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体組成計の体年齢は正確なのか
健康食品の通信販売で、高齢者に測定器に乗ってもらい、そこに表示された体年齢を示して、実年齢よりもかなり若く表示されている結果を示して、何をしているのかを聞くというシーンが登場しました。それが何であるのかということよりも、若返りを測定した機器のほうが気になります。使用したのは体組成計で、これを使うと体年齢を知ることができます。体年齢は何かということですが、各社の説明を紹介します。 オムロン「体年齢
女性のほうが酒に酔いやすい理由
同じだけの飲酒量でも男性に比べて女性のほうが酔いやすくなっています。以前に1合の日本酒を飲んだら男性は2時間で分解できるのに女性は3時間かかるということを紹介しました。これは純アルコールにして20gを飲んだときの分解速度で、日本酒(15度)1合(180ml)はビール(5度)なら中ビン1本(500ml)、焼酎(25度)なら0.6合(110ml)、ワイン(13度)ならグラス1杯(180ml)、ウイスキ
酒の“アル中”とウォーキングの“アル中”
一般にアル中というと、アルコール中毒を指しています。もう一つのアル中は歩け歩け中毒の略で、歩きたくて全国を回っているウォーカーのことを指しています。ランニングハイもしくはランナーズハイは走り続けていると気分が高揚してきて、まるで薬物でハイになっているような状態になることを指しています。これは興奮物質のアドレナリンが多く分泌されているからですが、アドレナリンには脂肪細胞に蓄積されている中性脂肪を分解
水に税金を払って酒は飲みたくない
酒造りには良質な水が必要です。日本酒もビールも良質な水が得られる地域で良いものが作られています。卑近すぎる例ですが、岡山県の万富駅の裏側はキリンビール岡山工場で、近くには岡山三大河川の吉井川が流れています。この地域は有名な日本酒の酒米の雄町米の産地で、酒造りの前の米作りの段階から水が重要です。そういえばキリンビール岡山工場だけで作られている一番搾りには雄町米も使われています。酒造りには水が必要なこ
健康第一なら第二は何か
“健康第一”という言葉は、健康に関わる仕事をしていると当たり前のように使い、よく耳にもしています。何をするにも健康に勝るものはなくて、どんな利益があっても健康がなければ、どうにもならないという意味で使っています。健康なんか意識もせずに頑張り続けて、その結果、身体を壊してしまい、金を使おうにも使えなくなるという戒めのようにも使われています。“身体が資本”という言葉も同じように使われています。 健康
カルシウム不足が認知症を進めるのか
認知症の予備群である軽度認知障害の人は、認知症患者と並ぶほどの数となっています。2020年には認知症患者が700万人、軽度認知障害の人は600万人と推定されています。ここでは患者と人と使い分けているのですが、認知症になると治療薬が使われるので、これは患者です。ところが、軽度認知障害と診断されても的確な治療薬はなくて、バランスの取れた栄養、適度な運動、充分な休養という当たり前のことに注意して過ごすよ
町内のウォーキングイベントは当番制にして盛んにする
地域のウォーキングを盛んにするために、各地域で当番制にして実施するというのはよく行われることです。8つの地域があれば、それぞれの地域に歩け会を作って、それぞれの地域で毎週1回のイベントとしてミニウォーキング大会をすると2か月間に渡って各地域の歩け会のメンバーが集うことができます。各地の歩く会としては異なるコースを歩くことができて、8回に1回は自分の地域が当番として接待側にならないといけないのですが
シクロデキストリンを使っていれば天然型α‐リポ酸なのか
教育現場を扱った昔のテレビドラマで主人公の教師が「これまで教えてきたことは全部ウソです」という衝撃的なセリフがあります。学校で教えたことが全部ウソであったら大変なことになってしまいますが、教育は現状で正しいとされていることを教えているのであって、後々になって研究が進んで違ったことが判明すると、ひょっとしたら間違いを教えたことになるというのはあり得る話です。そのことを象徴したセリフです。 サプリメ
脳を休ませるためには“脳を使う”
スマホを使い続けると情報がたまりにたまって“脳のゴミ屋敷”状態になる、という話を前回紹介しましたが、これを解消するために睡眠をとっても、なかなか脳が休まないということがあります。脳を休ませるためには何もしないのがよいと言われることもあるのですが、目を閉じても、横になっても、眠っても脳の興奮が収まらないということを経験したことがある人は多いはずです。脳の興奮がピークに達すると、休ませたつもりでも興奮
ウォーキングで“デジタル・デトックス”
デジタル機器を使いすぎると脳の機能が低下することが指摘されています。これは海外ではデジタル・ディメンシア(digital dementia)と呼ばれています。ディメンシアは認知機能障害のことで、認知症の意味でも使われています。デジタル機器の中でも特に問題視されているのはスマートフォンです。スマホと一般に略されていますが、本来ならスマフォかもしれません。スマホを使いすぎることで脳の活性度が低下して記