最新情報

6月20日の記念日

「健康住宅の日」日本健康住宅協会がカビをはじめとして健康被害が懸念される梅雨の時期から制定。 「ペパーミントデー」北海道北見市まちづくり研究会が6月の北海道の爽やかさがペパーミント(ハッカ)をイメージさせることから、ハッカ(20日)の語呂合わせで制定。 毎月20日:「ワインの日」(日本ソムリエ協会)、「信州ワインブレッドの日」(信州ワインブレッド研究会)、「シチューライスの日」(ハウス


素食のすすめ2 素食が意味すること

日本では「素食」と書いたら「粗食の間違いでないか」と言われかねないところですが、中国や台湾、中華系文化の国に行くとメニューで目にする普通の用語です。肉や魚を使っていない料理のことで、ベジタブルフーズを指しています。 五穀、木の実、野菜だけを食べるベジタリアン向けの菜食料理といったほうがわかりやすいかもしれません。 少しだけ詳しくいうと素食は仏教で禁じられている三厭と五葷の摂取をしないこ


そこが知りたい15 平均寿命と健康寿命その1

日本人は世界一の長生きというのは平均寿命を指していて、これは実際に何歳まで生きられたかということ、つまり死亡年齢の統計ではありません。平均寿命は、その年に誕生した0歳児が何歳まで生きられるかという推定値(希望値)であるということは前回(そこが知りたい14)紹介しました。 平均寿命は、その年に生まれた子どもが現在の社会環境、経済環境の中で何歳まで生きることができるかを示したもので、0歳児の平均


偽る脳力65 エネルギー物質はエネルギーではない

身体を動かすエネルギーは、全身の細胞の中にあるミトコンドリアで作り出されています。ミトコンドリアはエネルギー産生の小器官で、一つずつは小さな存在ですが、数が多くて、部位によって200〜2000個ものミトコンドリアが存在しています。 小さな存在ではあるものの、全身の細胞のミトコンドリアの重量を合わせると、全体重の10%にもなります。それくらい重要な器官であり、エネルギーが多く作り出されないと正


偽る脳力64 日本人は脂肪摂取で糖尿病になる

糖尿病は尿の中に糖が多く含まれることでも、血液中のブドウ糖の量が増えすぎることでもなく、ブドウ糖を全身の細胞に取り込んでエネルギー化する能力が低下することを指しています。ブドウ糖を細胞に取り込むために必要なホルモンがインスリンで、膵臓から分泌されています。 血液中のブドウ糖が多くなりすぎた高血糖状態が長く続くことによって、膵臓はインスリンを出し続けることになり、疲弊するとインスリンの分泌量が


偽る脳力63 脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖

全身に60兆個以上あるとされる細胞のエネルギー源は糖質(ブドウ糖)、脂質(脂肪酸)、たんぱく質(アミノ酸)で、それ以外のものはエネルギー源として使われることはありません。細胞の重量は1kgあたり1兆個とされているので、60兆個というのは体重が60kgの人の場合で、それよりも少ない人もいれば多い人もいます。 3種類のエネルギー源は“全身の細胞”と言われることが多いのですが、脳細胞だけはブドウ糖


偽る脳力62 糖質制限の偽り

「糖質制限」は制限という用語が使われているので、絶対に糖質を摂ってはいけないという意味ではないはずなのに、すべての糖質を避けるような指導をする専門家がいます。制限は、ここまでは許せるという限界点を決めて、その範囲内に収めることを指しています。糖質制限も同じ意味で使われて指導されていれば問題が起こるようなことはありません。 その本来の意味とは異なる指導をするのは医師が多く、栄養学を学んでいれば


偽る脳力61 ダイエットはやせることという偽り

私が代表を務める日本メディカルダイエット支援機構は、2008年に内閣府から認証を受けた特定非営利活動法人(NPO法人)です。認証のための申請をしたときに、名称について質問がありました。当時は今のように名称の審査は簡単ではなく、活動の内容と名称の一致についても認証の条件の一つとされていました。 メディカルダイエットのメディカルの部分への質問があり、医師が役員にいないのにメディカルを名乗ってよい


6月19日の記念日

「魚がし日本一・立喰い寿司の日」にっぱん(東京都千代田区)が立喰い寿司の魚がし日本一の1号店が開店した1989年6月19日にちなんで制定。 毎月19日:「いいきゅうりの日」(いいきゅうりの日プロジェクト)、「松阪牛の日」(やまとダイニング)、「熟カレーの日」(江崎グリコ)、「シュークリームの日」(モンテール)、「クレープの日」(モンテール)、「食育の日」(食育推進会議)、「イクラの日」(カッ


運動ガイド4 推奨事項の概要

厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中から前文の「推奨事項の概要」を紹介します。 〔推奨事項の概要〕 「健康日本1(第三次)」においては、ライフステージ(乳幼児期、青壮年期、高齢期等の人の生涯における各段階をいう)やライフコースアプローチ(胎児期から高齢期に至るまでの人の生涯を経時的に捉えた健康づくりをいう)を踏まえた健康づくりに重点が置かれて