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体質との調和13 かつての日本人は短命だった

日本人は今でこそ世界トップクラスの長寿を誇っていますが、かつては長生きしたことがない短命な国民でした。日本の平均寿命が男女ともに50歳を超えたのは第二次世界大戦の終戦から2年後の1947年(昭和22年)のことです。それまでは平均寿命は40歳代であったわけです。 その当時、アメリカの平均寿命は60歳、北欧では70歳に達していました。現在でいう先進国の中では日本人の平均寿命は最下位に位置しており


Supplement Design8 表示されていない成分が入っている?

健康食品は食品の範疇に入るので、一般の加工食品と同様に製品に含まれている成分が表示されます。その成分を確認して、何が使われているのか、どのような効果が期待できるのかを知ることができるわけです。 表示されている成分が、ちゃんと入っていること、表示されているだけの分量が使われていることは健康食品に求められる基本中の基本で、その信用があるから購入されるわけです。機能性表示食品は消費者庁に届出をする


健康情報63 メタボリックシンドローム診断基準の修正案

特定健診で心血管疾患の高リスク者スクリーニングの目的で広く診断されているMetSは、腹部肥満、高血糖、血中脂質異常、高血圧を複数重ね持ち、虚血性心疾患、脳卒中などの動脈硬化疾患リスクが高まっている危険な状態です。 MetS診断基準は複数存在し、世界的に用いられるIDF(国際糖尿病連盟)基準、米国(NCEP-ATPIII)基準の他、日本では独自の診断基準で診断されています。 これらの基準


3月23日の記念日

「世界気象デー」世界気象機関が世界気象機関条約が1950年3月23日に発効したことにちなんで制定。 「ホットサンドを楽しむ日」国分グループ本社はサンドイッチの日の3月13日からサンドイッチを焼く音のジュウ(10)を足して制定。 「スジャータの日」スジャータめいらくグループが1976年3月23日に褐色の恋人スジャータを初めて販売したことから制定。 毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ


Supplement Design7 「素材と量が同じなら同じ効果」への疑問

サプリメントの素材は、同じ名称であれば同じものであるとの認識があって、素材に含まれる成分の有効性が示されると、それを摂ることによって同じ結果が得られると信じてしまうところがあります。 以前から、同じ素材であっても最も優れた品種、栽培地、栽培時期、収穫時期、使用部位、部位の加工法、抽出法、凝縮法などによって結果が違ってくることを伝えてきましたが、そのことを考慮に入れずに制度が設けられたサプリメ


健康情報62 仕事もプライベートも仕事満足度向上には重要

職場のウェルビーイングとして、仕事満足度に注目が集まっています。日本人の仕事に対する満足度は世界的に低く、2015年の世界的調査においても調査された37か国中35位と先進国・発展途上国を問わず悪い状況です。 これまで、仕事満足度について横断的に調査した研究や国際比較を行った研究はあるものの、仕事のストレスやワーク・ライフ・バランス、個人の健康といった多因子がどのように仕事満足度に長期的に影響


3月22日の記念日

「地球と水を考える日」国際デーの「世界水の日」は3月22日で、日本では8月1日が「水の日」であることから水にちなんで制定。 毎月22日:「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)、「夫婦の日」(毎日新聞、味の素など)、「ラブラブサンドの日」(日糧製パン)


メディカル×ダイエット15 計測数値の信用性

数値で示されると、それを信じてしまうのは誰にもありがちなことで、その示された内容が科学的な根拠(エビデンス)があることだと、疑うことなく取り入れてしまうことがあります。しかし、それが健康に関わることであると、簡単に信じるわけにはいきません。 ダイエットでいうと、BMIは日本人の場合には22が最も健康度が高いので、これを目指すことが健康の維持・増進の基本と言われています。BMIは体重(kg)を


メディカル×ダイエット14 日本人に特に効果があるダイエット成分

ダイエットに効果があるサプリメント成分は以前から複数の種類が登場していましたが、決定的な成分が登場したと多くの関係者の期待が高まったのは2001年のことでした。それまでは医薬品の成分であったコエンザイムQ10が食品の成分としても使用することが厚生労働省によって許可されました。 2002年にはL‐カルニチンが同じく食品の成分となり、2004年にはα‐リポ酸が食品の成分となって、複数のダイエット


健康情報61 親しい友人が少ない労働者に問題飲酒が多い

コロナ禍におけるストレスや在宅勤務の増加により、コロナ禍前と比べて飲酒量が増加していることが問題となっていますが、労働者においては労働生産性の低下を招く要因ともなり得ることから、その対策が世界的に重要視されています。 WHO(世界保健機関)は、問題飲酒が世界中の人々の健康に対する主要な危険因子の一つであり、持続可能な開発目標(SDGs)の多くの健康関連の目標に直接影響を及ぼすことを報告してい