最新情報

カルシウム代謝3 カルシウムの摂取率

日本人のカルシウムの摂取量は少なく、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」と、実際に摂取した量を示す「国民健康・栄養調査」の結果を見ると、必要量の20~30%も下回っていて、栄養素の中では最も摂取率が低くなっています。 カルシウムは食品によって吸収率が異なっています。通常の食品に含まれているカルシウムの吸収率は30%ほどです。小魚やほうれん草をカルシウム源としてすすめられることがありますが、そ


活躍社会推進15 スペクトラム状態の理解

発達障害は、境界線を確定させるのが極めて難しいところがあり、連続している中の一つの状態ということでスペクトラムという言葉が使われています。自閉症はASDとの略称で呼ばれることがあり、これは自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder)を指しています。 スペクトラムは境界が曖昧で連続していることを意味した言葉で、独立したものではなくて連続した状態という特徴があります


記念日12月11日〜20日

12月11日 「胃腸の日」日本OTC医薬品協会が胃腸薬のPRのために胃に(12)いい(11)の語呂合わせで制定。 毎月11日:「果物の日」(全国柑橘宣伝協議会、落葉果実宣伝協議会)、「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン) 12月12日 「杖の日」丸富士(東京都大田区)が高齢者や障害者の外出を促す目的で杖を持ってイッ


12月10日の記念日

「アロエヨーグルトの日」森永乳業がアロエヨーグルトを1994年12月10日に販売したことから制定。 毎月10日:「植物油の日」(日本植物油協会)、「糖化の日」(AGE測定推進協会)、「パンケーキの日」(日本ハム)、「コッペパンの日」(全日本丸十パン商工業協同組合)、「アメリカンフライドポテトの日」(米国ポテト協会)


日々修行102 ウォーキングによる歩く力の向上

「歩くだけでは筋肉はつかない」と言われることが多く、歩くだけでは筋肉強化につながらないと感じている人も少なくありません。中でも高齢者は、歩いている割には筋肉が増えない、むしろ筋肉が弱っていく(減っていく)ということもあります。 運動をした結果として筋肉が増えていくのは、筋肉が傷ついて、それを修復するためにタンパク質が集められていくからで、これによって筋繊維(筋肉を構成する細長い細胞)が太くな


「昭和100年」15 古都のイメージ戦略

「昭和100年問題」は、日本のコンピュータシステムをコントロールする基本となるデジタル時刻が昭和の元号の2桁表示をベースに構築されていることから、スムーズに2025年を迎えることができるのかという重大な解決課題を指しています。 正確に更新して3桁に移行できるのか、それとも3桁目の1が切り捨てられて00になるようなことが起こるのかは、そのときになってみないとわからないというのが、「昭和100年


発達特性2 「発達特性」を用いる意味と意義

「発達特性」は発達障害を言い換えた用語ですが、単に見た目を変えただけではありません。発達障害の特性と改善のために取り組まなければならない本質を伝えることを目的に考え出したオリジナル造語です。 発達障害は、精神面、運動面の発達に遅れている部分があるために、対人コミュニケーション能力や気を利かせる能力、問題を解決する能力などの低下が認められています。日常生活に支障があり、周囲と違った行動をするこ


12月9日の記念日

「障害者の日」国際障害者年に定められた「障害者の日」にちなんで障害者週間(12月3日〜9日)から制定。 毎月9日:「クレープの日」(モンテール)


日々修行101 筋力とウォーキングの関係

筋肉を強化する方法というと無酸素運動が有効とされています。息を止めて、酸素を吸わなくても身体を動かすことができる運動を指していて、筋肉トレーニング(筋トレ)や短距離走などが該当します。 筋肉強化の専門家の最高峰といえばボディビルがあげられます。東京にいたときに理事を務めていた日本健康スポーツ連盟の当時の理事長は、日本ボディビル・フィットネス連盟の会長でもあったことから、体格のいい、頼もしい身


支援する人を支援する12 支援の連鎖

これまで働く人というと、18〜60歳までの従来からの就労年齢があげられることが多かったのですが、2025年4月からは、その長年の常識が変わります。 高年齢者雇用安定法(高年齢者等の雇用の安定に関する法律)に基づく高齢者就業確保措置による定年退職年齢の引き上げによって、企業・団体で働く人の定年退職が65歳までの継続雇用が義務化され、併せて70歳までは就業機会を確保することが努力義務となります。