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抗酸化4 酸素のマイナスの性質

酸素には、触れた物質を酸化させる作用があります。例えば、鉄が酸化するとサビが生じて、だんだんとボロボロの状態になっていきますが、それと同じように酸素が多く発生すると人間も細胞がサビついたようになり、細胞の機能が低下していくようになります。 酸素の摂取量が一定の量のときには酸化は進みにくいものの、呼吸によって取り込まれる酸素が多くなりすぎて、濃い状態になると酸化が進みやすくなります。未熟児を保


抗酸化3 酸素の基礎知識

活性酸素を理解するためには、そのもととなる酸素について知っておく必要があります。 酸素は空気の主な成分であり、空気には酸素が約21%含まれ、そのほかの成分として窒素が約78%、そして約1%がアルゴン、二酸化炭素、ネオン、一酸化炭素、ヘリウムの割合となっています。 呼吸によって空気として吸い込まれたのちに、酸素は肺に取り込まれ、酸素は肺を構成する肺胞の中で血液中の赤血球と結びつきます。酸


抗酸化2 抗酸化のための活性酸素の理解

活性酸素の存在が多くの人に知られるようになったときには、「酸素は生きていくために必要なもので、それが活性化しているのだから健康に役立つもの」と、健康には良いものだと言われることもありました。 しかし、活性酸素についての報道が増え、テレビや新聞、雑誌などのメディアで取り上げられることが多くなると、活性酸素は健康に悪影響を与える存在であることが理解されるようになりました。 ところが、その理


抗酸化1 活性酸素と抗酸化の流れ

“活性酸素”という言葉が知られるようになったのは、1995年に開催された日本チョコレート・ココア協会の国際シンポジウムでチョコレートとココアの抗酸化作用が発表され、チョコレートの製造会社が機能性をPRしたのが、きっかけだとされています。 チョコレートとココアの抗酸化作用に続いて、赤ワインに含まれるポリフェノールの抗酸化作用の研究成果が国立栄養研究所(現国立健康・栄養研究所)の板倉弘重臨床栄養


9月8日の記念日

「休養の日」日本リカバリー協会が休(9)養(8)の語呂合わせで制定。 「ハヤシの日」丸善ジュンク堂書店が丸善の創業者の早矢仕有的が考案したハヤシライスにちなんで早矢仕の誕生日を制定。 「桑の日」お茶村(福岡県八女市)が桑(98)の語呂合わせで制定。 毎月8日:「お米の日」、「歯ブラシ交換デー」(ライオン)、「ホールケーキの日」(一柳)、「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、


日々修行9 儲からないはずの宗派での学び

子どものときに親元を離れて母親の実家の浄土真宗の寺院で暮らしているとき、「なぜ他の寺よりも貧しいのか」との疑問をずっと抱いていました。子ども心にも寺院は裕福という印象があって、同じ地域の他宗派の寺院に行くと、明らかに立派な建物、立派な生活(?)でした。 ご先祖様は大聖寺藩(加賀藩の支藩)の藩主の一族の出家と聞くのに、どうして貧しいのかという疑問に答えてくれたのは住職の祖父でした。 浄土


欺瞞錯誤10 必要なさそうな観光情報の意義

どこか一つの地域の情報が数多く出されるとき、それも集中的に出されるときには、「なぜなのか?」と疑いの気持ちを持って、メディアの情報を見たほうがよいという危機感を抱くべき情報について書いていきます。 日本で最も南まで位置している自治体は東京都で、小笠原村(沖ノ鳥島)があるからですが、これではなくて一般的なイメージの自治体のことで、最西端の自治体を扱うテレビ番組の話です。 観光シーズンを前


9月7日の記念日

「近江ちゃんぽんの日」ちゃんぽん亭総本家などを展開するドリームフーズ(滋賀県彦根市)がカレンダーで8月31日の野菜の日の真下にくる9月7日を制定。 「クリーナーの日」パール(東京都江東区)がク(9)リーナ(7)ーの語呂合わせで制定。 毎月7日:「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「Doleバナ活動の日」(ドール)


日々修行8 寺での3年間で学んだこと

母親の実家の寺院で暮らしていた3歳少し前からの3年間、住職の祖父から、よく言われていたのは「仏様の供物のお下がりで生きているので贅沢は言ってはいけない」ということでした。それは今も教訓のように身に染みついています。 そんな教訓めいたことを言われ続けたのは、親元を離れての暮らしであっても、寺で修行をするわけではなく、外孫だったので寺を継ぐ身ではないこともあったようです。母親は次女で、長女も嫁い


シン・日本人の体質2 体質とは?日本人とは!?

連載コラムのテーマは「日本人の体質」ではなく、その前に「シン」をつけています。これはシン・ゴジラをきっかけに広まったものをなぞっていて、原点回帰の“真”、新たな展開の“新”、人間の想像を超える“神”など、さまざまな捉えられ方ができるように採用されたものです。 これに、“深”、“親”、“進”の意味も持たせたのが「シン・日本人の体質」で、“神”は言い過ぎかと思い、これだけは外して「真、新、深、親