最新情報

サプリメントの有効性がわからない理由

健康志向の高まりにつれて、サプリメントに対する関心は高まる一方で、特に健康意欲が高い層はサプリメント情報に対する強い欲求を抱いています。 消費者庁・消費者委員会の健康食品調査では、国民の58.5%(ほとんど毎日、たまに)が使用しており、利用者の48.9%が2種類以上を利用していると発表されています。シニア層は70%、病気や検査数値に異常がある人では80%、高齢者で病気の人は90%以上がサプリメン


サプリメントの摂り方は専門家から学べるのか

サプリメントの有効性については、特定保健用食品や機能性表示食品などは一定の範囲内で有効性を表示することが許可されていますが、血糖値や中性脂肪値の低下、目への効果といった表示だけで、どんな病気の人が使うものという詳しい情報はなく、自分に合ったものなのかはわかりません。サプリメントは摂るタイミングも重要で、食後に摂るべきものを空腹時に摂ったり、逆に空腹時に摂るべきものを食後に摂った場合には意味がなくな


サプリメントは何を指すのか

サプリメントは、健康食品、栄養補助食品などと呼ばれることもあります。サプリメントの元々の意味は“補助、補充、補給”であり、不足しているものを補うことを指しています。一般にイメージされるサプリメントはアメリカの「ダイエタリー・サプリメント」(Dietary Supplement)を略したもので、「日常の食生活では不足する栄養成分を補うもの」とされています。 日常の食生活で不足するものというと、いわ


コエンザイムQ10の免疫が注目されなかった理由

コエンザイムQ10が医薬品から食品として販売することが許可されるようになった2001年からコエンザイムQ10は抗酸化や抗疲労が知られ、全身の細胞のミトコンドリアでのエネルギー産生が注目されて、さまざまな研究が行われてきましたが、免疫については後回しにされてきたところがあります。というのは、免疫を高めるところまでの効果が確認されるほど多くの量が体内に取り込まれにくいということがあります。 コエンザ


なぜスポーツ選手は免疫が下がるのか

運動は健康によいというイメージがあり、スポーツ選手は健康体と思われがちです。しかし、スポーツ選手も体育教師も実は平均寿命が短いことがわかっています。運動は体内で活性酸素が多く発生して細胞を傷つけていくことから、活性酸素の消去が「運動=健康」のカギと言われました。そして、抗酸化成分の摂取がスポーツ選手には必須ということが広まっていきました。 抗酸化成分としてスポーツ選手によく使われているものにコエ


なぜサプリメントは適したものが選べないのか

サプリメント(健康食品)の製品のパッケージやチラシ、カタログなどを見ても、どんな人がどれくらいの量を摂ればよいのか、いつ摂ればよいのかの表示は、どこにもありません。特定保健用食品と機能性表示食品、栄養機能食品は、有効性の一部を表示することはできますが、たとえ特定保健用食品であっても摂取量と摂取タイミングは表示できません。 それを表示できるのは医薬品だけで、サプリメントが表示すると医薬品医療機器法


上位の検定合格者が下位の検定を紹介する仕組み

日本メディカルダイエット支援機構が運営する「サプリメントプロ検定」は、1級、2級、3級があり、上位の検定合格者は下位の検定を紹介すると、普及の手助けをしてもらったということで支援として広報費の一部を提供する方式を採用しています。資格認定制度では、上位資格者が下位の資格認定講習の講師をすることで収益が得られる方式は“新・家元制度”と呼ばれ、多くの資格認定団体が採用しています。 私たちは検定でサプリ


メディカルダイエットでサプリメント教育をする理由

日本メディカルダイエット支援機構は、メディカルダイエットと名乗ることができる唯一の特定非営利活動法人(NPO法人)として、これまでメディカルダイエットのアドバイザー教育を行ってきました。そのほかに、公益財団法人日本健康スポーツ連盟が認定する「健康スポーツサプリメント指導者」の教育も担当して、単なるダイエットのためのサプリメントではなく、メディカルダイエット理論に基づくサプリメントの研究成果を発表し


サプリメントプロ検定の講座を開催

日本メディカルダイエット支援機構は、これまでサプリメントエキスパート検定を実施してきましたが、一般向けにサプリメントを正しく選び、的確に使うための知識が身につけられる「サプリメントプロ検定」の通信講習(1級、2級。3級)を4月から実施します。 当機構のサポートに基づき1級合格者が2級検定を紹介すること、2級合格者が3級検定を紹介することにより、紹介メリット(2級:検定料8,000円のうち2,50


左右のバランスを取ってからフィットネス

フランチャイズの展示会で、何社かの“30分フィットネス”のブースを見てきました。無酸素運動と有酸素運動を繰り返す、いわゆるサーキットトレーニングで、無酸素運動を30秒間、有酸素運動を30秒間、交互に30分間行う運動です。中には30秒以上にしているところもありました。 30秒間というのは無酸素運動の筋肉運動によって乳酸が発生する時間で、30秒間で有酸素運動に切り換えることで、体内に乳酸が蓄積されな