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健康情報58 眼前の友人の存在は心拍数の減少を引き起こす
私たちは他者とコミュニケーションを取るとき、快適だと感じる空間を維持することが知られています。この空間はパーソナルスペースと呼ばれ、私たちの身体を取り囲むように広がっています。 他者がパーソナルスペース内に侵入すると。不快な感情が沸き起こり、他者から逃げようとする反応が観察されることもあります。この空間の大きさは、他者との社会的な関係性(パートナー、友人、知らない人など)やコミュニケーション
3月18日の記念日
「点字ブロックの日」岡山県視覚障害者協会が岡山市の岡山県盲学校に近い交差点に世界で初めて点字ブロックが施設された1967年3月18日にちなんで制定。 毎月18日:「防犯の日」(セコム)、「おにぎりの日」(中能登町)
「ONとOFF」4 家出と出家の発想
家出(いえで)と出家(しゅっけ)は、同じ文字が使われていて順番が違うだけですが、意味合いはまったく違っています。家出はよくないことで、出家はよいことという分け方をする人もいて、家出は不良や非行の行動、出家は僧侶としての良い行動ということです。 家出は何も問題行動ではなくて、家庭に馴染めないことで一時的に離れる子どももいて、これを不良と決めつけるようなことはできないはずです。 出家は、俗
健康情報57 機能性食品の臨床試験を元にした広告への問題提起
日本では、食品の健康を保つ機能に注目して、特定保健性食品(通称トクホ)と呼ばれる機能を持つ食品を国が認定するシステムがあります。2015年には機能性表示食品制度が始まり、国の認証を受けなくても、申請のみで食品の機能を表示できるようになりました。 機能性食品市場は年々拡大し、食品の機能性を確認するための臨床試験も多く行われるようになりました。その試験の一部は食品の製造・販売会社が直接行うのでは
3月17日の記念日
「みんなで考えるSDGsの日」共同ピーアール総合研究所が国連の定めた持続可能な開発目標のSDGsの普及を目的に17のゴールが設けられていることから、みんな(3)で17のゴールを実現しようと制定。 毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)、「森のたまごの日」(イセ食品)
健康デザイン63 従業員の家族の健康
健康デザインを始めるに当たっての基本的な判定である身体年齢測定と食生活チェックは、企業・団体などの従業員・職員の健康管理に用いられていますが、従業員・職員の健康は家族の健康があってのことです。 健康診断を受けて本人は身体的な健康状態が保たれていることがわかったとしても、食事を作っている人、一緒に食べる人によって、今の状態が長く続くとは限らないことになります。食べているものが変化すると、それは
健康情報56 脂質濃度と食習慣との相関
血液中の脂質濃度は毎日の食事から直接的な影響を受けていて、健康状態や疾患の発症に深く関係しています。しかし、アジア人集団で数千人の規模で両者の関連を解析した例は、これまでありませんでした。 東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)は、1万人近いコホート調査参加者に対して血漿中脂質濃度のメタボローム解析を実施しています。ToMMo生命情報システム科学分野の研究グループは、このうち約
3月16日の記念日
「ミドルの日」マンダムが日本を支えるミドル世代の男性の活き活きとした若々しい生活を応援する日としてミ(3)ドル(16)の語呂合わせで制定。 毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)
治検23 血圧検査と血液検査
血圧は、心臓から送り出される血液が血管を流れるときに血管壁にかかる圧力のことです。圧力が慢性的に高い状態が継続することを高血圧、それとは逆に慢性的に低い状態が継続することを低血圧といいます。 血圧は正常血圧、I度高血圧、Ⅱ度高血圧、Ⅲ度高血圧の4つに分類されています。 正常血圧は収縮期が130mmHg未満かつ拡張期が85mmHg未満を指します。高血圧は収縮期が140mmHg以上または拡
健康情報55 中年太りの仕組みを解明
肥満は糖尿病や高血圧などのさまざまな生活習慣病につながることから大きな健康問題となっています。特に、欧米型の高カロリーの食事が普及し、飽食が進む現代では、加齢に伴って太りやすくなる加齢性肥満(中年太り)の発症メカニズムの解明は喫緊の課題です。これまでの研究から、加齢性肥満の原因として全身の代謝の低下があげられていますが、加齢に伴って代謝が低下する原因やメカニズムは不明とされてきました。 名古