最新情報

代謝と糖尿病21 活性酸素と血糖値の関連性

血液中には、活動のためのエネルギー源になるブドウ糖が流れています。ブドウ糖は、食事で摂った糖質が分解されたもので、活動をしたときに細胞に取り込まれて、効率よくエネルギーとして使われています。血液中のブドウ糖は血糖と呼ばれます。糖尿病で耳にすることがある血糖値というのは、血液中のブドウ糖の割合を示しています。血糖値が高ければブドウ糖の量が多く、低ければブドウ糖の量が少ないことになります。 血液


健康食品 敵か味方か3 法律コンサルタントを再開する理由

東京から岡山に6年前に移住するときに、規制側の役所の仕事から離れることで、やっと言いたいことが言える、本当に困っている健康食品の販売事業者の手伝いができるようになると意気込んでいました。 岡山には親戚縁者もなく、たまたま全国の中で訪れたのが15回と最も多かったくらいでしたが、岡山移住は私が代表のNPO法人の当時の理事の誘いがあり、これまでやりたくてもやれなかった健康づくりを重視した介護支援の


健康食品の法規制3 消費者を混乱させる法規制

健康食品に関する法的な規制は、健康食品を販売する事業者にとっても健康食品を使用する人にとっても理解しにくく、さまざまな問題を起こす要因となっています。 よく知られているのは、健康食品は医薬品的な有効性を表示したり、述べたりして販売することができないということです。この法規制は販売事業者だけでなく、健康食品を使用する消費者も混乱させています。 というのは、商品パッケージやチラシ、広告など


DNA Answer29 DNA資格認定の対象者

DNA資格認定講習の受講対象者と想定しているのは、発達障害児の保護者ではありません。最終的に情報を支えたい先としては、間違いなく発達障害児の保護者なのですが、保護者にストレートに伝えるのは困難だと考えています。 発達障害児は複数の意味で栄養が重要となります。脳の機能に凹凸があると、まずは凹の部分を埋めるところから始めることになります。最終的には埋めて□になったところで、次には凸の優れた部分を


エネルギー代謝59 エネルギーは体熱を高めることで多く作られる

全身の細胞を働かせるためには、エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)があって、細胞のエネルギー産生器官のミトコンドリアに取り込まれれば、エネルギーが発生するわけではありません。ミトコンドリアでエネルギーを作り出すためには、生化学反応を効果的に起こすための酵素が必要になります。 体内の酵素が働くためには一定の温度が必要で、その温度を保つことが全身の細胞を正常に働かせて、身体機能を整えることがで


ツイン・ウォーク37 ノルディックウォーキングの基本

ノルディックウォーキングは、2本のウォーキングポールを用いて歩行するものを一般に指していますが、ポールの使い方によってポールの先端のゴムパッドとグリップの形状が異なった2つのタイプに分かれています。 1つは発祥地フィンランドのノルディックウォーキングの流れを忠実に継いでいるもので、ポールを(進行方向)後方の地面に突いて押し出し、推進力を生み出して運動効果を増大させるウォーキングで、ゴムパッド


発達支援推進34 基本を知って正しい情報を選択

ネット時代を反映して、情報は溢れかえるほどあり、情報収集をするのも簡単になりました。情報は簡単に手に入っても、その中から正しい情報、自分に合った情報を探すのは、増える一方の情報の渦の中にあっては、かえって困難なことになりました。 何が本当の情報なのか、役が役立つ情報なのかがわかりにくくなり、検索サイトの中に、自分が知りたい情報の選び方を教えてくれる別の検索サイトが必要という声は、以前に増して


健康食品 敵か味方か2 法律コンサルタントのきっかけ

6年前に東京から岡山に移住してからは、健康食品に関する法律講習は、講習テキストも関連資料も箱に収めた状態を続けていました。東京にいたときも、最後の数年は消費者庁の健康食品の規制に関わる部門のサポートをしていたために、法律講習をすると規制する側の情報を漏らすことにもなるということで自主規制をしてきました。 また、その部門の仕事をすることは、違反事例を見つけたときには報告する義務があったので、健


健康食品の法規制2 健康食品業界の特性

厚生労働省から「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的な考え方」という通知が出されたときに、その審議の席に参加していました。今から20年前(2002年)のことです。そのときに入手しておくように求められたのが健康食品販売会社のリストでした。 これは健康食品の業界紙が年鑑として発行していたもので、当時は約5000社の販売事業者が掲載されていました。これを借り受けるときに編


発達栄養91 食物アレルギーによる極端な偏食

食物アレルギーがあると、それを少しずつ摂取することで克服させようとする指導がされることがあります。定型発達(発達障害でない)の子どもであれば、アレルギーが出ても大きな影響がない量を摂取することで抵抗力をつけていく方法が有効になることもあります。そして、アレルギーを起こす物質が含まれている食品でも、徐々に摂取していくことで、食品の栄養成分によって抵抗力をつけることも可能となっています。 ところ