講じる努力義務が新たに設けられました。 ①70歳までの定年引き上げ ②


発達栄養144 子どもの食事環境

「幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援ガイド」の中から、食事の環境について紹介します。これは平成27年度乳幼児栄養調査結果に基づいて発表されたものです。 回答者は2〜6歳児の保護者です。 3)子どもの食事を食べる環境について (1)共食(朝食・夕食)の状況 子どもの共食について、朝食は「おとなの家族の誰かと食べる」と回答した者の割合が50.2%と最も高く、夕食は「家族そろっ


偽る脳力5 人の為は偽りなのか

テーマとしている「偽る脳力」の「偽」は人と為を合体させた漢字となっています。これを指して、「人の為と口にする人は偽りを述べている」などと揶揄する表現として使われることもあります。そのように指摘される人がいないわけではないのですが、偽ることは必ずしも悪いことではありません。 自分の行動が「人のため」になるようにするために、あえて自分を騙すようなことをする人がいることについては先に書きました。自


偽る脳力4 言っていることとやっていることが違う

PHP研究所での仕事を終了した後は、同じくゴーストライターとしては複数の出版社で34冊を手がけましたが、大半は自分が広報担当として関わってきた医学、薬学、栄養学、運動科学の分野でした。 これらの書籍の著者には、150冊の作成で経験したこととは違うことを気づかせてもらいました。これも書けない内容ではあるのですが、それは本人が述べていることと、実践していることのギャップでした。 一流の経営


偽る脳力3 書けない話が気づかせてくれたこと

「一流の人ほど偽る脳力が高い」ということに気づいたのは、その方々との仕事での関わりが終了してからでした。仕事をしている最中であったなら、自分はもっと磨かれて、よい結果が出せていたのではないかと気づいたときは、“時すでに遅し”という段階でした。 これはPHP研究所で書籍の原稿作成に関わって、150冊をゴーストライターとして手がけたときの話です。同社を立ち上げたのは松下電器の創業者の松下幸之助翁


偽る脳力2 実践としての原稿執筆

現状がよい状態であるほど、それが継続することを望むのは人間としては当たり前のことで、悪いことが起こらないことを前提として仕事をするのも、また当然のことと言えます。それが今の時代には通じないことはコロナ禍を経験して多くの人が気づいているはずなのに、以前と同じようになりたい、以前と同じよい思いをしたいという感覚が優って、同じことを繰り返すのも、あらゆる場面で目にすることです。 「危機管理意識が不


偽る脳力1 優れた調整“脳力”

人間の脳には優れた調整能力が備わっています。 環境の変化に合わせて、脈拍や血圧、呼吸、体温などを変化させているのは、自律神経の働きによるものです。それは意識して調整できるものではなく、無意識のうちに、さまざまな脳のメカニズムが動員されて身体を働かせ、そのことが脳の働きにも影響を与えています。 自律神経は、自ら律する神経と書くように、自分の意思ではコントロールできないものなので、環境によ