最新情報

睡眠ガイド39 睡眠と嗜好品について・アルコール

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「睡眠と嗜好品について」の「アルコール」を紹介します。 〔アルコール〕 「晩酌は控えめにし、寝酒はしない」 アルコール(エタノール)は一時的には寝つきを促進し、睡眠前半では深い睡眠を増加させます。しかし、睡眠後半の眠りの質は顕著に悪化し、飲酒量が増加する


睡眠ガイド38 睡眠に影響を及ぼすカフェイン3

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「睡眠と嗜好品について」の「カフェイン」(4回)を紹介します。 〔カフェイン〕 「こどもや高齢者、妊婦はさらにカフェインを減量しましょう」 こどもでは1日当たりに1〜3mg/kg以上のカフェイン摂取で、睡眠に悪影響を生じることが報告されています(体重30


睡眠ガイド37 睡眠に影響を及ぼすカフェイン2

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「睡眠と嗜好品について」の「カフェイン」(3回)を紹介します。 〔カフェイン〕 「夕方以降はカフェインを控えめに」 カフェインが睡眠に及ぼす影響には、摂取量とともに、摂取時刻(タイミング)も関わります。前述のカフェインの血中半減期からは、19時に100m


睡眠ガイド36 睡眠に影響を及ぼすカフェイン1

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「睡眠と嗜好品について」の「カフェイン」(2回)を紹介します。 〔カフェイン〕 カフェインの代謝には個人差があり、日本人の血中半減期(血液中のカフェイン濃度が半分になるのに要する時間)も3〜7時間とばらつきがあります。 半減期が5時間であった場合、たとえ


睡眠ガイド35 睡眠に影響を及ぼす嗜好品

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「睡眠と嗜好品について」の「睡眠に影響を及ぼす嗜好品」と「カフェイン」(前半)を紹介します。 〔睡眠に影響を及ぼす嗜好品〕 日常生活の中で習慣的に摂取する嗜好品の中には、睡眠に影響を与えるものがあります。心身のリラクゼーションは、良い睡眠をとるために重要な要素


睡眠ガイド34 よくある質問2

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「運動、食事等の生活習慣と睡眠について」の「よくある質問と回答」の続きを紹介します。 〔よくある質問と回答〕 Q 仕事・アルバイトのために夕食の時刻が遅くなってしまいますが、対策はありますか? A 遅く夕食は眠りを妨げるだけでなく、朝食欠食にもつながり、


11月12日の記念日

「皮膚の日」日本臨床皮膚科医会が皮膚科の専門医療の理解を深めることを目的に、いい(11)皮膚(12)の語呂合わせで制定。 「いいにらの日」高知県農業協同組合が、にらの出荷量が増える11月、いい(1)に(2)らの語呂合わせで制定。 「コラーゲンペプチドの日」日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が第1回コラーゲンペプチドシンポジウムが開かれた2009年11月12日にちなんで制定。 毎月1


日々修行74 ダイエット情報の量と質

関心があること、新たに得た情報は記憶に残りやすく、これは大切なことではあっても、数が多くなりすぎると苦しい状態にもなるということを前回(日々修行73)書きました。 ダイエット情報も同じようなところがあって、情報を多く取り入れるようになると、それが自分を悩ませることにもなります。 ダイエット関連の講習をして、受講者と交流していると「メディアのダイエット情報が増えている」「以前よりもよいダ


活躍社会推進11 学習障害者の活躍の場

民間シンクタンクの野村総合研究所が、自閉症スペクトラム障害と注意欠陥・多動性障害を人材として活用できていないことによる経済損失が年間2兆3000億円になるとの推計を発表したことは前々回(活躍社会推進9)紹介しました。 その内容は、『デジタル社会における発達障害人材の更なる活躍機会とその経済的インパクト』として、詳細な調査結果とともに公表されています。 産業人材の確保のためには現段階では


そこが知りたい32 摂取エネルギー量と日本人の体質

日本人は欧米人とは異なる体質を持っているだけでなく、アジア各国の人たちと比べてみても異なった体質となっています。日本に近い中国や韓国、モンゴルなどの東アジアの人たちは日本人と似た顔つきと体格をしていますが、身体の中は大きく異なっています。 最も大きな違いは伝統的な食生活によって培われた代謝の能力で、北方系の人々は肉を中心とした食生活のために動物性たんぱく質と脂肪を分解する能力が高く、アミノ酸