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校友会は地方で力を発揮するのか

大学の校友会は、大学が東京にあり、住まいも東京だったときには、それほど重要と感じなかったというよりも、存在すら忘れていた時期もありました。ある有名私立大学の校友会が定期的に全卒業生を対象にして校友会の大々的な集まりを開催して、人脈づくりに力を注いでいたのを見聞きしてきたので、それとの差も感じていました。なにしろ、その大学の卒業生といえば政財界、医療業界、教育界などで活躍している人が多く、卒業後の人


健康ウォーキング20 中性脂肪対策のウォーキング

血液中の中性脂肪は、ブドウ糖と並ぶ重要なエネルギー源です。体内では普段から、その二つのエネルギー源を使って活動のためのエネルギーを作り出しています。個人差はあるものの、平常時にはブドウ糖60%:脂肪酸40%くらいの割合で使っています。脂肪酸は中性脂肪の構成要素で、グリセライド1個に脂肪酸3個が結びついたのが中性脂肪です。 運動をしたときには、すぐに大量のエネルギーが必要になるので、代謝(燃焼)し


発達栄養学183 家庭、技術・家庭教科での食に関する指導・小学校4

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは家庭、技術・家庭の小学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。 (イ)当該教科で指導することが考えられる題材例 B(1)「食事の役割」、(2)「調理の基礎」、(3)「栄養を考えた食事」の項目を相互に関連させて取り扱うとともに、「A家族・家庭生活」、「C消費生活・環境」の内容と関連を図るよう


ポストコロナ「端より談合」4

談合をして、私どもの活動をストップさせ、横取りするようなことをした人は、自分たちが手がければもっとうまくいく、もっと稼げると思って実行したことなのでしょうが、新型コロナウイルス感染症の拡大で、うまくいかなくなったどころか、大失敗になってしまいました。それを見て、失敗をあざ笑うのではなくて、それこそ他山の石、反面教師、人の振り見て我が振り直せ、人を以って鑑と為すという意識で対応すべきだと考えます。


サプリ概論80 ビタミンの摂取量9

ビタミンB₂は水溶性ビタミンで、多くの量を摂っても体内では長くは保持されず、その多くはエネルギー代謝で使われることから毎日摂る必要があります。ビタミンB₂の保持時間は24時間ほどであるので、1日に1回の摂取でも充分な量であれば不足することはありません。1日に摂取すべき量については「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されています。 ビタミンB₂の男性の推奨量は年齢によって異なります。


健康ウォーキング19 血糖対策のウォーキング2

歩くスピードは、普通の速度(時速4~5km)でも10分間も歩けば、ブドウ糖の代謝(燃焼)の効果があります。しかし、もっと効果を高めるためには速歩がすすめられます。速歩は一般には普段の歩き方よりも20%ほど速く歩くスタスタ歩きのことを指します。時速にして7km以上になりますが、少し息が弾むような速歩であってもジョギングに比べて30%ほど消費エネルギーが少ないだけです。つまり、速歩で10分間も歩いたほ


学習障害182 教科書を使って苦手をクリア

学校での教科に馴染めないのは、教室の雰囲気や教師の教え方なども原因となっていますが、もう一つ原因となっていることに教科書があげられます。教科書は全員が一緒に学び、充分に理解できるように作られています。ある特定の子どもに適したものではなくて、平均的な内容がクリアされていて、その理解の上に次のステップに進むことができるように構成されています。 それだけに、どこかでつまずいてしまうと、そこから先に進む


ポストコロナ「端より談合」3

企画提案のプロポーザルを実施するときには、私どものような役割をする団体が必要で、東京の活動を主としていたときには、霞が関の関係先から一般の公表の前にプロポーザルの内容を聞かされて、準備をすることを示されていました。これは私どもに仕事を取らせようという談合システムではなくて、完全な“当て馬”でした。 当て馬というのは業界によって意味するところが違っていて、契約先が決まっているのに競争をして獲得した


健康ウォーキングを資格認定から始める理由

日本ウオーキング協会を例として組織体制について前回、考えてきましたが、健康ウォーキングを実践する団体は、これまでと違った考え方で組織化することとしました。 日本健康ウォーキング連盟の活動体制は、見た目は日本健康ウォーキング連盟を頂点として都道府県の健康ウォーキング連盟、その下に市区町村団体(例:健康ウォーキングおかやま)がある形としていますが、運営的には市区町村団体が都道府県健康ウォーキング連盟


健康ウォーキング18 血糖対策のウォーキング1

運動を始めると、細胞の中ではエネルギー不足の状態が起こります。これを解消するために、できるだけ多くのエネルギーを作り出そうとして細胞のミトコンドリアの中でATP(アデノシン三リン酸)がリンを二つ代謝させてAMP(アデノシン一リン酸)に変化してエネルギーが作り出されます。細胞内にAMPが多くなると、エネルギーの枯渇状態を感知してAMP(アデノシン一リン酸)キナーゼという酵素が活性化します。このAMP