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食事摂取基準18 食事調査

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、食事調査を説明しています。 食事摂取状況に関する調査方法には、陰膳方、食事記録法、24時間食事思い出し法、食物摂取頻度法、食事歴法、生体指標の活用などがあります。 それぞれの特徴によって長所と短所があることに留意して、食事調査を行う場合は、その目的や状況に合わせて適宜選択する必要があります。 食事摂取基準は、習慣的な摂取量の基準を示したも


3月11日の記念日

「いのちの日」災害時医療を考える会が東日本大震災の発生した日に災害時の体制を考える機会にすることを願って制定。 「おくる防災の日(防災用品を贈る日・送る日)」エールマーケットが東日本大震災の記憶を忘れずに防災用品の備蓄を目指して制定。 毎月11日:「果物の日」(全国柑橘宣伝協議会、落葉果実宣伝協議会)、「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)、「ロール


日々修行193 三大まんじゅうとの出会い

子どもの頃に寺院で、和菓子が食べ放題であったことを前回(日々修行192)書きましたが、その話をすると「甘いものばかり食べていて、よく糖尿病にならなかったね」と言われることがあります。 私の場合は小学校にあがる寸前まで親元を離れて母親の実家の寺院(新潟県出雲崎町)にいただけです。その後は親と一緒でしたが、小学3年生までは山奥の豪雪地の村にいたので、菓子が買えるのは1軒の駄菓子屋だけでした。


京都の言い回し14 老舗の定義

老舗というと一般には創業・設立から50年から100年を超えた企業や店舗を指しています。ところが、京都人の感覚では100年では、まだまだ老舗とは呼べない、「50年を超えたくらいで老舗と言うなんて」ということが言われます。 これは京都を特集するテレビ番組や雑誌記事では定番のネタで、200年を超えた店舗の名前が次々とあげられていきます。 京都は古い寺院も数多くあり(広隆寺は600年超え)、伝


発達栄養学32 発育途中の味覚に関する特徴

子どもの成長は外見から確認することができますが、内臓を中心とする消化器官は発達が遅く、塩分、糖分、脂肪の摂りすぎは内臓にダメージを与えることになります。 また、未発達のうちは刺激物である辛いもの、しょうが、にんにく、ネギなどを食べると内臓に強い負担がかかるようになります。薄味を心がけることは内臓の負担を減らして、正常な消化、吸収、代謝の機能を保つための配慮となります。 発育途中の幼児は


記念日3月11日〜20日

3月11日 「いのちの日」災害時医療を考える会が東日本大震災の発生した日に災害時の体制を考える機会にすることを願って制定。 「おくる防災の日(防災用品を贈る日・送る日)」エールマーケットが東日本大震災の記憶を忘れずに防災用品の備蓄を目指して制定。 毎月11日:「果物の日」(全国柑橘宣伝協議会、落葉果実宣伝協議会)、「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)、「


3月10日の記念日

「砂糖の日」「お砂糖“真”時代」推進協議会(精糖工業会、日本精糖協会、日本ビート糖業協会、日本甘蔗糖工業会、日本分蜜糖工業会、日本砂糖輸出入協議会、全国砂糖代理店会、全国砂糖特約店協同組合連合会)が、さ(3)とう(10)の語呂合わせで制定。 「ミートソースの日」カゴメがミー(3)ト(10)の語呂合わせで制定。 「たけのこの里の日」明治が3月はたけのこの旬で、里(さと)を3と10と読むこ


日々修行192 菓子との付き合いの始まり

寺院と菓子はつきもののようなもので、神社仏閣が観光地の目玉になっている地域では、老舗の菓子補は門前にあるというのは当地の常識のようなものです。今でこそ、駅前や商店街、観光バスが停まるところに店が移っていることはあっても、発祥の地は門前ということは、よく聞くところです。 全都道府県を仕事なり観光なりで訪れていますが、“神社仏閣マニア”であるので、それは全国の神社仏閣を訪ねていて、同時に老舗の菓


業苦楽10 社員を切れない苦からの解放

業苦楽(ごくらく)は自業苦(じごく)を経験した先にあるという浄土真宗の宗祖の親鸞聖人の教えについて、これまで出会ってきた人を実例としてあげて、よりよくなってほしいという思いもあって、「業苦楽」のテーマで書き始めました。 できれば業苦楽の世界に達して、その経験を多くの人にシェアしてもらいたいと願うのですが、いまだに途中で終わっていて、自業苦のまま過ごしている人も少なくありません。 自分の


カルシウム代謝16 骨粗鬆症になりやすい人は?

骨粗鬆症は、カルシウム不足だけでなく、ほかの要因でも起こりやすくなっています。 ①偏食や欠食がある カルシウムの多い牛乳や豆腐、納豆、緑黄色野菜などをあまり食べていない人や、朝食を抜いている人はカルシウムが不足しがちです。また、骨を丈夫にするには、たんぱく質やビタミン、ミネラルも必要です。 ②無理なダイエットをしたことがある 食事量が少ないとカルシウムなどの骨の強化に必要な栄養素が