最新情報
Age free岡山31 スポーツ推進の流れ
岡山県は「スポーツ立県おかやま」をスローガンに掲げて、スポーツによる健康づくりを基本とした、すべての県民がスポーツを通じて明るく笑顔で暮らすことができる社会「生き活き岡山」の実現に向けて活動を進めています。 それに向けて、2004年に岡山県スポーツ振興基本計画を定めて、2012年に岡山県スポーツ振興条例を制定して、スポーツ立県おかやま宣言を行いました。その具体的な進め方を示した岡山県スポーツ
発達障害支援22 三つ子の魂百まで
「三つ子の魂百まで」は、幼いころの性格や性質は年を取っても変わらない、という意味の諺(ことわざ)ですが、単に数ある諺の一つではなくて、発達障害の改善支援に取り組むときの大きなテーマとして話をする機会が増えてきました。 “物心がつく年齢”というと3歳後半を指すことが多く、この時期は3歳児健診の機会と一致しています。3歳児健診では、身体的な発育状態とともに心理的な発育状態の健康診査も行われます。
エネルギー代謝84 無理なく無駄なく代謝アップ
日本メディカルダイエット支援機構は、エネルギー代謝科学の研究に基づいた健康づくり活動を実践しています。健康づくりの手法は食事、運動、休養の三大要素が細分化されて、さまざまなパーツがあるのですが、その中から選択しているのはエネルギー代謝に関わることです。 エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を多く摂って、運動と生活の中での活動を増やすことによって体内で発生するエネルギー量を増やしていくことが
噛む噛むeverybody19 学齢期のう蝕予防
厚生労働省の「健康日本21」では、歯・口腔の健康について目標を定めて健康づくりを推進しています。その現状と目標から歯の喪失の防止について学齢期のう蝕(むし歯)防止を紹介します。 ◎学齢期のう蝕予防 永久歯は5歳前後から生え始めますが、第2大臼歯がほぼ生えそろう12歳時点で、すでに1人平均う歯数は2.9歯となっています。 このように永久歯が生えてから比較的短時間に急速にう蝕が増加してい
健康食品 敵か味方か52 「ききました」は聞いたのか効いたのか
病名や体調の不良が示されて、その後に「ききました」という言葉が流されたら、これを悪い状態がよくなったと判断する人は少なくありません。テレビで流されるようになったCF(コマーシャルフィルム)には、「腰痛の人にききました」「膝痛の人にききました」という言葉とともに、画面にも文字で「ききました」と出ています。 これは腰痛や膝痛がある人に、商品を使ってもらったり、使いたいかという感想を“聞いている”
身体年齢40 筋肉強化のためのミネラル
筋肉を増やすためには、筋肉細胞の中で作り出されたエネルギーを使って、タンパク質を合成することが必要です。細胞にはエネルギーを使って、細胞内で必要になる物質を作り出す機能があり、その働きは酵素によって起こっています。酵素は細胞内の生化学反応を高める触媒のようなものです。 この酵素による生化学反応にはミネラルが必要になります。ミネラルは酵素の重要な構成成分となっています。それは補酵素としての役割
発達栄養116 妊娠前から始める子どものための栄養摂取
子どもの栄養摂取の指導は、生まれてからではなく、妊娠中でもなく、妊娠前から始める必要があると考えられています。女性の栄養摂取の状態を見ていくと、一般には家庭で食事をしている年代は栄養バランスが比較的とれています。 高校を卒業して親元を離れたときからバランスが崩れやすくなり、結婚をして家族と食事をするようになると再びバランスがとれるようになります。これは厚生労働省による国民健康・栄養調査の結果
健康デザイン14 健康スポーツ推進による健康デザイン
スポーツをして身体を動かすことで健康になるのだから、わざわざ“健康スポーツ”という言葉を使う必要はないということを言われることがあります。その“健康スポーツ”を法人名としているのは公益財団法人日本健康スポーツ連盟で、私(小林正人)は東京にいたときに同連盟の理事を務めていました。 日本語では(公式の登録名称は)“健康スポーツ”ですが、英語表記は「health & sports」です。健康スポー
“ツー”といえば“スリー”
「つうと言えば」と聞かれたら「かあ」と答える人が多いかと思いますが、これは「つうと言えば、かあと答える」が普通に使われていて、親しい関係は“つうかあの仲”と呼ばれているからです。 “つうかあの仲”は人間関係の意思疎通がうまくいっている状態を表すときに使われています。「つう」は「つ」、「かあ」は「か」が元の形で、ともに一文の終わりに使われる終助詞です。 言葉としては知っていても、その意味
サプリ概論268 臨床栄養とサプリメント
サプリメント(supplement)は通常の食生活では不足する栄養素を補うために使われるもので、食生活が完璧でないとしてもサプリメントを摂れば完璧に近づけることも可能です。食事をする人にとってはサプリメントはありがたい存在ではあるのですが、栄養指導をする栄養士、管理栄養士にとっては、あまりすすめたくないものにもなります。 食事内容を完全に把握して、完璧な栄養摂取ができるように指導する臨床栄養