最新情報

教室なび1「女性が活躍する教室を応援したい」

コロナ禍の影響から完全失業者は180万人に達し、1年以上の長期失業者も66万人を超えているという厳しい状況となっています。コロナ以前の失業者は男性が女性の1.5倍ほどでしたが、現状では男女差はほとんどなくなり、女性が仕事を続けにくくなっている状況にあります。 これまでの仕事で身につけた経験、知識、技術、交流が活かされないまま埋もれてしまうのは非常に勿体無いことです。職場から離れても、ネット社会の


あくまでも噂話30「道案内には花を買え」

タイアップと言うべきかバーターと言うべきか、料金までの価値がないものでも、情報が加わると、いきなり料金と同等の価値、場合によっては料金以上の価値がつくことがあります。それこそ“付加価値”ということになるのでしょうが、東京・銀座では飲屋街の角ごとに花売りの女性(おばさん?)が立っています。 ほんの2〜3本の花束なのに、2000円、3000円は当たり前で、中には5000円というものもあります。その違


発達障害サポーター53 生活トレーニングとしての栄養指導

発達障害を支援する通所施設では、栄養指導を計画・実施しても、なかなか評価されることがないということがあります。栄養指導は発達障害支援の項目ではなくて、栄養指導は重要とは言いながらも後回しになりがちということもあります。 これは施設側の問題というよりも、保護者の事情が大きくて、発達障害の改善には栄養は大切だとは思っていても、子どもの世話が大変で、施設側が栄養指導の時間を作っても、その時間に来てもら


サプリ概論173 健康増進法による誇大表示の対象

「食品として販売に供する物に関して行う健康保持増進効果等に関する虚偽誇大広告等の禁止及び広告等適正化のための監視指導等に関する指針(ガイドライン)」では、実質的に広告として判断されるものが記載されています。この内容についても、新ガイドラインが採用された後も継続されています。 1 顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昂進させる)意図が明確にあること。 2 特定商品の商品名等が明らかにされていること。


Medical Diet94 コルチゾールのプラス作用

血液中のコルチゾールの量は、朝に目覚めたときに多く、日中、夕方と減り続け、就寝前に最低値を示すのが一般的な推移となっています。これは就寝中にコルチゾールの分泌が増えていることを示しています。 コルチゾールには、睡眠中に脂肪酸を代謝させてエネルギーを産生する働きがあります。睡眠中には活動中に比べて多くのエネルギーは必要がないように思われがちですが、寝ている間にも基礎代謝によるエネルギーは使い続けら


あくまでも噂話29「ヒトよりもカネが大事の判断」

昔から事業のために必要なものとして、ヒト・モノ・カネと言われてきました。このうちヒトが一番先にくるのは人材が一番大事だから、とよく言われるし、それを口にする経営者も多くいます。これが本音ならよいのですが、経営者や経済学者などの書籍にゴーストライターとして関わってきた昔の話だけでなく、インタビューや取材をしている今でも「実際のところは、どうですか?」と水を向けてみると、「やっぱりカネだね」という人が


認定講習の諺もじり17「渡る世間に鬼は外」その2

発達障害に関わる講習をしているときに、理解しやすくするために、諺(ことわざ)をもじった言葉を使うことがあるのですが、そのときに言い方、伝え方、もっという受講者のリテラシーに合わせた言葉の選択をしないと講習がギクシャクしたものになりことがあります。諺もじりは会場を明るくするために始めたことなのに、逆効果になることもあるのです。 中でも注意をして使わなければならないのが、今回のテーマの「渡る世間に鬼


学習支援64 喜んで通いたくなる学習の場

学習障害の子どもたちを受け入れる塾に、初めから自分から行きたいといって入塾する子どもは多くはありません。中学生くらいまでは親が入塾を決め、仕方がないという気持ちのまま通っている子どもも多く、送り迎えを親がして、行きたくない気分の日であっても連れてこられてしまうということもあります。 その子どもが、どのような気持ちで通っているのか、塾での学習を楽しいと思っているのかということは、なかなか気持ちを打


発達栄養20 微量ミネラルの役割3

9種類の微量ミネラルのうち前回の4種類に続いて残りの3種類について紹介します。 ◎モリブデン 微量元素の必須ミネラルの一種で、肝臓と腎臓に多く存在し、体内の過酸化物質を分解する酵素の成分であり、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。造血作用、尿酸の生成、有害物質の排出などに必要な成分であり、肝臓や腎臓の酵素の活性、糖質と脂質の代謝、鉄の吸収率の向上などの働きがあります。食品では、そば、豆類、レ


あくまでも噂話28「断捨離と片付け上手の違い」

“断捨離”というと余計なものを処分する片付け上手のような印象があるのですが、もともとの意味は違っていて、2009年に発行された片付け術の書籍のタイトルに“断捨離”とあったことから一気に広まりました。 初めて書籍で断捨離が紹介されたのは1976年のことで、ヨガの解説書でした。断捨離はヨガの行法の断行(だんぎょう)、捨行(しゃぎょう)、離行(りぎょう)の三つを指していて、新たに手に入りそうな不要なも