最新情報

サプリ概論78 ビタミンの摂取量7

ビタミンKは脂溶性ビタミンですが、体内の脂肪に溶けて保持される性質があるものの、多量に摂取しても健康被害が起こらないことから、許容上限量は設定されていません。1日に摂取すべき量については「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されています。 ビタミンKの男性の目安量は年齢によって異なります。 〔男性:ビタミンK目安量〕 1〜2歳:50μg、3〜5歳:60μg、6〜7歳:80μg、8〜9


健康ウォーキング15 目的別のウォーキング法

ウォーキングの教室やイベントに参加する人の多くは、健康面での問題(高血圧、糖尿病、高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症など)を改善するために歩くことを求めています。しかし、現状では健康問題を抱える人が安全に歩くための指導で終わり、改善するためのウォーキングには至っていません。 しかし、ウォーキングは歩き方を変えることによって、それぞれの状態に適した効果を得ること


学習障害180 食べ物の好き嫌いからみる学習の考え方

学習障害では、単純な計算問題は解くことができても、文章題で出されると何を問われているのかが理解できず、計算をするところまで進まないということがあります。理解できないのでは解答ができないからと、読む能力、読んで理解する能力を身につけることが優先されるのがほとんどです。しかし、それだけの対応ではなく、文章題に積極的に取り組もうとするモチベーションを高めることも同時にすることが大切です。 同じだけの難


ポストコロナ「寝た子を怒らす」2

寝た子の状態であると思っていた高齢者が、いきなりキレてしまうような例として「18歳と81歳の違い」があげられます。81歳に向かっている高齢者にとっては、そこに書かれていることが真実で、それを面と向かって言われたら精神的ショックが強すぎて、怒るだけで済まずに、泣き出すことにもなりかねません。そのことが、コロナ後に、どうつながるかということについては、20本の紹介が終わってから、つまり「寝た子を怒らす


記念日10月5日〜11日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 10月5日 ヨコオデイリーフーズが田楽みそおでんにみそだれをつけて販売した1994年10月5日にちなんで「みそおでんの日」と制定。ケベック・メープルシロップ生産者協会がカナダ産のメープルシロップの普及のためにメープルの葉が赤く色づく10月と葉が人の手で数字の5を示す形に似ていることから「カナダ・メープルの日」と制定。 10月6日 日本チェーンドラッグ


自分の健康のために普及を始めた健康ウォーキング

健康の維持・増進のためには、適度な運動、バランスの取れた食事、充分な休養の3つが掲げられています。健康のために頑張りすぎる人がいて、若いうちはよくても年齢を重ねてくると心身の負荷が強すぎると、健康の維持どころか低下にもつながりかねません。それもあって、以前から健康を目的としたウォーキングなら長い距離を歩きすぎるのも、それを短期間に繰り返すこともよくないと主張してきました。 ウォーキングの機会を求


健康ウォーキング14 歩行数増加による疾病予防

健康のためには“1日に1万歩”を歩くのがよいと一般に言われています。1日に1万歩というのは、日本人が平均7000歩を歩いていた時代に、運動量に比べて食事の量が多く、エネルギー量にして1日に300kcal分が過剰になっていたときに言われたことです。歩行数と消費エネルギー量については体重や筋肉量、年齢による基礎代謝の違いなどによって異なってきますが、一般には1000歩を歩けば100kcalが消費される


発達栄養学180 家庭、技術・家庭教科での食に関する指導・小学校1

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは家庭、技術・家庭の小学校の食に関連する内容を紹介します。 ア 目標 生活の営みに係る見方・考え方を働かせ、衣食住などに関する実践的・体験的な活動を通して、生活をよりよくしようと工夫する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。 (1)家族や家庭、衣食住、消費や環境などについて、日常生活に必要


ポストコロナ「寝た子を怒らす」1

「寝た子を起こす」という諺(ことわざ)があります。せっかく収まった物事に余計なことをして、再び問題を起こすことを指していますが、寝た子を起こしたら、どんなことが起こるかというと機嫌を悪くして、泣き叫ばれてしまいかねません。泣き叫ばれても、そのうち泣き止むだろう、泣き疲れて眠ってしまうだというというのは、よく言われることです。そのような期待通りになってくれる子どもがいる一方で、火が点いてしまったら、


サプリ概論77 ビタミンの摂取量6

ビタミンEは脂溶性ビタミンですが、体内の脂肪に溶けて保持される性質があるため、過剰症が起こる可能性があります。1日に摂取すべき量については「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されています。 ビタミンEの女性の目安量は年齢によって異なります。 〔女性:ビタミンE目安量〕 1〜2歳:3.0mg、3〜5歳:4.0mg、6〜7歳:5.0mg、8〜9歳:5.0mg、10〜11歳:5.5mg、