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Original Mind3「我が胸に問う」

判断に迷ったときには、何を頼りにしてよいのか、それすら迷うことがあります。 絶大なリーダーが存在していて、その考えと行動に従えば解決するのは簡単だ、という発想があります。それは絶大なリーダーが常に正しい判断をするということが大前提であり、もしも正しい判断でなかったとしても、それを否定できるような立場でないとしたら、本心であろうと嫌々であろうと“神の声”に従うのが、そのときの正しい判断ということが


2023/9/20 やっと健康食品販売のサポートができる

9月末で、公的な任がすべて解かれることになり、健康食品の法律アドバイスを堂々とすることができるようになりました。法律アドバイスというのは効能効果に当たる表示のことで、「こんなことは言っても書いてもダメ」「これなら大丈夫」ということを販売会社に対して指導することを指しています。 今から20年以上前のことですが、厚生労働省が「サプリメント等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的な考え方


ツイン・ウォーク77 ポールで覚える正しい歩き方

左右の足の使い方が違っているために、バランスが取れた正しい歩き方ができない人がいることについて前回(ツイン・ウォーク76)紹介しましたが、その改善法としてノルディックスタイルのウォーキング用のポールを使って歩くことがすすめられます。 ノルディックスタイルのウォーキングは北欧発祥のアグレッシブタイプのものと、日本発祥のディフェンシブのものがあり、使われるポールも異なっています。アグレッシブタイ


記念日9月21日〜30日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 9月21日 海老は元気な高齢者を想像させることから敬老の日を「海老の日」と制定。1998年9月21日にガトーショコラ専門店からガトーショコラが販売されたことを記念して「ガトーショコラの日」と制定。月桂冠が中秋の名月の日を「月見酒の日」と制定。静岡県舞阪町観光協会が月とすっぽんのことわざから十五夜の日を「すっぽんの日」と制定。毎月21日は「木挽BLU


治検2 医師以外も使う専門用語

健康診断の血液検査を見ながら、医師から言われるのは「すべてが正常値の範囲なので、これまでの生活を続けてください」とか「一つだけ正常値を超えているので注意してください」といったことで、正常値を超えた項目が多くなると精密検査の受診や専門家による指導が指示されます。 専門家というのは医師だけでなく、食事に関わる改善が必要なことは管理栄養士、生活習慣(飲酒、喫煙、睡眠、入浴、ストレスなど)に関わるこ


治検1 健康のための専門用語の理解

健康を維持・増進するためには、食事や運動など大切とされることは数多くあるのですが、それぞれの健康法や療法に取り組むためのスタート地点となるのは、自分の状態を的確に知ることです。 身長、体重、BMI、腹囲、血圧などは、血圧計や体組成計の普及によって家庭でも測定できるようになりました。それに対して、血液検査は自宅でできるのは血糖値測定がほとんどで、それ以外のことは医療機関の検査でないと確認するこ


健康リテラシー3 医師の健康リテラシー

「医師から言われたことを理解するのは難しい」と言われることがあります。そのようなことを実際に感じている人も少なくないかと思います。 この「理解するのは難しい」というのは、二つの意味合いがあります。一つは、医師が使う専門用語がわかりにくく、聞いたときには理解したつもりでも、実際にはよくわかっていなくて、何を指示されたのかわからない、どう実施すればよいのかわからないということも起こりがちです。


これって聞き間違い? 1「ゴルフを愛する人への冒涜」

テレビのニュース番組や講演会、ときには会議での発言で、自分の耳を疑って聞き直したくなることがあります。目で見るものなら“思わず二度見する”ということになるのですが、それに匹敵する“二度聞きしたくなる”ということを何度も経験しています。 自分に関わる話は次回以降に譲るとして、初めに書くのはニュース番組で聞いた「ゴルフを愛する人への冒涜ですよ」です。ある中古車買取・販売会社の社長が、社員がゴルフ


健康食品 敵か味方か61 基本になるのは代謝促進

健康食品は、それぞれの有効性を示して販売されています。例えば、肝機能を高めるものとしてはウコンのクルクミン、シジミのオルニチンなどがあげられます。これさえ摂れば肝機能が高まることを期待したいところですが、効果の現れ方には個人差があります。 “個人差”と簡単に言い表されることがあるものの、それは体質のようなものとは違って、せっかくの機能性が発揮されにくい人がいます。その大きな理由とされているの


エネルギー代謝92 エネルギー代謝のための栄養素

日本の栄養学は終戦後の食糧難からの脱却を目指した“食物栄養学”から本格的に始まりました。必要なエネルギー源が補えない状態を改善するために、食物の研究が行われ、食物を大きく育てること、食物も栄養素を充分に吸収することを目指した摂取・吸収の研究が盛んに行われました。 経済的に回復してくると、今度は食べ過ぎによる弊害が叫ばれるようになり、栄養の不足から過剰摂取対策への研究が移ってきました。その頃か